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妊娠初期にチーズは本当にダメ?気をつけるべき理由とは?

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妊娠初期は赤ちゃんに影響が出ないか気になる事がいろいろ出てきますね。

中でも、厚生労働省から発信されている『食べ物について知っておいて欲しいこと』というパンフレットに、『ナチュラルチーズは、リステア菌感染予防のため避けた方が良い食品』として紹介されています。

栄養価が豊富なチーズですが、避けた方が良いと言われるとなんだか不安です。

妊娠初期のチーズとの付き合い方についてまとめてみましょう。

 

チーズとリステア菌

チーズ2

非加熱のチーズにリステア菌

ナチュラルチーズが、リステア菌が原因の食中毒の原因になることから、妊娠初期の人への注意が呼びかけられています。

チーズは、ナチュラルチーズとプロセスチーズにわけられます。

・ナチュラルチーズ:非殺菌で酵素や菌が生きている

・プロセスチーズ:殺菌加工して安定化させている

ナチュラルチーズは、非殺菌なため、リステア菌の感染源になる心配があるのです。

 

リステア菌感染の怖さ

リステア菌感染の食中毒では、発熱、筋肉痛、吐き気、下痢といったインフルエンザに似た症状が出ます。

重症化すると、髄膜炎など命に関わるレベルに進行し、強い頭痛をともないます。

敗血症、意識障害、けいれんが起こると大変危険な状態と言えるでしょう。

アメリカでは年間数千人がリステア菌に感染し、500人程度が亡くなっています。

 

妊婦は感染リスクが20倍

健康で免疫力が高い場合と比べて、妊婦さんの感染リスクは20倍と言われています。

感染した場合、赤ちゃんへの影響も心配ですし、慎重になったほうがよいのです。

ナチュラルチーズが好きで、加熱せずよく食べるという場合には、妊娠がわかった時点でナチュラルチーズをそのまま食べるのはやめておきましょう。

 

妊婦への危険性は?

妊婦さんが感染すると、へその緒を通して赤ちゃんが感染してしまう恐れがあります。

お腹の中に居ながらにしてリステア菌に感染してしまうと、赤ちゃん自身が敗血症や髄膜炎にかかってしまい、流産するかもしれないのです。

万が一感染した場合でも、早い段階で対応し、治療を受ければ、赤ちゃんへの影響は最小限で済みますから、ナチュラルチーズを生で食べた、生ハムやスモークサーモンを食べたなど、条件が当てはまるインフルエンザのような症状には、十分注意して、すぐに病院にかかりましょう。

 

リステア菌に要注意の食品

リステア菌は、加熱には弱いですが、塩づけでは死滅しません。

生ハム、スモークサーモン、馬刺し、パテなど、加熱せずに口に入る可能性がある食材は、リステア菌の食中毒の原因になる可能性があるので、注意が必要なのです。

 

加熱したもの以外避ける

ピザやグラタンにはナチュラルチーズが使われていることがあります。

十分加熱調理されていればリスクは減ります。

ただ、不安な思いのまま食べるくらいなら、ナチュラルチーズは避けましょう。

<ナチュラルチーズの例>

モッツァレラチーズ、カチョカバロチーズ、カマンベールチーズ、ゴルゴンゾーラチーズなど。

海外産の場合には、日本国内で製造されるチーズと比べて衛生環境の基準が違いますし、やめておいた方が安心です。

 

チーズとアレルギー

赤ちゃん

妊娠初期に乳製品はダメ?

プロセスチーズならリステア菌の心配はないですが、アレルギーやアトピーへの影響はないのでしょうか?

妊娠初期には、カルシウムをしっかり食べておきたいところですね。

プロセスチーズのカルシウムは、体への吸収に優れているので、カルシウム補給に向いています。

実際によく食べていてお子さんがアレルギーだったというケースと、食べていたけれど影響なしというケースが入り交じっているので、すべての乳製品がアレルギーの原因になるとは言えません。

同じ乳製品でも、ヨーグルトはむしろアレルギー予防になるという説があるほどです。

 

確証はないのでバランス重視で

確かに食べ物の影響は受けていると思いますが、チーズや乳製品を食べたことが原因で、赤ちゃんがアレルギーやアトピーになると言い切れないのです。

ママが必要な栄養を補給出来ないことの方が問題になる場合もありますから、適度に、野菜中心にバランス良く食べる事が大切です。

カルシウムが十分補給出来ていないと、カラダの中にある骨や歯のカルシウムを溶かして赤ちゃんに回すことになります。

出産までに、歯が弱くなったり、骨粗鬆症のような状態になって骨がもろくなることが心配ですから、ママご本人が食物アレルギーでなければ、時々、チーズやヨーグルトなど乳製品を取り入れることに、問題はありません。

一般的なプロセスチーズは、カロリーが高いので食べ過ぎに注意をして適量を意識しましょう。

妊娠初期にはつわりで決まったものしか食べられないこともありますが、同じ食品を食べてばかりだと、バランスが崩れて栄養に偏りが出来てしまうので、つわりが落ち着いてきたら、野菜中心にいろいろな食品を食べるようにしたいですね。

 

おわりに

○ リステア菌が心配なので、妊娠中ナチュラルチーズは避ける。

○ カルシウム補給にはプロセスチーズや、ヨーグルトを利用する。

○ 食べ過ぎに気をつけて、カロリーオーバーに注意する。

 

 

妊娠中は感染症にかかりやすい傾向にありますし、不安要素がある食材は、しばらくの間お休みにして、ほかの食品で補うようにしていきましょう。

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