健康

なぜ?妊婦さんの目がチカチカする4つの原因と危険とは?

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妊娠したら、目のチカチカに悩まされていませんか?

  • 目がチカチカした後に頭痛や吐き気がする
  • 貧血のようなめまいを感じたり、目がチカチカしたりする

妊娠中は身体が大きく変化するので、多少の不調はつきもの。

しかしもし妊娠高血圧症候群の症状であれば、放っておくと赤ちゃんにも影響がでてくるかもしれません。

妊婦さんの目がチカチカする原因は何なのか、対処法もしっかりチェックして、不安を一掃してしまいましょう。

 

妊婦さんの目がチカチカする4つの原因と危険は?

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チカチカの原因は、主に4つ考えられます。

それでは、ひとつひとつその症状と原因をみていきましょう。

眼精疲労

  • 目がチカチカして物が見にくい
  • 眩しく感じる

長時間目を酷使したことの疲れによるものがほとんどです。

とくに妊娠中は眼精疲労になりやすいと言われています。少しの時間パソコンや携帯を使用しただけで、発生する可能性も。

ストレス・高血圧でも眼精疲労になることもあるので、念のため注意をしておいた方がよいでしょう。

 

閃輝性暗点(せんきせいあんてん)

  • ギザギザ稲妻のような光が見える
  • 目の前でキラキラするものが見える
  • チカチカした後に視野が欠ける

目がチカチカした後、多くの場合、激しい頭痛や吐き気を生じます。片頭痛をもっている30%の人が、体験したことがある症状です。

ストレスやホルモンバランスの変化、急激な温度変化等により、一時的に脳血管が収縮し、血流が悪くなることが原因。

その後血管が元に戻って、大量の血液が流れることによって頭痛が起こります。

閃輝性暗転は稀に脳腫瘍が原因になっていることもあるので注意が必要です。

 

起立性低血圧(脳貧血)

  • 気分が悪くなってチカチカする
  • 星が飛ぶような見え方をする
  • チカチカして天井がぐるぐる回るような感覚がある

横になった状態から、急に立ち上がったり、急に動いたりしたときに、立ちくらみやめまいを起こします。

その他にも、目の前がさーっと暗くなったり、冷や汗がでたりします。最悪の場合そのまま数秒~数分失神する可能性も。

急な動作で一時的に血圧が低下・血液量が減ることが影響しています。貧血と混同されやすいのですが、全くの別物。

貧血はヘモグロビンの量が減少することによるものです。そのため、今まで貧血の症状がなかった人にも生じる可能性があります。

 

妊娠高血圧症候群

  • 小さな氷の粒がキラキラしているように見える
  • TV画面の人物の顔がキラキラチカチカ。光が細かく空中に浮いている

収縮期血圧(最高血圧) 140mmHg以上

拡張期血圧(最小血圧) 90mmHg以上

の場合に、妊娠高血圧症候群と診断されます。高血圧であることに加えて、蛋白尿が見られる場合も。

症状としては、むくみや頭痛、倦怠感、眠気などが生じます。

悪化すると腎臓機能の低下、ひどいむくみ、手足のしびれなどがあらわれることも。目のチカチカが現れるタイミングは、症状が悪化した時に起こることが多いようです。

妊婦さんの血圧の数値について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

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妊娠中の目のチカチカ。赤ちゃんへの影響は?

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目がチカチカする症状があっても、すぐに赤ちゃんに影響する場合は少ないかもしれません。

ただし、妊娠高血圧症候群などの場合は注意が必要です。

  • 胎児発育
  • 常位胎盤早期剥離
  • 胎児機能不全

などの可能性もでてきます。最悪赤ちゃんが死亡してしまうことも。既に妊娠高血圧症候群と診断を受けている人は早急な処置が必要です。

目のチカチカを、治療が必要かどうか自己判断することはおすすめできません。不安な場合は、すぐに医師に相談しましょう。

その際には、「どんな時」「どんな感じ」「どのくらい症状が続いたか」を説明することがポイント。

軽度なものなら問題ないと判断されることもあります。しかし症状が長引いたり、頻繁に起こったりする場合は、適切な処置が必要な可能性が高くなります。

 

妊婦さんの目のチカチカ!改善&対策は?

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眼精疲労の改善&対策

まず目を休めること。

パソコンや携帯を数十分利用したら、目を閉じる、遠くを見るなどして目を休めましょう

パソコン等を見ている時は、まばたきの回数が少なくなると言われています。意識的にまばたきを多くすることも効果的。

眼球周辺のマッサージ、眼球体操など、目をほぐすことも疲れ目には有効とされています。

目のほぐし方が色々紹介されているので、参考にしてみてください。

他にも、メガネやコンタクトレンズを長い期間買い替えをしていない場合、度数があっていない可能性も。

赤ちゃんが生まれるとお店へ気軽に行けなくなるかもしれません。今のうちに調整することをおすすめします。

 

普段の食事にも気を付けましょう。ビタミンB1、B12には、視神経の働きを高め、視力低下を防ぐ効果が期待できます。

豚肉・牛レバー・乳製品・さば・いわし・かつお・玄米・ごま・大豆などを意識して摂るようにしてみましょう。

 

閃輝性暗転の改善&対策

目がチカチカしたときは、目や額を氷や保冷剤で冷やしておきましょう。そうすることで、この後くる頭痛が回避できたという人もいます。

 

もし頭痛まで発症したという場合は、その前に食べたものや飲んだものを記録しておきましょう。それが原因になっている可能性もあるからです。

よくあげられる例としては、チーズ・ピーナッツ等ナッツ類、紅茶・コーヒー

しかし人によって異なります。記録していく中で同じ食べ物・飲み物がある場合は、念のため避けた方がいいかもしれません。

 

また、普段から規則正しい生活をするようにしましょう。ポイントはふたつ。

  • 睡眠時間を統一する
  • 3食しっかり食べる

平日も休日も睡眠時間を6~8時間程度とるようにしましょう。短いのもよくありませんが、長すぎるのも逆効果です。

食事は3食きちんととること。朝食を抜くという人もいますが、低血糖になって血流が悪くなるためよくありません。

 

ビタミンBやマグネシウムの摂取も改善にいいとされています。わかめ・こんぶ等の海藻類、牛乳・レバー・ぶりなどを積極的にとりましょう。

 

起立性低血圧(脳貧血)の改善&対策

血圧の急な上下が起こらないよう調整しているのは自律神経です。妊娠中は自律神経が乱れやすいため、これを整えるようにすると効果的です。

昼間は活動的に、夜はぐっすり寝るなど、規則正しい生活を送りましょう。日中、日光を浴びることも自律神経を整えるのによいそうです。

 

また、発症を避けるために、次のことを意識して行動するようにしましょう。

  • 起き上がる時はゆっくり時間をかける
  • イスから立ち上がる時は、頭を下げながらゆっくり立ち上がる
  • 立ち上がった時、その場で足踏みする

血行をよくすることも効果的です。

適度な運動や足湯などを取り入れるとよいでしょう。デスクワーク等でずっと同じ姿勢でいることも血行不良になるきっかけになります。定期的にストレッチをしたり、デスクを離れて歩くようにしたりしてみましょう。

足を適度に締め付け、下半身に血液が溜まりにくくする弾性ストッキングを着用することもおすすめです。

足湯や弾性ストッキングについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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妊娠高血圧症候群の改善&対策

まずは、減塩をこころがけましょう。

  • 漬物・練り物等塩分の高いものの摂取は控える。
  • だしは自然素材で濃いめにとる。
  • 塩の代わりに酢やかんきつ類などで味付けする。
  • 麺類のスープは飲まない。
  • サラダはドレッシングをかけるのではなく、食材をドレッシングにつける

味つけの工夫で、食も楽しみつつ減塩する方法が以下の動画で紹介されています。ぜひ参考にしてみてください。これを機会に色々な減塩レシピに挑戦してみてはいかがですか。

食べすぎて太ることで、症状が悪化する可能性も。腹8分目を意識しましょう。動物性脂肪もコレステロール値が上がって、血圧が悪化する場合があるので要注意です。

減塩と同時に、カリウムを含む食材を意識して摂ると効果的。塩分を排出する働きが期待されます。りんご・バナナ・ほうれん草・アボカド・パセリ等がおすすめです。

 

最後に

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妊婦さんの「目がチカチカする」症状は何らかの危険サインである可能性も。頻繁に起こる・長引く場合はとくに注意が必要です。すぐに医師に相談するようにしましょう。

特に妊娠高血圧症候群は、20人に1人の割合でおこるそうです。健診をきちんと受け、おかしいなと思ったらすぐに受診することが大切。同時に普段から栄養バランスのとれた食事、適度な運動と十分な睡眠をこころがけましょう。

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