授乳 育児

母乳の飲み残しって飲ませていいの?そのままでOK?絞るべき?

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一日に何度も行う授乳ですが、毎回ママのおっぱいがすっからかんになるわけではありませんよね。

赤ちゃんの体調だったり気分だったり、飲む量にも毎回変化があり、それによって飲み残しを感じてしまうこともあるかと思います。

 

この飲み残し、そのままにしておいてもいいのでしょうか。それともしっかりと絞るべきなのでしょうか。

 

飲み残された母乳の処理と、飲み残しと判断するポイントについてまとめました。

 

母乳の飲み残しとは

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母乳の飲み残しとは、一回の授乳時に乳房内で生成された母乳が完全に出きらずに残ってしまう状態 のことを指します。

赤ちゃんも機械ではありません。生成された母乳を毎回100%飲み切るなんてありませんよね。

 

飲み残した母乳は赤ちゃんによくない?

飲み残した母乳を赤ちゃんに与えても特に問題はないと言われています。

  • 飲み残しを赤ちゃんへ与えていい理由と注意点
  • 飲み残しの判断の仕方
  • 飲み残し母乳の処理方法とママへの影響

について詳しく見ていきたいと思います。

 

栄養面では?

飲み残した母乳でも、栄養面では変わりありません

母乳はママの血液から生成されています。

赤ちゃんの成長に必要な栄養素がママの血液の中から優先的に母乳に移行されてきますので、その栄養素が時間によって変化することは考えられません

 

衛生面では?

飲み残し=古い母乳=不衛生だと思う方もいるのではないかと思います。

もし体内に残った母乳が衛生的に良くないとしたら、赤ちゃんはもちろんですが、ママの身体にも影響があるということ。

でも、卒乳や断乳の時期を考えてみると、そうとは考えられませんよね。

牛乳をコップに入れて常温化で放置すると細菌が繁殖してしまうのは、牛乳自体が外気に触れてしまっているから

乳房内、つまり体内に保存されている状態の母乳とは違いますよね。

飲み残しがあっただろうと考えられる場合でも、その母乳の衛生面が低下するということはありません

 

それよりも、十分に飲んでもらえなかったおっぱいがパンパンに張ってしまう状態は、ママにとって辛いものです。

 

飲み始めの噴射

もし飲み残した母乳があって次の授乳時までにおっぱいがパンパンに張ってしまっていることありますよね?

そんなときは母乳が勢いよく噴射してしまい赤ちゃんの飲むペースを乱してしまうかもしれません。

この噴射でよく見られるのが

  • むせる
  • 吐き戻す
  • 授乳を拒否する

などです。私も何度も経験があるのですが、飲み残しがあった場合や授乳時間が空いてしまった場合に、勢いよく母乳が出すぎてしまうんですね。

これを回避するためには、飲み残しを絞るというよりも、授乳前に少し絞り出してあげましょう。

パンパンに張ったおっぱいは、赤ちゃんにとって吸いつきづらいもの。

更に噴射されては、大好きな授乳タイムも嫌なイメージになってしまいます。

授乳前に絞ることでママ自身も楽になりますし、赤ちゃんにとっても飲みやすい状態のおっぱいになるんですね。

 

でも…母乳の飲み残しがわからない!判断の仕方は?

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飲み残しについてわかっても、実際に「飲み残しているな」と感じることは少ないかもしれません。

私も現在、完全母乳で第二子を育てていますが、左右均等に授乳することを意識すると片方だけを心ゆくまで与える、ということはできません。

では実際に母乳が飲み残されているかどうかは、どうやって判断すればよいのでしょうか。

 

絞るような飲み残し

  • 授乳後もスッキリしない
  • 乳房が硬いまま

そんな時は生成された母乳の多くが残っている状態です。

そのままではおっぱいがパンパンに張ってしまいよくありません。

乳腺炎との関係はまた後で触れますが、授乳後もおっぱいがスッキリしない時は搾乳をするとよいでしょう。

その際、出なくなるまで搾り続けるのではなく、張りが楽になる程度までにおさえます。搾りすぎるとその量が必要量だと身体が勘違いしてしまい、母乳過多につながってしまいます。

 

赤ちゃんが満足した時点が適量

上で述べたように、ママの身体は赤ちゃんに合わせて母乳の生成量を決めています

初めは多かったり少なかったりする母乳も、赤ちゃんがおっぱいを求める頻度や授乳時に飲む量に合わせて、適量を生成するようになります。

そのため、どれくらい飲めば飲み残しがないか、というのは不明瞭。赤ちゃんが満足した時点で、そのときの授乳は適量なんですね。

前回よりも授乳時間が短いな、と感じても、おっぱいが張っていないようであれば搾乳する必要はありません

 

ママへの影響~母乳の飲み残しがしこりや詰まりの原因?

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さて、”おっぱいが張らなければ搾乳の必要はない” と書きましたが、授乳後にまだ母乳が残っている場合、その残された母乳がしこりや詰まりの原因になるのではと考える方もいるかと思います。

注意が必要なのは、飲み残しが全て悪さをするわけではないということ。

授乳後にもかかわらず張りが治まらない、痛みがあるなどの場合でなければ、飲み残しによるしこりや詰まりを心配する必要はありません。

 

乳腺炎などのトラブルの原因

乳腺炎などのトラブルにつながる主な要因は以下の通りです。

溜められる量の限界を超えて母乳が生成されてしまうこと

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母乳生成がママの体内に溜めて置ける量を越えた場合、乳腺詰まりを起こしてしまい、最終的には乳腺炎につながってしまう可能性が高いです。

授乳後にも張りが解消しない場合、

  1. 必要以上の搾乳をしている
  2. 授乳回数が少なくなった

などが原因で母乳過多になっている可能性もあります。

1.の場合は授乳後の搾乳をやめ、授乳前に少し絞るようにしてみましょう。

2.の場合は授乳回数を意識的に増やすことで解消できます。授乳間隔が空きすぎていると感じたら、ママの方から授乳を促してあげましょう。

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母乳の流れが悪くなること

飲み残しだけでなく、母乳の流れが悪くなってしまい乳腺を詰まらせることもあります。

この場合、授乳時のポジショニングが重要です。

いつも同じ方向からの授乳では、母乳の流れに偏りが生じてしまいます。

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まとめ

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母乳の飲み残しについて、母乳育児をしているママさんの助けになっていれば嬉しいです。

母乳タイムは幸せタイム。上手に母乳育児を続けていくためにも、心配事や不安なことを共有し、お互いに理解を深めていけたらいいですね。

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