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妊娠初期に「甘いもの」が食べたくなるのナゼ?とりすぎない対策とは!

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妊娠してから、甘いものばかり食べたくなった…

食べ物や香りの好みの変化は、妊娠による身体の変化の影響のひとつ。よほどのことがない限り心配する必要はありません。

しかし食べ過ぎは、ママだけではなく赤ちゃんへの影響も気になります。

そこで、今回は妊娠初期に甘いものが食べたくなる原因、それによる影響を詳しくみていきたいと思います。

摂りすぎないための工夫もぜひ参考にして、ストレスなく妊娠生活を送りましょう。

 

妊娠初期になぜ甘いものを食べたくなる?

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妊娠中に味覚が変化する原因は、実はまだ正確には解明されていないようです。

しかし、次のようなことが関係しているといわれています。

黄体ホルモンの影響

ひとつめの原因は、ホルモンバランスの乱れによるもの。

妊娠すると、妊娠継続に必要な黄体ホルモンというホルモンが多く分泌されます。これによりホルモンバランスが大きく崩れ、自立神経も乱れやすくなります。

その影響により、「味覚が鈍感になる」という症状がでることも。薄い味を感じにくくなるので、より強い味を求めるようになるのです。

普段は甘いものを好まなかった人も、急に食べたくなることがあります。甘ければ甘いほど、より満足感を感じるようです。

 

胎児への栄養分にブドウ糖が必要になるから

妊娠すると、栄養分として、ママの身体から赤ちゃんへブドウ糖が送られるようになります。けれども、通常の食事では必要な量のブドウ糖をなかなか摂取することができません。

そのため、身体は糖分が不足していると感じて、甘いものを欲するようになるといわれています。

甘いものが欲しくなるのは、妊娠初期だけではありません。

つわりがおさまると、甘いものへの欲求がおさまる人もいます。しかし妊娠中は常に食べたくなる人も。

 

特に妊娠7~8ヶ月は、赤ちゃんの成長がとても著しく、よりブドウ糖も必要になります。甘いものを欲するピークはこのころの人が多いようです。

 

妊娠中に甘いものを食べると考えられるリスクは?

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甘いものを摂りすぎると考えられる影響は主に2つ。

  • 肥満による難産のリスク
  • 妊娠糖尿病

その他、低血糖症などにも注意する必要があります。それでは具体的に見ていきましょう。

 

太る原因となる

甘いものを食べ過ぎれば、当然太る原因となります。

妊娠すると脂肪がつきやすい体質に変化するため、ただでさえ太りやすい状態。そこで甘いものを過剰摂取すれば体重は増加し、脂肪もたくさんついてしまいます。

脂肪は内臓機能を低下させ、ママの健康を損ねることも。また、産道に脂肪がついて狭くなると、なかなか赤ちゃんが出てこれなくなり、難産になる可能性が高くなります。

1週間で500g以上の体重増加には、注意が必要です。

妊娠中の体重増加について詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください。

参考記事!
妊娠すると体重増加はいつから?体重増加の目安は?

続きを見る

 

妊娠糖尿病

妊娠中、血中内にブドウ糖が増えて高血糖症になる病気です。

 

通常であれば、食事をして血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは血液中の糖分を身体の各細胞に届け、血糖値を下げる役割を持っています。

しかし、妊娠するとホルモンの変化により、インスリンの働きが弱まりがち。血糖値が上がりやすい状態にあるのです。

そこへ甘いものだけではなく、パスタやラーメンなどの炭水化物を含む糖質を摂りすぎると、妊娠糖尿病になる可能性が。

早産、流産を引き起こしやすくなったり、妊娠高血圧症候群などにかかったりするリスクが高くなります。

 

ママだけではありません。赤ちゃんも、形態異常、巨大児、多血症、黄疸などの合併症がおこる場合があります。

また、母体が糖尿病になると胎児も糖尿病になりやすい傾向にあるようです。

 

詳しい内容はこちらの動画を参考にしてみてください。

 

低血糖症

糖分を欲する気もちが抑えられない、いわゆる砂糖中毒の状態にある症状です。

この症状が出ているということは、常に砂糖が足りない状態だと脳が認識しているということ。つまり血糖値のコントロールができません。

鬱感や気分が優れない、イライラ状態が続きます。その解消のため、結局また甘いものを欲してしまうという悪循環におちいることに。

 

赤ちゃんの体も低血糖症になる恐れがでてきます。何度も糖分を運ばれた赤ちゃんは「キレやすくなる」とも言われているので、注意しておきたいですね。

 

妊娠初期からできる!甘いものを摂りすぎないためにできること

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甘いものは食べてもいいのです。ただし上手に選んで食べましょう。

実は、糖分は甘いものだけにふくまれているのではありません。

ご飯やパンなどの炭水化物は、食物繊維と糖質でできています。そのため、普段の食事からの糖質にも注意が必要。

3食きちんと食べ、さらにカロリーや糖質が高いお菓子などの甘いものを摂取すれば、先ほど説明したような病気のリスクが高まることになります。

 

しかし妊娠中は身体の変化によって、精神的に不安定になりがち。ストレスがたまることも多いでしょう。

ストレスをためておくことも、様々な病気の要因に。そんなときに、甘いものを食べるとストレス解消になるのも事実です。

そこで、妊娠中でも甘いものを楽しむコツを紹介します。

 

自然由来の甘味を摂取する

白砂糖に含まれる糖質は、すぐに吸収されるために血糖値が急上昇してしまいます。砂糖を多量に使用しているスナック菓子やケーキなどは控えましょう。

 

その代わり果物や野菜の自然な甘みを摂取するのがおすすめ。

例えば、

「さつまいも」

甘味も強くボリュームがあるので少量でも満足感があります。さらにカリウムは高血圧予防、食物繊維は便秘の解消に効果が期待できます。

「にんじん・かぼちゃ」

にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜をレンジでチンするだけでも、低カロリーで甘みのあるおやつに早変わり。ビタミン、カルシウム、鉄などの栄養もたっぷり摂れ、食物繊維が急激な血糖値の上昇を抑えてくれます。

「果物」

ビタミンや鉄分も摂取できます。なかでも「みかんやりんご、バナナ」などは、血糖値の上昇を抑える働きも。

「ジュースやスムージ―」に

野菜や果物を「ジュースやスムージ―」にしてもいいですね。妊娠中に必要な葉酸もたっぷりとることができるでしょう。

 

ブドウ糖の飴を利用する

口寂しいときには、ガムや飴も効果的。口にしばらく入れて置けるので、食欲を抑えることにもつながります。

ドラッグストアに行くと、カロリーもショ糖も全くないブドウ糖の飴を販売しています。常備しておくと、重宝しますよ。

 

ドリンクで満足させる

小腹が空いたなと思ったら、コップ一杯の水を飲んでみましょう。それだけでも満足感が得られます。

ただし、甘い清涼飲料水や果汁飲料、炭酸飲料などは意外に糖分が多く含まれているので、NG。人工甘味料を使用したものも、添加物が気になるので避けた方がよいでしょう。

炭酸のシュワっとした刺激が欲しいときは、炭酸水にレモンやライムなどをしぼってみてはいかがですか。

甘味も欲しいならば、きび糖などの自然由来の甘みを少しプラスするだけでも、甘さへの欲求を抑制することができます。

 

料理も糖分を控えたものにする

意外に見落としがちなのが、調味料。

煮物など砂糖を使うメニューは量を調整したり、だしなど他のもので風味づけしたりして工夫しましょう。

お惣菜、カレーや市販のタレ、加工食品などにも思っている以上に砂糖が使われているだけでなく、添加物も多量に使われています。

できるだけ避けたいところですが、体調が悪くてどうしても頼ってしまうときもあるはず。その場合は、回数をなるべく減らしたり、量を加減するなど工夫しててみましょう。

 

週に1~2回だけ好きなものを食べる

毎日糖分を気にした食事をしていると、ストレスになります。

普段はバランスのよい食事を心がけ、自分へのご褒美として週に1~2回好きなものを食べるというルールを作ってみましょう。

こうすることで過度なストレスを避けることができます。

またこの方法なら体重管理もしやすく、出産時まで定期的に甘いものを楽しむことができるでしょう。

 

最後に

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妊娠初期に甘いものばかり食べたくなるというのは多くの人が経験すること。初期だけではなく、妊娠中は常に甘いものや食欲との戦いかもしれません。

だからといって我慢しすぎるのはかえってストレスになり逆効果。食べ過ぎにだけは注意し、上手に甘いものも摂取しましょう。

自分のペースをつかんで、ゆったりと過ごすこと。それが赤ちゃんのためにも一番です。

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