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赤ちゃんの寝ぐずりの原因と対処方とは?放置すると危険が?

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大人の私たちから見れば、眠いなら寝たらいいのに…

という状態ですが、赤ちゃんはどうしてか、寝る前にぐずりだしてしまうこともありますよね。

寝られるなら好きなだけ寝たい…そんなママの願望とは裏腹に、寝ることへの経験値が少ない赤ちゃんは、眠りにつくことが不得意なんです。

お昼寝時だけでなく夜にも寝ぐずりをされると、ママだって寝たいのに!とストレスと疲れが一気に溜まってしまい、泣き止むまで放置したくなる時もありますよね。

そんな時はどうして赤ちゃんは寝ぐずりをするのかという観点から対処方法を考えてみると、意外と良い方法が見つかるかもしれません。

赤ちゃんが寝ぐずりをする原因と、対処方法についてまとめました。

 

赤ちゃんが寝ぐずりする理由

赤ちゃんは寝るのが下手

成長するにしたがって、眠ることへの抵抗や不安はなくなり、自然と眠りにつくことができるようになりますが、赤ちゃんには以下のような説があって眠ることが難しいと言われています。

 

【説①:遺伝子に刻まれた寝ることへの恐怖】

大昔、人類がまだ狩猟生活をしていたころ、眠るということは敵に襲われたり雨風に打たれたりと安心できるものではなかったという経験が、遺伝子に残されているのだという説です。

眠ることへ恐怖を感じて泣いている、という見方です。

 

【説②:自律神経の働きが不快なものだと感じている】

人間の脳や身体は、活動時には交感神経が働いて興奮状態にありますが、就寝モードに入ると副交感神経に切り替わり、興奮状態から鎮静な状態へと変化していきます。

大人なら心地よい感覚ですが、赤ちゃんはこの感覚が不快なものに感じてしまうという説です。

違和感や不快な思いは泣いて訴えるのが赤ちゃんです。この入眠前の感覚を不快だととらえ、泣いて訴えるという見方です。

 

【説③:親ともっと一緒にいたい、一緒に遊んでいたいと要求】

単純に「まだ遊んでいたい」という欲求が抑えられないことも考えられますが、甘えたい時期の赤ちゃんにとって、寝るということはこれ以上パパやママに甘えられないということを意味してしまうという説です。

まだ一緒にいたいよー!もった甘えたいよー!という欲求から不満や不安を感じてしまうという見方です。

 

その他、こんな考えも

学術的な根拠のほどはわかりませんが、寝ぐずりに悩むママにとっては、気持ちを大きく変えてくれるすてきなエピソードです。

説としてご紹介したのは、実は赤ちゃんが寝ぐずりをする理由というのははっきりと解明されているわけではないからです。人間の脳が未だ全容解明できていないことを考えても、このことは理解できますよね。

ただ、ご紹介したような説で赤ちゃんが寝ぐずりをすると考えると、意味もなく泣いているわけじゃないのかな、とママの気持ちも楽になりませんか。

 

ママも疲労困憊な寝ぐずり問題

どんなに赤ちゃんがかわいくても、お昼寝時や夜の就寝後はママのほっと一息タイムにしたいママも多いのではないでしょうか。できればすんなり眠ってほしい。でも寝ぐずりをされてしまうと、ママの疲れやストレスが倍増…

寝ぐずりに悩まされているママはこんなにいるんです。

わかっちゃいるけど…ママはやり場のない想いを抱えていることが多いんです。

体力が付いてくると、ぐずるのもパワフルに、そして長丁場になってしまいがち。成長するにしたがって、寝ぐずりへの対応はママも気力を使いますね。

何歳までに治まる…育児書通りなんていかないもの。一人の人間を育てるというのは、本当に大変なことなんです。

スマホを使って育児なんて!という意見もあるかもしれません。でも実際にママの立場に立ってみると、そのしんどさが伝わります。

テレビが登場したときも、ママたちはきっと悩んだはず。文明の利器も上手に育児に取り入れるといいのではないでしょうか。

 

寝ぐずりを放置すると

噛む_R

さて、寝ぐずりの理由や体験談をご紹介してきましたが、では寝ぐずりをされたとき、そのまま放置をするとどうなるのでしょうか。

放置をするママの気持ちとしては、自分で寝る力をつけてほしいという期待や希望があるのだと思われますが、寝ぐずりを放置することは次のような危険性をはらんでいるんです。

サイレントベビーになってしまう

サイレントベビーという言葉を聞いたことはありますか?

泣いたりかんしゃくを起こしたりすることが少なく、とってもおりこうさんな印象を与えるのが、このサイレントベビーの特徴です。一見手がかからないと思われることが多いですが、見過ごすことのできない危険な状態なんです。

赤ちゃんにとって泣くことは、コミュニケーションの一つ。しかし、そんな赤ちゃんが泣くことを止めてしまったら…。親から放置されることにより、「泣いても騒いでも、かまってもらえない」という感情が生まれてしまい、愛情や人間関係形成に関して歪んだ発育をしてしまう可能性が高いのです。

特徴は

  • あまり泣かない
  • あまり笑わない
  • 視線が合わせにくい
  • 喜怒哀楽などの反応が薄い
  • あまり活発に動き回らない

などがあります。

該当項目があればサイレントベビーかと言えば、その診断は難しいですが、これまでの関わり方から気になることがあれば、保健士さんや専門機関で相談してみましょう。

異常に気が付きにくい

赤ちゃんは「苦しいから泣くのを止めよう」という感覚はありません。苦しくても何とか見てもらおうと、更に一生懸命に泣くのです。

泣きすぎることで呼吸が乱れてしまい、危険な状態になることも十分に考えられます。普段は気が付きにくいですが、咽頭軟化症の場合、呼吸困難やゼーゼーとした呼吸を起こしてしまい、チアノーゼが現れることもあります。

更に、声帯付近の筋肉が痙攣し、一時的に呼吸ができなくなる喉頭けいれんを起こしてしまうこともあり、異変に気が付かないでいると大変危険な状態になってしまいます。

赤ちゃんが泣くことは悪いことではありませんが、その様子はしっかりと見てあげる必要があります。

 

寝ぐずりを解消する方法

残念ながら、すぐに寝ぐずりを100%治める方法というのはありません。赤ちゃんによって合う・合わないがありますし、やはりどの方法も少しずつ時間をかけて解消していくものです。

ママとお子さんの負担が少なく、かつ、落ち着いて眠りにつくことができる方法を見つけて下さい。

【朝夜の区別をしっかりつける】

朝は7時ころまでに起き、カーテンを開けて明るくする。夜は電気を消して暗くする。当たり前のことだと思うかもしれませんが、朝夜のリズムを整えることを意識することは大切です。

【落ち着く音楽をかける】

ママもリラックスできるヒーリング効果の高い音楽や、水の音などのネイチャーサウンドを流すと落ち着くかもしれません。CDもありますし、買いに行くゆとりがないという方はスマホを使ってもいいと思います。

【入眠前に決まった行動をする】

子守歌、絵本、話しかけるなどの行動をした後に、電気を消して入眠を促します。月齢の小さいころから入眠前に決まった行動(入眠儀式をしていると、これから寝るんだということが自然と習慣となり、寝ぐずりが治まることもあります。

断乳を考えている場合にも、入眠儀式を決めておくとスムーズかもしれません。

【昼間にたくさん遊ぶ】

毎日これを続けることは難しいかもしれませんが、天気のいい日はお外で一緒に遊ぶ(月齢が小さい子はお散歩をする)と、体力を使った赤ちゃんはすんなり入眠できるかもしれません。

特に身体を動かすことが好きな子にはおすすめです。

【ねんねトレーニング】

こちらは事前にしっかり理解をしてから取り組む必要があります。赤ちゃんが自分の力で眠りにつくことができるようにするトレーニングです。

基本的な考え方は、赤ちゃんが泣いてもすぐに抱き上げたりせず、できるだけ自分の力で眠りに入るコツをつかませるというものですが、前述した放置とは異なります。放置は泣きっぱなしにしておくことですが、ねんねトレーニングでは、様子を見続けながら入眠を促します。

①生活サイクルを決める

トレーニングに入る前に、毎日の生活サイクルをきちんと整えます。起床時間、就寝時間、食事時間などのサイクルを決めて実施していきましょう。

②入眠儀式を決める

先ほどもご紹介した、寝る前に決まった行動をとる入眠儀式を決めます。この時、赤ちゃんが興奮してしまうようなものは逆効果ですので、お子さんの性格を考えた儀式を選びましょう。

静かに心を落ち着かせることで、入眠をルーティン化する準備をしておきます。

③赤ちゃんが自力で眠りにつくまで入退室を繰り返す

ねんねトレーニングを実際に開始する段階です。大切なのは、赤ちゃんとママが部屋を隔てていること。ご家族の協力も必要ですが、ねんねの際はできるだけ赤ちゃんが1人になる空間を作ります。

ママは「おやすみ」と告げ、部屋を出ます。もちろんここで赤ちゃんは泣くでしょう。しかしすぐには部屋に入りません3分ほどたったら、一度様子を見に入室しましょう。

このときも抱き上げたりはせず、背中をさすったりトントンをしてあげるだけにとどめます。「ママはここにいるよ」など、安心できる声かけもしてあげましょう。

2分ほど滞在したら、再び外に出ます。更に赤ちゃんは泣くでしょう。次は5分後に入室、2分滞在、7分待って2分滞在…と、外にいる時間を少しずつ伸ばしながら、赤ちゃんが眠るまで繰り返します。

このトレーニングは数日かかることが予想されますが、早い子であれば3日ほどで自分の力で寝付くことができるようになります。

 

寝ることへの不安を少しずつ解消してあげよう

ママと赤ちゃん_R

泣くということは、赤ちゃんは眠ることに対して少なからず不快感や不安を抱いているということです。初めからうまくできる子なんてそういません。

寝ぐずりをする子に対し、手がかかる、かんしゃく持ち、甘えん坊などと、放置をしてしまっては危険です。ママ1人では辛いですが、旦那さんや家族方にも協力してもらうことで、自分や赤ちゃんを追い詰めず、寝ることへの不安を少しずつ解消していく方法を見つけていきましょう。

大丈夫。数年後、きっと今の状況も懐かしく感じます。焦らず、ゆっくり、赤ちゃんと向き合っていきましょう。

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