健康

妊婦でも膀胱炎の薬に抗生剤はOK?体に優しい予防方法は?

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妊娠すると免疫力が弱くなるといいますね。

風邪をひきやすいとか、治りが悪いと感じることがあります。

そんな妊婦さんの中には、膀胱炎を経験する人もいます。

 

妊婦さんの膀胱炎の治し方や、抗生剤の処方についてなどまとめていきます。

 

妊婦と膀胱炎について

妊娠

https://twitter.com/miishan_ABC/status/796403665263214592

膀胱炎の症状は?

  • 頻尿
  • おしっこをしてもスッキリしない
  • おしっこをしたあとに痛みがある
  • 尿の白濁や血尿
  • 尿検査で細菌が増えているのが見つかった
  • 下腹部や腰・背中に痛み
  • 発熱 ⇒腎盂炎 など

 

急な発熱で病院に行ったら膀胱炎だったという人もいます。

腰痛や背中の痛みが膀胱炎が原因だったという場合もあります。

 

膀胱炎になりやすいのはなぜ?

妊娠中はホルモンバランスが変化し、自律神経が乱れたり、免疫が低下したりしやすくなります。

その上、オリモノが多くなって細菌が繁殖しやすくなっていることも影響しているようです。

また、子宮が大きくなってくるときに、膀胱を刺激して頻尿になりやすいのですが、つい、がまんしてしまうことで膀胱内での細菌量が増えてしまうのです。

 

逆に、頻尿がイヤで水分不足を摂らないと、尿量が減って本来おしっこと一緒に出ていくはずの細菌が長く膀胱内にとどまってしまい、悪化させることもあるので、水分をたっぷり摂ったほうが良いのです。

 

妊婦の膀胱炎治療

フロモックス

抗生剤の処方で治療

膀胱炎では、大腸菌など抗生剤が効果的な菌が原因になっていることがほとんどですから、フロモックス、セフニールなどの抗生剤が処方されます。

妊婦の場合、抗生剤は避けた方が良いのではないか、赤ちゃんへの影響が心配という声が聞かれそうですが、フロモックスは胎盤を通り抜けて赤ちゃんの体に入ってしまう事は無いといわれています。

フロモックスはこの記事で詳しく解説しています!

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妊娠初期の薬の過敏期と言われる4週から12週の間の妊婦さんでも、状態によっては、こうした抗生物質が処方されます

ただ、同じ抗生剤でも、クラビットのようにキノロン系のお薬は、妊婦に禁忌となっているものもあり、炎症や菌の状態から必要と判断された場合には、妊婦さんには”禁忌”になっていない薬が処方されます。

医師の指示に従いましょう。

 

抗生剤は飲みきることが大切

痛み止めの様に頓服(症状があるときに飲む)薬と違い、抗生剤は一定の血中濃度を保つことで効果が上がるタイプのおくすりです。

なんとなく薬が不安というだけで、飲んだり飲まなかったりすると、十分な効果が出ないことがあります。

症状が良くなったからと勝手に服薬を休むと血中濃度が下がり、再開したときには菌が耐性を持ってしまって効かなくなる『耐性菌』の状態になることもあり、とてもキケンです。

処方された期間きちんと飲むようにしましょう。

1週間程度の服用が指示されることがあります。

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水分をたっぷり摂っておしっこを貯めない

症状が軽い場合には水分をたくさん摂って、循環をよくすることで回復する場合もあります。

抗生剤が処方された場合でも、水分をたっぷり摂っておしっこをたくさん出すことで菌の排出を早めることが出来ますから、あわせて行うと良いでしょう。

ノンカフェインのあたたかいお茶類が向いています。

タンポポ茶、とうきび茶は、利尿効果があるのでオススメです。

常温より冷たい水分の摂りすぎは体を冷やして抵抗力を弱めてしまいますから、あたたかい飲み物を摂ること、腹巻きやひざ掛け、タイツなど利用して、保温に努めましょう。

 

膀胱炎から腎盂炎のリスク

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子宮近くの炎症で流産リスク上昇

妊婦さんは膀胱炎や腎盂炎(じんうえん)になりやすく、『良くあること』と軽く見てはいけません。

気付いたところで先手を打つくらいの感覚で対処した方が良いでしょう。

なぜなら、膀胱は子宮に近く炎症が進むと流産のリスクが増すからです。

  • 膀胱内で細菌が増えて腎臓にまで炎症が広がる事がある
  • 細菌が活発になり、羊水への感染リスクが高くなる
  • 腎盂炎では高熱になることがあり、高熱での流産リスクが高くなる
  • 腎盂炎では腎機能が低下して尿毒症のキケンあり!

下腹の鈍痛や、おしっこを出す時の痛みなどに気付いたら、膀胱炎を疑って診察を受けましょう。

かかり付けの産婦人科で対処可能です。

検診の尿検査で、尿の濁りや細菌数の増加に気付くケースもあるようです。

 

風邪のような症状にご注意

【腎盂炎の症状】

  • ゾクゾクする寒気
  • 38.0℃以上の発熱
  • 背中をたたくと響くような痛み

下腹痛などを感じないまま急な発熱になることがあり、風邪だと思って受診したら『腎盂炎だった』というケースがあります。

速やかに抗生剤を使った治療が必要です。

状態によっては入院しての治療になることもあります。

腎盂炎では、尿毒症や敗血症など急速に命にかかわる事態に陥ることもありますから、リスクの高い状態では入院して点滴による治療を必要があるのです。

また、点滴で投与する抗生物質を含めると、妊婦へのリスクが少ない薬として選べる範囲が広がるので、『耐性菌』で効き目が落ちた場合に切り替えが可能です。

入院していれば、状態が急に悪くなった時に速やかな対応ができます。

 

民間療法で膀胱炎を防ぐ

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クランベリージュース

無糖のクランベリージュースを毎日300cc飲むとリスクが減るといわれています。

クランベリーに含まれる『A型プロアントシアニジン』に、利尿効果や細菌をとどまらせない働きがあるためです。

尿は弱酸性ですが、アルカリに傾くと、結石や炎症のトラブルが起こりやすくなるといわれています。

クランベリーに含まれるキナ酸が、弱酸性を保つのに役立つので、膀胱炎予防に役立ちます。

 

パイナップル

パイナップルに含まれるブロメラインという酵素が、炎症を抑える働きがあると言われています。

1日に1カップ分のパイナップルを食べると良いそうです。

 

ビタミンC

炎症を抑える効果があり、免疫アップ、胎児の成長に欠かせない栄養素です。

白血球の活動を活発にする事が出来ますから、菌を増やさない、抗菌効果があがるビタミンCは、風邪予防にも欠かせませんね。

クランベリー、アサイー、ブルーベリーなどや、パイナップル、キウイ、りんご、みかん、いも類などに豊富です。

 

重曹

尿を中和することで、膀胱炎を予防できるといわれています。

食用の重曹小さじ1を200ccの水に溶かして飲むと膀胱炎の痛みに有効です。

 

たんぽぽ茶・たんぽぽコーヒー

利尿効果があるので、尿量を増やして排泄をよくするので、おしっこに菌が貯まりにくくなり、膀胱炎を予防します。

ノンカフェインだという事だけでなく、体の炎症を抑える働きがあるので、乳腺炎などにもよく、母乳の出が良くなったという人もいます。

飲み過ぎは、体を冷やすのでがぶ飲みは避けましょう。

 

とうきびのひげ茶

利尿、止血、血圧降下、血糖値降下作用があると言われています。

とうきびのひげを乾燥させてお湯で煎じてお茶にします。

コーン茶というのも見かけますが、コーンの実を乾燥させてお茶にして飲むものです。

食物繊維が摂取出来て便秘解消や健康茶として人気がありますが、膀胱炎改善なら、ひげ茶の方がオススメです。

 

リンゴ酢

水を飲むときに加えたり、料理に使ったりしてお酢を摂るようにすると膀胱炎予防になります。

尿のpHを整えてくれ、炎症を抑えてくれる働きがあります。

『たまご酢』を飲むという、民間療法も存在します。

生卵をカップに割り入れ、崩さずお酢をかけたものを飲むというものです。

 

おわりに

  • 妊婦の膀胱炎は抗生剤で重症化を防ぐのが定番の対処法
  • 妊娠している場合、影響の少ない薬が処方されるのできちんと飲みきること
  • 妊婦さんは膀胱炎になりやすいので清潔・栄養・休息に気をつけましょう

重症化させれば、ママを救うために赤ちゃんを諦めなければならないケースも出てきます。

民間療法は、予防や回復をサポートする程度に考え、抗生剤が処方されたらきちんと飲みきって、早く治してくださいネ。

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