臨月

もう限界!?悩まされる臨月のひどいむくみの原因と解消法とは?

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臨月、それは十月十日の妊娠期間のしめくくり。大きなお腹で過ごす時間もあとわずかです。しかし、名残惜しい気持ちとは裏腹に、手足など身体のむくみにも悩まされやすい時期ですね。

実は、むくみ知らずの妊婦さんでも、この時期に急にむくみが出てきてしまう人は少なくありません!

そこで、むくみの原因と、気になるその対処方法についてまとめてみました。むくみで苦しむあなたの助けになりますように。

 

臨月になってむくみがひどくなる!?

臨月の妊婦さんの悩みの一つがむくみ

お腹の赤ちゃんに出会えるまであとわずか…。そんなワクワクした気持ちとは裏腹に、ひどくなるむくみ。

実は、私も昨年出産を経験しましたが、臨月になって突然、足のむくみがひどくなったことを覚えています。毎晩マッサージをして、足を高くして寝ていましたが、朝起きてしばらくすると、指で押した跡がくっきり残るほどのむくみようでした。

 

例えそれまではむくみにあまり縁がなかった人でも、臨月になると急にむくんでしまう妊婦さんは多いのです。靴を履くと痛いので、サンダルやスリッパで過ごす…という方もいるほど。

 

このように、むくみで悩む妊婦さんはとても多いのです。

 

なぜ臨月はむくみやすいのか

妊娠中は血液中の水分が増える

女性は妊娠をすると、徐々に体内の血液が増えていきます。

妊娠後期、34週目あたりになると、通常時と比べ、およそ50%の血液量の増加が見られます。実はこの血液量の増加ですが、血液そのものが増えているのではなく、血しょうと呼ばれる成分が増えているのです。この血しょうには赤血球・白血球などは含まれず、そのほどんどが水分で構成されています。

妊娠中は血液中の水分が増えることで、身体全体の水分量が増え、結果的にむくんでいる状態になりやすいのですね。

 

赤ちゃんの重みで血管を圧迫

また、臨月にはよく「お腹が下がってきている」「赤ちゃんが下りてきている」と言われることが多いように、大きくなった赤ちゃんの重みが下腹~足の付け根にかかり、太い血管が圧迫されてしまいます。圧迫された血管を流れることができる血液量は、水分の増加した血液を運ぶのに十分なものでないため、身体全体が水っぽくなってしまうことも原因の一つです。

水分不足(塩などの濃度が濃い状態)の場合も血流が滞り、循環が悪くなるのでむくみます。

それが続くと、最悪の場合血栓ができてしまうので注意が必要です。

 

むくみ対策と解消方法

こまめな水分補給

何かの原因でむくみが生じると、体内の循環も滞ってしまいます。体内の循環が滞ると、むくみはさらに悪化し、悪循環に。そのため、循環を良くするためにも水分補給をしっかりとしましょう。水分の摂り方は後述しますが、基本的には水の摂取を心がけて下さい。

水分をたくさん摂るとトイレも近くなりますが、体内の老廃物を排出するためにも億劫がらず、水分補給と排出を心がけてみましょう。

 

適度な運動

運動不足になると代謝が悪くなり、体内の循環を滞らせてしまうため、結果として運動不足はむくみの原因となってしまいます。臨月なので運動と言っても激しいものではなく、散歩をしたり軽くストレッチをしたりと、日常生活の中に取り入れられる動きで構いません。

血液の循環を促すために、意識をして体を動かす時間を作ってみましょう

手足のむくみには、マッサージも効果的です。夜寝る前や朝起きた時に、足をもみあげる、手を心臓より高く揚げてグーパーグーパーと繰り返す、股関節や肩甲骨を大きく動かすように回すなど、意図的に体内の循環を促してあげるのもいいでしょう。

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塩分控えめの食事

むくみを引き起こす大きな原因の一つが、塩分です。高塩分なものを摂取すると、体内の塩分濃度が高くなるため、それを下げようと体が水分を溜め込んでしまいます。その結果、皮下組織に水分が溜まってしまい、むくみとなるのです。

塩分を控えることで、体内に水分を溜めようとする働きを抑制することができ、少しずつむくみも解消していくはずです。

キュウリやバナナなどカリウムを多く含む食材を摂取するのもいいですね。

 

これはNG?むくみ対策

これまでやってきた対策が、よくないと言われたり効果が表れにくかったりすることで、NGだったのではないかと悩んでしまう妊婦さんがいます。その中でも、よく聞くものについて調べてみました。

水は飲みすぎたらだめ?

先ほど血液量が増加するという話の中で、多すぎる水分量がむくみを引き起す原因の一つだとお伝えしました。では、水分は摂りすぎるとよくないのでしょうか。

水分の摂りすぎだけが原因じゃない

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水分の摂りすぎも良くないのでは、と思われがちですが、実際は水分の摂りすぎが直接むくみにつながるということではありません。水分は、摂取が過剰になった場合、肝臓が尿として体外へ排出することで、身体に丁度良い水分量に調節してくれています。

しかし、体内の水分量を感知し、肝臓が尿として排出するように働きかけるまでには、時間を要します。その間は水分が体内に留まるため、どうしてもむくんでしまうことになるのです。

 

尿として余計な水分を体外へ排出するには、『代謝の良し悪し』も関わります。

代謝が悪いと、肝臓への働きかけも時間がかかり、水分は排出されにくくなります。つまり、水分摂取が多い場合に、運動をせず同じ姿勢のままでいるなど代謝の悪い生活スタイルでいると、水分は排出されにくく、結果としてむくむのです。

水分の飲みすぎは一見むくんでいるように思われがちですが、それだけが原因なのではなく、運動の有無や代謝の良し悪しも関わっているのですね。

 

身体が一度に吸収できる水分量と適温

水分不足を懸念して、一度に大量に水分を摂るのはあまり効果がありません

胃が一度に吸収できる水分量は、200250mlとされているので、コップ一杯程度の水分を1日に6〜8回に分けて飲むのがベストです。

特に身体から水分が失われやすい入浴前就寝前に、コップ一杯の水を飲むように習慣づけるとよいですよ。

 

水は冷たすぎると吸収率がよくありません

冷蔵庫やウォーターサーバーから出した直ぐのものでなく、10℃くらいに戻した水を飲むと、吸収率が上がります

 

水以外での水分補給は?

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水分補給は、通常の生活では水が一番良いとされています。でも、たまに水以外にも飲みたくなりますよね。なぜ水が良いとされるのか、また他の飲料だとどのような懸念事項があるのか、以下を参考にしてみて下さい。

お茶、紅茶
カフェインが含まれるので、飲みすぎは妊婦さんにとってよくありません。 また、水と違って利尿作用があるので、水分補給として飲んでも排出が促されてしまい、きちんとした補給になりません。
スポーツ飲料
糖分塩分が含まれているので、運動時の水分補給には適しています。  しかし、日常生活で摂取すると糖分が高くなってしまうので、持続的に飲むのは控えた方が良いでしょう。

 

ひどいむくみには気をつけよう!

手のむくみについて

出産時のむくみで、気をつけたいのが手のむくみ。

結婚指輪を外さずに大切につけている方も多いと思いますが、妊娠がわかった時点で指輪を外すように言う病院もあるんです。それは、帝王切開になったときに金属を身につけていると電気メスが使えない、うっ血して危険なことになる、などの理由から。

実際にむくみがひどくて外せなくなってしまい、次のような体験をした方もいらっしゃいます。

このままつけていたら鬱血して身体に良くないと言われ、泣く泣くカットしてもらうことにしました。私は宝石店でお願いしましたが、緊急性が高い場合は『消防署』でレスキュー扱いになることもあります。

宝飾店は、カットする際も刻印など気を使ってカットしてくれるようです。

臨月でむくみがひどくカットが必要になってしまった場合は、修復まで依頼できる宝石店に行く事をおすすめします。

 

こんなケースも

足や顔だけではなく、身体全身がむくむような重症のむくみが見られる場合は、内臓全体もむくんでしまっており、内臓がうまく機能しなくなる危険があります。特に、肺がむくむと呼吸困難を起こし、重篤な場合は生命を危険にさらすこともあります。

たかがむくみと思い過ごしてしまってはいけません。ご自身のむくみがどの程度であるのか、きちんと把握しておくことが大切ですね。

 

ひどいむくみ、いつ解消するの?

産後に解消していくことが多い

妊娠によるむくみは、出産をすることで解消されていきます。そのタイミングについては人それぞれで、早い人では出産翌日に、遅い人では数週間かけて、むくみがひいていきます。

 

産後にむくみがひどくなることも

産後は、出産で羊水などの水分が大量に体外に出ていくため、体内の水分量が急激に減ってしまうことが原因でむくむこともあります。また、産後のママの身体は、母乳を出すために水分を必要とします。そのため、やはり体内の水分量が減ってしまいます。これらの場合、細胞が水分不足を補おうと、必要以上に水分をため込んでしまうのです。

 

産後はいろいろと身体の不調が現れやすい時期です。昔から言われるように、床上げまでは身体をしっかりと休めることが大切ですね。

 

臨月のひどいむくみ、まずは日常生活で対策を

まとめ_R

臨月のむくみは多くの妊婦さんが経験するようですね。手足のむくみはひどくなると、靴が履けない、指輪が取れないなど、日常生活にも支障をきたしてしまいます。またそれだけでなく、全身にむくみを感じるような場合は、内臓までむくみが生じている危険もあり注意が必要になります。まずは日頃の対策を心がけ、臨月にむくみが出ても慌てずに対処していけたらいですね。

もしもむくみがひどく体調が良くないと感じたら、自己判断で決めてしまわずに、病院で相談してみましょう。

まもなく出会える元気な我が子のためにも、ママの体調を万全に整えておきましょうね!

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