健康 妊娠超初期

妊娠超初期に飲んだ風邪薬は危険?その影響について

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妊娠とわかる前にうっかり風邪薬を飲んでしまった!そう気づいてヒヤっとしたことはありませんか?

人によっては妊娠超初期段階でも微熱等、風邪のような症状が出ることがあります。

おまけに「風邪はひきはじめが肝心!」とよく聞きますから、少しのことでも飲んでしまうのも無理ありません。

しかし気になるのは風邪薬の影響ですよね。

妊娠中は薬を服用できないようなことを聞くし、赤ちゃんは大丈夫なのか?流産の心配はないのか?自分の飲んだ薬は危険なものではないのか?心配になると思います。

今回はそんな妊娠超初期の薬の疑問についてみていきましょう。

 

風邪薬が与える可能性がある影響

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妊娠超初期段階での赤ちゃんはまだ受精卵の状態です。そのため仮に飲んでいたとしても問題ないとされています。

もしも受精卵が影響を受けた場合は、そのまま妊娠が成立しないことになります。ですので、あなたが今妊娠の陽性反応を確認したのであれば「影響を受けなかった」ということになります。

しかし超初期の次にくる妊娠初期(4週目~15週目)は注意をした方がいいとされています。

理由は胎児の器官が形成され成長が著しい時期なので妊娠期の中では最も影響を受けやすいからです。

影響の内容としては 無脳症、二分脊椎、手足が短くなるなどの奇形 、低体重症、心臓血管に影響を及ぼす等があります。

これは薬の種類によって危険性の種類も異なってきます。

 

危険を与える可能性がある薬

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抗ヒスタミン、鎮咳薬

風邪薬の中に使用されているもので、たくさん服用すると危険です。

抗ヒスタミンにも種類があり、危険の可能性があるものとそうでないものがあります。

危険とされているのは
「オキサトミド(セルテクト)」
「ヒドロキシジン(アタラックス)」
です。

 

解熱鎮痛剤 「イブプロフェン」

 32週以降の赤ちゃんの心臓血管に影響を与える可能性があります。

 

残留性の高い薬

 角化症治療薬「エトレチナート(チガソン)」
 抗ウィルス薬「リバビリン(レベトール)」
 抗リウマチ薬「レフルノミド(アラバ)」

 ほとんどの薬が1~2日で体外へ排泄されますが、これらは体内に残る期間が長いため、飲んだ時は何ともなくても後に影響を与える可能性があります。

 

妊娠時に服用してはいけない薬

「チガソン」「ビタミンA誘導体(レチノイド)」抗ガン剤、特殊なホルモン剤、放射性医薬品

奇形の可能性が高まる薬です。

市販されておらず、基本的には医師から妊娠しないようにと事前に説明があります。

 

あなたの飲んでいた薬は上記にありましたか?もし飲んでいたら念のため医師に報告・相談しましょう。

 

意外な「薬の事実」

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あなたが飲んだ薬が上記になかったとしても、やはり飲んでしまったら気になってしまいますよね。

しかしそこまで深刻に考える必要がない「薬の事実」があります。

 

妊娠初期段階で99.9%の人が薬によるリスクはないと診断されている

妊娠に気づく前に薬を飲んでしまった!と相談する方はとても多いようです。

ある医療機関では妊娠初期段階の相談者1万人に対し「飲んだ薬が赤ちゃんに影響を及ぼす可能性がある」と診断されたのはたった数人だったそうです。

妊娠初期は先程言ったように妊娠期では最も影響を受けやすい時期ですよね。

それでも99.99%の人が「薬によるリスクはない」と診断されているのです。

またそこで「影響を与える可能性がある」と診断された内容も「赤ちゃんに障害が出る確率が10%ある」、つまり90%は問題なく生まれてくるというものだったのです。

ですのでうっかり薬を飲んでしまっても、心配する必要はほぼありません。

 

「妊娠中に使用しないでください」の真実

よく市販の薬に「妊娠中に使用しないでください」という内容のものが記載されていると思います。

それは胎児にとって危険!という意味ではないことをあなたはご存知でしたか?

妊婦の治験が行われていないため、影響があるかどうか検証されていない。つまり妊婦に対する安全性が絶対的ではないという意味です。

ここまで聞くと「ちょっと怖いんじゃない?」と思うかもしれませんが、実際のところは心配の必要はありません。胎児への影響に関係ないものがほとんどです。

考えてみてもうっかり飲んでしまう可能性がある誰でも購入できる市販薬に、胎児に害を及ぼすようなものがあるはずないですよね。

 

これから気をつけること

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妊娠超初期に薬を飲んでいたとしても、問題ないということをおわかりいただけたと思います。

しかし問題がないといっても、これからは以下のことも気をつけましょう。

 

むやみに服用するのは禁物

リスクが上がらないとしても自己判断で薬を飲むことはやめましょう。ビタミン剤なども注意が必要な場合があります。妊娠とわかっていたら必ず産婦人科医に相談しましょう。

 

薬をもらいたい時、予防接種は必ず産婦人科で!

もし今後風邪をひいたりして薬に頼りたいと思った時、インフルエンザなどの予防接種をしたいと思った時等は内科などではなく、産婦人科を利用してください。

妊婦さんに適した薬の情報が産婦人科より少ない内科病院もあるからです。

授乳中のことですが、過去私にこのような体験がありました。

インフルエンザの予防接種を受けたくて近くの内科病院に問い合わせところ、「授乳中の人が受けても問題ないかどうかわからない」と受付で言われたのです。

結局別の産婦人科に問い合わせ、「うちのインフルエンザ薬は妊婦さんも授乳中の方にも受けていただけるものですよ」と回答がきたのでそちらでお願いすることになりました。

ですので、妊婦さんのことも「安心して使えるものであるかどうか」を確実に知ることができるのは産婦人科です。

 

元祖イクメンと言われる産婦人科医・吉村先生も、以下の動画で妊娠中の薬については産婦人科で問い合わせるようにすすめています。

妊娠後期の話ですが、今後の心構えとして知っておくといい内容だと思います。

 

最後に

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妊娠超初期に風邪薬を服用しても、とくに問題はありません。しかし、妊娠が判明したら念のため何を服用したのか医師に伝えましょう。

またこれからの薬については、担当の産婦人科医に必ず相談するようにしましょう。自己判断でむやみに飲まないようにしましょう。

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