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夜寝ない2歳児にイライラ…その子の原因を見つけよう!

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2歳になったらきちんと眠れるようになると思っていたのに…

いつになったら安定した睡眠を確保できるようになるの?そんな思いをされているママさんもいますよね。

 

赤ちゃんは昼のリズムが整ってない、というセリフは生後数カ月まで。

2歳になったら多くのお子さんが夜ぐっすりと眠るようになっているのを見て、不安に思ったり焦ってしまったり…

もしかしたら、それには大きな原因があるかもしれません。人間にとって睡眠は欠かすことのできない大切なもの。

 

早めに原因を知り、早期解決につなげたいですよね。

今回は2歳児をメインに、夜眠らない原因で考えられる代表的なものを挙げています。

一緒に見ていきましょう。

 

悩んでいます、夜寝ない2歳児…

小さなお子さんが夜眠らないと心配になりますし、親側にも睡眠不足というストレスがかかってしまい、精神的・体力的ともによい状態にはなりません。

実際に夜の眠りが不安定なお子さんをもつママ達は、こんな思いをされています。

生後~1歳の間は寝かしつけにも苦労をしなかった方も、2歳になるととたんに大変になってしまったというケースがあるようです。

信じられないかもしれませんが、本当に朝まで起き続けてしまう子もいるんです。こうなっては、ママもさすがにつき合いきれないですよね…。

昼寝との兼ね合いが関係している子もいるでしょう。体力がついてくるこの時期のお昼寝のさせ方も、悩みの一つです。

睡眠について知っておきたいこと

夜寝ない原因と対策を知る前に、睡眠について知っておきたいことがいくつかあります

睡眠のリズム

私たちの脳には、体内時計と呼ばれる睡眠のリズムを形成している神経細胞があり、意識をしなくても活動状態と休息状態を昼夜で切り替えるようになっています。

この体内時計に重要な働きかけをするのが太陽の光で、規則正しい生活をすることが体内時計を整えるポイントです。

 

休息状態、つまり睡眠時は、ノンレム睡眠レム睡眠を繰り返します。

ノンレム睡眠は深い眠りで、脳も身体もこの時に休んでいる状態です。

一方レム睡眠は浅い眠りで、身体は寝ていても脳は活発に動いている状態です。夢を見るのはこの時ですね。

 

詳しくはこちらの動画で説明されていますので、ご覧ください。

睡眠ホルモン

体内時計に働きかけるホルモンのうち、自然な眠りを誘う作用があるのがメラトニンというホルモンです。

朝、光を浴びることで体内時計がリセットされ、メラトニンの分泌が止まるとともに身体も脳も活動状態になります。

メラトニンが再び分泌されるのは目覚めてから14〜16時間ぐらい後だとされており、分泌が始まると体温を低下させ、身体を休息に適した状態に導くことで眠気を促します。

 

睡眠と年齢

生後4ヶ月くらいまでは、活動状態と休息状態の切り替えが4時間程度で行われています。

新生児が昼夜の区別がないと言われるのはこのためですね。

4か月以降になると、少しずつ昼夜の区別ができてきて、日中の睡眠は昼寝で短く、夜間の睡眠が長くなってきます。

昼間起きている時間は徐々に長くなり、2歳前後では昼寝は午後1回になるのが一般的です。

睡眠を促すホルモン、メラトニンは、年齢を重ねるとともに分泌量が減ることが明らかになっています。幼児・子どもに比べて大人の睡眠時間が短くなったり、高齢になって夜何度も目覚めてしまったりするのはこのためです。

眠気を感じ、良質な睡眠をとるためには、体内時計が整っていることが重要だということがわかりますね。

赤ちゃんとの生活ってあっという間ですよね。気づいたらどんどん成長していく赤ちゃん。最初は寝てばかりいても、成長していくにつれ起きている時間が増えていきます。最初は数十分だったのが数時間起きているようになってくると、どう過ごしていいか分からないママ...

 

夜眠らない原因

体内時計を整えることの重要さを理解した上で、2歳児が眠らない原因を考えてみます。

成長によるもの

先ほども述べたように、成長するにつれ活動時間は長くなります。

睡眠は体力や疲労を回復しますが、昼寝が長すぎるとその後の活動時間も比例して長くなる傾向があります。結果として夜の就寝時間が遅くなってしまうんですね。

 

また、昼寝はさほど長くないけれど日中に体力の消耗率が少ないという場合も、活動時間を長くしてしまう原因になります。外遊びが少ない場合や、十分な運動量が確保できない場合に夜の就寝時間が遅くなることもあります。

こういった原因の場合、2歳のお子さんには睡眠が必要ですが、上手にはとれていないということになります。

お昼寝の時間を調節したり、外へ出る機会を増やすなど、こちら側から睡眠を促す環境を作ってあげる必要があるでしょう。

 

ショートスリーパー

昼寝や体力消耗の有無に関わらず、短い睡眠時間で健康を保っていられる人のことをショートスリーパーと言います。

必要な睡眠時間には個人差がありますが、極端に少なく感じるのがこのタイプです。

 

このタイプの場合は、幼児期であっても短い睡眠時間で問題なく生活することができます

そのため、深夜12時を回っても眠くならない、日付が変わってからの睡眠でありながら朝は7時前に起床…ということも珍しくないようです。

 

これではパパやママの方が参ってしまいますよね。ショートスリーパーの子を早く寝かしつけることは残念ながら難しいのですが、ルールを決めることで親側の負担は軽減することができます。

ウチは、21時過ぎたら、相手はしないことにしています。

21時前に、おもちゃなどは片付けて、

21時からは、リビングのテーブルでお絵かきをするか、絵本を読むか、

声を出さず、席もたたないでいるなら、起きていても良い、とルールを決めています。

21時までは、兄弟で遊んだり、テレビを見たりしていますが、

21時過ぎたらテレビも消して、静かに過ごしています。

私は、ネットをしたり、お茶を入れて飲んだり、翌日の準備をしたりしています。

で、子どもたちは、眠くなると、おやすみなさいと言って自分から布団に入ります。 

お互いにストレスを溜めないよう、上手に関わり合うことが大切です。

 

2歳児の睡眠不足は睡眠障害の可能性も

通常、2歳を過ぎるころには夜泣きが治まり、しっかりと寝られるようになると言われています。

しかし、2歳を過ぎてもなお夜中に何度も目覚めてしまうような子の場合、睡眠障害も疑われます。

 

睡眠障害は一般的に、

  • 睡眠リズムの乱れ
  • 睡眠中に起こる異常

2つが主な原因とされています。

 

睡眠リズムの乱れ

現代の子どもに多く見られるのが、夜型の生活習慣が定着してしまっているケースです。

就寝前にテレビやスマホなどの電子画面を見ていると、画面から発せられるブルーライトが脳の覚醒を促してしまい、なかなか寝付けなくなってしまいます。

また、仕事の関係上、両親の帰宅が遅くなってしまうことがあるかもしれませんが、それがきっかけで夜の活動時間が長くなってしまい、入眠時間が遅くなっていってしまうというケースもあります。

 

睡眠障害がひどくなってしまうと、不眠症概日リズム睡眠障害(※)などを引き起こしてしまう可能性もあるので、異変に気が付いたら早めにリズムを整える生活習慣にしていくことが大切です。

(※)昼夜と体内時計のリズムが合わず、望んでも眠りにつくことができない状態のこと。

 

睡眠中に起こる異常

アレルギー性鼻炎喘息が原因で、呼吸がスムーズに行えないケースもあります。

また、アトピー性皮膚炎による強い肌のかゆみが睡眠を妨害してしまうことも。

他には、扁桃腺肥大という喉の奥が腫れあがってしまう現象によって、呼吸に乱れが生じてしまうケースもあるようです。いびきや、ひどい場合は睡眠時無呼吸症候群を引き起こしてしまうこともあるので、注意が必要です。

 

睡眠の質を低下させることは睡眠障害につながりやすいので、寝つきが悪いと感じたら、睡眠時の様子も観察しましょう。異変があれば、早めに病院で治療を受けましょう。

 

睡眠障害を引き起こしてしまうと

主に以下のような症状が見られます。

  • 激しいいびきをかく
  • 頻繁に泣く
  • 夜間に何度も目覚める
  • 頭痛や腹痛を訴えることがある
  • 日中イライラしていて機嫌が悪い
  • 一日を通して眠気を訴える
  • 寝ている途中に呼吸が止まってしまう(睡眠時無呼吸症候群)

 

睡眠は子どもの成長を促すうえで大切なものです。睡眠障害の症状が1ヶ月以上続いている場合は、早めに病院を受診しましょう。

 

2歳になっても夜寝ないことが続いたら

まずは、お子さんの様子をしっかりと観察します。

睡眠不足が感じられれば、早めに生活習慣を改善し、睡眠のサイクルを作ってあげることが望ましいです。睡眠障害には十分に気をつけましょう。

睡眠不足を特に感じさせなく、短い睡眠時間でも日中を元気に機嫌よく過ごしているようであれば、ショートスリーパーであり、個性の一つとしてとらえてあげましょう。

この場合、親側がお子さんに合わせた生活をするのではなく、お互いが無理なく関わり合えるルールを作っていくことが大切です。

 

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