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母乳育児でもカレーが食べたい!夜泣きや湿疹、下痢につながるって本当?

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母乳を与えているママにとって、口にする食べ物や飲み物の良し悪しは気になりますよね。

アルコールやカフェインなどは、妊娠中や授乳中には控えた方がいいというイメージが強いかと思います。

しかし妊娠中に食べない(飲まない)方がいいと言われるものの中には、「え!?これもダメなの?」と思うものもあるのではないでしょうか。

私にとってカレーがその中の一つでした。授乳中、大好きなカレーを食べていたら、友人に

"カレーは母乳に良くないから私は食べていないよ"

と言われたのが衝撃だったことを覚えています。

そこで、カレーが母乳に及ぼす影響について徹底的に調べました。

 

母乳にカレーは良くないって本当? 

母乳育児をしている方の中には

  • カレーが良くないと初めて聞かされ驚いている人
  • 知ってはいたけど我慢できず食べてしまった人

など、いろいろな方がいると思います。

毎日頑張るママだからこそ、母乳に悪いと言われると心配になるしいろいろな情報に敏感になってしまいます。

でも、そもそも本当にカレーは良くないのでしょうか?

 

母乳にカレーは良くないと言われる理由

なぜカレーが母乳育児にはよくないと言われるのか、その理由は以下の成分にあるようです。

それぞれの影響について見てみましょう。

①スパイス

カレーにはさまざまなスパイスが含まれています。

トウガラシやターメリックなどのスパイスは、母乳の風味を変化させてしまう可能性があるようです。

その移行率は記事後半で詳しく述べていますので、参考にしてみて下さい。

 

②塩分

塩分も母乳の風味を変化させてしまうことに加え、ママのおっぱいが乳腺炎を起こしてしまう可能性もあるようです。

 

③油分

油分の高い食事は、母乳の質を変化させると言われています。

赤ちゃんが便秘で悩んでいるママの食事内容を見てみると、油分が多めだったという調査報告もあるようです。

また、乳腺炎を引き起こす可能性もあるとのこと。

この乳腺炎に関しては個人差が大きく、必ずしも油分が乳腺炎を引き起こすということではありません。

 

カレーを食べた後の母乳で嘔吐下痢

嘔吐や下痢は、乳児であれば珍しいことではありません。

カレーが原因なのか、体調不良なのか、乳児によくある生理的な反応なのか、要因はいろいろ考えられます。

カレーが悪かった!と思いこまず、その後の様子はどうか、他に変化は見られないか、きちんと観察してあげましょう。

カレーの成分に反応したのだとしても、重大なことにはつながりません。症状が落ち着くまで、丁寧にケアをしてあげましょう。

 

カレーを食べた後の母乳で夜泣き湿疹

母乳の成分が原因で夜泣きをしたり、湿疹が出たりすることもときどきあるようです。

個人差が大きなものなので、このような反応が出た場合は記事後半で述べるような食生活の工夫をしていくといいでしょう。

 

母乳育児なのにカレーを食べて後悔!?その前に

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赤ちゃんはお話ができません。そのため、ちょっとした変化でもママにとっては心配になってしまいます。

カレーを食べて後悔しているママも、食べたくて悩んでいるママも、まずはママが食べたものがどのくらい母乳に移行するかを知っておきましょう。

 

ママの食べたものが母乳に移行する確率

母乳はママの血液から作られます。そのため、ママの身体をつくり上げている食事が母乳にも多少反映されることが想像しやすいですよね。

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一般的には、ママが摂取した食べ物の成分のうち、0.06~1.5%が母乳に移行すると言われています。

この数値を見てもわかるように、移行する割合は本当に微々たるもの。

カレーを食べたら辛いおっぱいになる、ということはあり得ません

(もちろんほんのわずかな味の変化はありますが、辛味を感じることはまずないと言えます。)

 

赤ちゃんの反応にも個性が

ママが食べたものが母乳に移行する確率はわずかですが、それを飲む赤ちゃんの反応は、十人十色。

全く反応しない子もいれば、敏感に反応してしまう子もいます。

アレルギー品目についても同様ですね。私の知り合いの子は、ママがゆで卵を食べた日の授乳で湿疹が出て、卵アレルギーが発覚したとのこと。

食べるべきでないという情報より、子どもが何に反応するか、を見てあげることが大切だと感じました。

 

諸外国では

もしもカレーや刺激物が絶対に母乳によくないということであれば、この方の言うようにインドや韓国の人たちはどうなってしまうでしょう。

もちろん、そこには食生活という日常の習慣がベースにあるので、妊娠中から摂取しているので赤ちゃんにも免疫があるのでは?という意見もあります。それも一理あるかもしれません。

しかし、そもそもママが食べたものが母乳に移行する確率は、先ほども述べたようにわずかなもの。

カレーをNGとする情報の中には、カレーを食べて授乳すると子どもの脳に重篤な障害が…

などと書かれているものもありますが、そういったものにきちんとした証拠はないようです。情報を見極める力も必要だということですね。

 

母乳育児中の上手なカレーの食べ方

 

母乳育児中だって、たまにはスパイシーなものが食べたくなりますよね。

そんな時は上手に食生活の中にカレーを取り入れていきましょう。

大切なのは毎日のバランス

妊娠の有無に関わらず、食生活において大切なことはバランスです。

妊娠していなくても、毎日カレーを食べていては、高血圧や高カロリーで身体の機能を損ねてしまいます。

  • 野菜をしっかり摂る
  • 塩分過多になっていないか気を付ける
  • 一度に食べる量を決め、食べ過ぎない

などに気を付けてみて下さい。また、何度も言いますが、食後の授乳はお子さんの様子をしっかりと観察することも大切です。

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水分不足には気を付けて

母乳育児をしていると食べ物に気が向きがちですが、水分不足には気が付かないことも。

水分不足になると

  • 母乳が出づらい
  • 赤ちゃんの便秘を引き起こす

などのトラブルを招く可能性があります。ママに必要な分と母乳に必要な分で、少なくても1Lは食事以外での水分補給が必要です。

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無理な食事制限や過度な意識は反対に良くない?

ストップ_R

母乳育児中の食事制限についてはいろいろな情報があり、一体どれを信じればよいのか判断に困る場面も多いように思いますが、私が今回の妊娠で産婦人科の先生に相談したところ、次のような言葉をいただけて心強く感じました。

正直、我々産婦人科医はお産に関してはプロですが、母乳に関しては専門ではないため意見が分かれているんです。私は食事制限をする、しないは、お母さんの判断に任せるべきだと考えています。ひとそれぞれ体質が違うように、母乳の出方にも赤ちゃんにも個性があります。それをひとまとめに【○○すべき】という言葉で片付けるのはあまりにも乱暴です。同じものを食べても身体への影響は人それぞれ。なら、きちんとお母さんたちが自分の身体やお子さんの身体を観察して、いいか悪いかの判断をできるようになることが大切なんだと思います。無理な食事制限やきちんと身体と向き合わない食事制限は、正しいものではないような気がします。産院の先生のお話

もし、今カレーを食べてしまい後悔しているママがこの記事を読んでくれていたら、私は先生に言われたこの言葉を贈りたいです。

 

まとめ

一緒に寝る_R

私の友人は食事制限が苦ではなく、ストレスでもないので続けられたそうです。しかし、情報だけに振り回されたり、ストレスに感じながら食べたいものを我慢したりというのは、ママにとって負担になるだけではないでしょうか。

後悔や不安を感じる前に、まずは

自分が食べたいものをどう取り入れればよいか

を考えることで、母乳育児をもっと楽にとらえられるように感じています。

情報だけに惑わされず、きちんと自分の身体や赤ちゃんと向き合うことで、見えてくる世界も変わってくるはずです!

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