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妊娠初期に知っておきたい乳首の変化!黒ずみ・痛み・かゆみ

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妊娠が判明して、いつもと違う体の様子に不安になっていませんか。とはいえ、胸や乳首のことは、なかなか人に相談しにくいですよね。私自身も昨年出産を経験しましたが、妊娠初期には「どうしたらいいのかな?」と思うことがたくさんありました。

妊娠初期に現れやすい乳首の変化として黒ずみ」「痛み」「かゆみ」「発疹が挙げられます。

実際に私は妊娠が判明したころから「黒ずみ」と「痛み」が出てきました。また、「黒ずみ」に関しては胸だけでなく、おへその下にも茶色い線が出てきたのです。

ケアはしたいけど、刺激を与えるのはよくない…下着はどんなものを使うといいの…この線は残っちゃうのかな…そんな思いをしていたのを覚えています。

ここでは、それぞれの症状・原因とケアの仕方についてまとめています。妊娠は嬉しいけれど、何だかちょっと不快だな…困ったな…そんな悩みを一緒に解決できたらと思います。

 

始まったばかりのマタニティライフ、出産までの長い期間を楽しみましょう!

 

どうして胸(乳首)に変化が起こるの?

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 妊娠の有無にかかわらず、毎月の生理がある女性の体はホルモンの影響を受けやすいと言えます。女性の体の仕組みをコントロールするのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)という二つのホルモンで、この二つが周期的に入れ替わることで排卵や生理がおこります。

一般的にエストロゲンは、女性が女性らしくあるための外面や内面を整えてくれるホルモンだと言われています。一方、プロゲステロンは妊娠に向けた準備をするホルモンで、授乳に備え乳腺の発達を促す、水分をため込む、体温を上昇させるなどの働きがあります。生理前に胸の痛みや便秘、頭痛が起こりやすくなるのはこのプロゲステロンの分泌が増え、ホルモンバランスが崩れることが原因だと言われています。

生理がくればプロゲステロンは減少していきますが、妊娠した場合は妊娠が安定して続くようにプロゲステロンの分泌が増加していきます。つまり、生理前に不快感をもたらしている状況と同じことが妊娠初期に起こるんですね

 

乳首周辺の「黒ずみ」原因と対策

■黒ずみの原因

妊娠を機に分泌が増加するプロゲステロンには、肌に含まれるメラノサイト(メラニンを生成する素になる細胞)を刺激してしまう働きがあります。そのため、メラニン色素による色素沈着、いわゆる「黒ずみ」が起こりやすくなります。

特にメラノサイトが多いのがワキや乳首。妊娠後に黒ずみやすい原因はこのためだったのです。

ちなみにおへその下の黒ずみですが、これは「正中線」と呼ばれるもので、なんと受精卵のころの細胞分裂の名残なのです。人の体のほぼ真ん中を頭から真っ直ぐに伸びる線で、ここにもメラノサイトが多く含まれています。そのため、妊娠を境に色素着色を起こし、茶色く目立つようになったのです。

■黒ずみの対策

これらの色素沈着はたいていの場合、産後しばらくすると消えていくものですが、それでもケアをしないで跡が残るのは避けたいですよね。対策としてはメラニンに作用し美白効果があるビタミンCを積極的に取り入れることです。

ビタミンCを多く含む食べ物としてブロッコリー、ホウレン草、トマト、キャベツなどがあります。もちろん果物からも接種可能ですが、糖分には気を付けてくださいね。

産後であれば新陳代謝を活発にするビタミンAの摂取も効果的です。ビタミンAを含む食べ物は鶏や豚レバー、ウナギなど。ただし、妊娠初期のビタミンA過剰摂取は胎児に悪影響を及ぼす可能性が高いので、控えましょう。

乳首などのデリケートな部分に塗っても刺激が強すぎず安心して使用できるビタミン入りのクリームなどもありますよ。

私の乳首の黒ずみは産後3ヶ月ほどで自然と元にもどりましたが、お腹の黒ずみは食事などのケアで産後6ヶ月で徐々に目立たなくなりました。次の妊娠時には、ケアをしながら跡が残らないように気をつけたいです。

 

乳首周辺の「痛み」原因と対策

■痛みの原因

妊娠初期の乳首痛の原因として、やはりホルモンの影響が大きいと考えられます。プロゲステロンの分泌が増加するに従い、乳腺の発達も促されます。そのため、乳房全体が張ったり乳首が敏感になったりします。

敏感になった乳首は刺激への反応が強いので、人によっては下着や衣服に触れるだけでも痛みにつながってしまうこともあります。私もこの「痛み」に悩まされました。下着の着脱時や入浴時に走るぴりぴりとした痛み。妊娠4ヶ月頃が最もピークでした。

 

■痛みの対策

母乳を出す準備をしている乳房には対策の仕様がない、というのが結論です。とはいえ、痛みが続けば不快感も募ります。マタニティライフも楽しめませんよね。そこでおすすめなのが、下着を変えることです。なるべく肌に優しく着け心地のいいものを選び、少しでも痛みから守れるようにしてみてください。

下着選びのポイントは伸縮性・通気性がよく、できればノンワイヤーがおすすめです。また、ワンサイズアップしたものを選ぶといいですよ。私は普段用としてマタニティブラを、就寝時や休日など家用としてハーフトップの下着を選びました。産後も使用できて便利です。妊婦だからといって地味すぎるのも何だか寂しいですよね。通販サイトは口コミも載っているので参考になります。かわいく、着ていて楽な下着を見つけて、少しでも気持ちを明るくしていきましょう!

 

 

乳首周辺の「かゆみ」原因と対策

■かゆみの原因

乳房の張りや乳首の敏感化に伴い、現れやすい症状が「かゆみ」です。敏感になっているところに下着や衣類の刺激を受けることでかゆみにつながる場合や、ホルモンバランスの変化により内臓機能に負担がかかっている場合、妊娠初期にはまれですが人によっては妊娠性皮膚炎が発症していることも。

我慢できずに掻いてしまうと傷がつき、そこがまたかゆくなってしまう…という悪循環につながってしまうので、ケアはしっかりしたいですよね。

 

■かゆみの対策

こちらも直接かゆみを止めるという方法はありません。まずはできるケアから始めてみましょう。まず大切なのは、乳房を清潔にすること。妊婦さんは体温が高く汗をかきやすい状態です。とくに夏を越す場合は、こまめに汗を拭きとるなどをしてできるだけ清潔な状態にしておきましょう。

下着を変えるのも一つです。しかしなかなか改善しない場合や、皮膚炎の可能性がある場合はすぐにお医者さんにかかり、薬を処方してもらいましょう。

 

乳首周辺の「発疹」原因と対策

■発疹の原因

乳輪の内側にあり、乳首周辺を刺激から保護する皮脂を出すモントゴメリー線という分泌腺が、表皮からぶつぶつと突起してくることがあります。この皮脂は、授乳の際に乳首を保護してくれるだけでなく、赤ちゃんにおっぱいの存在を知らせるという大切な役目をもっています。

現れ方には個人差がありますが、モントゴメリー線は誰にでもあるのでぶつぶつが増えてくるのは妊娠の証だと思いましょう。

 

■発疹の対策

ぶつぶつが気になるからといって、決してつぶしてはいけません。先ほども述べましたが、この先の授乳期間にとても大切な役目を果たしてくれる組織です。お母さんになる準備だと思うと、気持ちも違ってきませんか。

それでも気になってしまう方は、まず食事に気を付けることから始めましょう。油分の多いものをたくさん摂ると、分泌も盛んになります。

あまり分泌が盛んになりすぎると、そこに皮脂詰まりがおきイボのようなできものになってしまうこともあります。妊婦さんにとっても過剰な油分はよくありませんよね。

また、当然ですが清潔にすることを心がけてください。かゆみにもつながるので、清潔にして保湿をころがけましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか。妊娠初期にはさまざまな体の変化がありますが、ちょっと人には聞きづらい悩みの中に、乳首の変化があると思います。そのほとんどは妊娠準備として起こるもので、不安に思う必要はありません。

ケアに気を取られすぎて不安定な気持ちになるよりも、ある程度割り切って過ごす方がストレスにならずにいいかもしれませんね。しかし中には症状が重くなかなか改善しないものもあるかもしれません。そんな時は躊躇せず病院でお医者さんの指示を受けてくださいね。

ただでさえ身重になるマタニティライフに、ストレス要因を増やすことが一番よくありません。変化と上手に付き合いながら、マタニティライフを楽しみましょう。

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