授乳 育児

母乳を飲みすぎじゃないか心配!その9つのサインと対策とは?

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授乳後に赤ちゃんの機嫌が悪い!寝ない!吐いてしまう!

それは 母乳飲みすぎ かもしれません。

大人でも飲み過ぎ食べ過ぎで胃がパンパンになっていると気分が悪くなったり、眠れなくなったりしますよね。

大人ならば胃腸薬を飲んだり対処をすることができますが、赤ちゃんの場合は訴えることもできません。

赤ちゃんがずっとぐずぐずしていたり体調悪そうにしていると、特に新米ママさんは不安になってしまうことでしょう。

今回は、母乳の飲み過ぎで赤ちゃんに現れる症状とその対策をご紹介します。

 

母乳を飲み過ぎたときのサイン・「過飲症候群」の症状

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母乳を飲み過ぎたときのサインを最初にリストアップしておきましょう!

  1. 母乳を吐く
  2. 充分に母乳を飲んだのに泣く
  3. うなり声を出す・いきむ
  4. おしっこや便の回数が多い・便秘や下痢である
  5. 体重増加が急激
  6. 鼻づまり・鼻水や痰がからんだようなゼロゼロとした体重増加が急激呼吸をする
  7. お腹がパンパンでおへそが飛び出る
  8. 多呼吸・陥没呼吸
  9. 反りやすい・刺激に反応しやすい

それぞれ説明していきますね!

 

母乳を吐く

赤ちゃんの胃はとても小さく、筒状で引っ掛かりがなく、逆流しやすいかたち をしています。

ですから、必要以上の母乳が入ってくると対処できず吐いてしまいます。

特に、ゲップをさせてもよく吐いてしまう場合などは母乳の飲み過ぎが原因かもしれません。

 

充分に母乳を飲んだのに泣く

赤ちゃんが泣く理由はさまざまですが、授乳後に泣き、その要因が見つからないならば、胃の不快感 が原因なのかもしれません。

特に、お腹がいつもよりパンパンに膨れている場合はその可能性があります。

 

うなり声を出す・いきむ

赤ちゃんがうなる・いきむ時は、げっぷやおなら、うんちを出したいのかもしれません。

母乳を飲み過ぎたことにより、お腹にガスが発生しやすい状態になります

 

おしっこや便の回数が多い・便秘や下痢である

母乳をたくさん飲むということは、それだけおしっこやうんちが増えるということです。

また、大人でも食べ過ぎたときに胃腸の働きが追い付かず、便秘や下痢になることもありますが、赤ちゃんも同様に母乳を飲み過ぎると胃腸症状が出てしまいます

続く場合は母乳の飲み過ぎを疑っても良いでしょう。

 

体重増加が急激

これはより月齢の小さいうちの方が顕著でしょう。

特に、新生児の頃は授乳後に赤ちゃんの体重を計りますよね。

1日の体重変化が50gを超える場合は飲み過ぎの可能性が高いようです。

 

鼻づまり・鼻水や痰がからんだようなゼロゼロとした呼吸をする

赤ちゃんの胃は筒状になっており飲み過ぎた母乳が逆流しやすくなっています。

その刺激により痰や鼻水が分泌されやすくなります。

ですから、風邪でもないのに鼻づまりや、喉のゼロゼロが続くときは母乳の飲み過ぎによるものかもしれません

 

お腹がパンパンでおへそが飛び出る

母乳を飲んだ分胃が膨らむため、飲み過ぎるとお腹がボールのようにパンパンになってしまいます。

また、お臍が大きく飛び出て臍ヘルニアの状態になっていることもあります。

以前より授乳後にお腹が膨らんでいる気がする、臍が飛び出している気がするという時は母乳の飲み過ぎを疑ってもいいかもしれません。

 

多呼吸・陥没呼吸

  • 多呼吸……短い呼吸を繰り返すこと
  • 陥没呼吸……肋骨の下あたりをへこませながら呼吸をする

この場合の呼吸症状は、飲み過ぎにより増える鼻水や痰で気道が狭くなることによって起こります。

 

反りやすい・刺激に反応しやすい

母乳を飲み過ぎることが続くと、抱っこの時に身体を反らしたり、神経過敏になるといわれています

以前より反り返しが強い・よく泣く場合は母乳の飲み過ぎを考えてみてもいいかもしれません。

 

◆過飲症候群

母乳の飲み過ぎが続くことによって起きる症状を「過飲症候群」といいます。

特に複数の症状が出ている場合は母乳を飲み過ぎている可能性が高いでしょう。

これらの症状は、一日の授乳量を調整することで改善することができます。

 

母乳は欲しがるだけ飲ませてもいいって言われたけど?飲みすぎの原因は?

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母乳を欲しがるだけ飲ませてもいいといわれる理由

助産師さんや保健士さんに「母乳は欲しがるだけ飲ませてもいい」と言われたことはありませんか?

でも飲み過ぎると吐いてしまうし、そもそも泣くたびに母乳を欲しがってるような気がするんですけど!?と、戸惑ってしまいますよね。

では、なぜ欲しがるだけ飲ませてもいいなんて言われているのでしょうか。

  • 母乳は非常に消化が良く、免疫成分など栄養も豊富だから
  • 母乳の出る量は一定ではなく、また、赤ちゃんも口寂しくて吸っているだけの時はあまり量を吸っていない
  • 赤ちゃんの精神安定剤として必須だから

以上のことから、基本的には「母乳は欲しがるだけ飲ませてもいい」のですが、飲み過ぎになってしまう子もいます。

飲み過ぎのサインが出ている時などはママが量や回数をコントロールしてあげると良いでしょう。

では次に、母乳を飲み過ぎてしまう原因を見ていきましょう。

 

原因①赤ちゃんは満腹中枢がありません

大人だと、ある程度食べると「お腹いっぱい」になりますよね。

しかし、新生児には満腹中枢がない といわれています。

極端に言ってしまえば、胃の容量を超えたとしても「お腹いっぱい」という感覚にはならないのです

ですから、母乳を飲み過ぎて吐いてしまうといったことが起きてしまうのですね。

満腹中枢は生後3~4か月ごろからできてくるといわれていますが、個人差もあるようです。

授乳量は赤ちゃんの様子を見ながら調節していく必要があります。

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原因②泣くたびに飲ませていませんか?

赤ちゃんが泣いているとママの気持ちは焦ってしまいます。

何が原因かな? 早く泣き止ませなきゃ!

そして、原因が見つからず、困ってしまうとついおっぱいをあげてしまうんですよね。

おっぱいが大好きな赤ちゃんは安心して吸うため、その繰り返しが飲み過ぎの元になっているのかもしれません。

赤ちゃんはちょっとくらい泣かせていたっていいんです。

ちょっと飲ませすぎかな?と思ったらおっぱいを仕舞って、まずは抱っこしてあげてください。

 

原因③母乳が出すぎる「母乳過多症」

母乳過多症とは、その名の通り、母乳が出すぎてしまうことをいいます。

  • 1時間に1回以上母乳パッドを替えないと間に合わない
  • 生後数か月張っているのに乳房の張りがおさまらない
  • 授乳後なのに乳房が張っている
  • 授乳の度に赤ちゃんがむせてしまう

これらの症状に当てはまる場合は母乳過多症の可能性があります。

ちなみに私は長女の時にこの状態だったのですが、授乳のため母乳パッドをとると毎回母乳が噴水状態でした。

そのため前絞りが欠かせず、出かける際も母乳パッドを大量に持って行っていました。

母乳が出すぎてしまうということは赤ちゃんもその分一生懸命出てくる母乳を飲もうとするので、母乳過多症の場合は飲み過ぎてしまう可能性が高くなってしまうのです。

 

飲み過ぎを疑う時は・・・

飲み過ぎの場合は授乳量を調整する必要があります。

しかし、独断で行うことはおすすめしません。

なぜなら、飲み過ぎによって現れる症状は他の病気などの症状とも似ているためです。

飲み過ぎを疑う症状が出た場合は、速やかに小児科医に診てもらった方がいいでしょう。

そこで飲み過ぎであると言われた場合は授乳量を減らしましょう。

ただし、新生児で一日50グラム以上の体重増加がある場合は明らかな飲み過ぎですので、すぐに調節してください。

 

母乳の飲み過ぎを防ぐ方法!

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慣れるまでは授乳量をはかると安心。新生児~月齢別の目安とは

まずは授乳量の目安を知っておきましょう。

【1日単位の授乳量目安】

  • 生後0日~1週間・・・160~480ml
  • 生後2週間~1カ月・・・560ml
  • 生後1カ月~2カ月・・・840ml
  • 生後3カ月~4カ月・・・900~1100ml
  • 生後4か月以降・・・1000~1100ml
  • 離乳食開始後は減っていく

これはあくまでも目安で、必ずしもこの値でなければいけないというわけではありません。

この値を参考に飲み過ぎや足りないといったサインはないか、体重の増え方はどうか、総合的に考えていくのが良いでしょう。

どうしてもママたちは不安になってしまうかもしれませんが、気になる時は小児科医、保健士、助産師、色んな人の意見を聞いて、納得できる意見に従ってみると良いかと思います。

足りなければ回数を増やせばいいし、飲み過ぎなら減らす、ちょうどよさそうならこのまま続けよう・・・と、シンプルに考えてみてくださいね。

 

育児経験から考える母乳飲み過ぎ対策

この記事を書くために調べながら私が思ったこと・・・

「あれ?うちの子飲み過ぎだったんじゃない?」

出過ぎる母乳とよく飲む赤ちゃん、そういえばよくうなっていたし、しょっちゅう便秘していたような・・・

ちなみに次女のことなのですが、現在2歳で成長に何の問題もありませんのでご心配なく。

母乳自体は長女の時の方が分泌過多でしたが、長女はそんなことはなく・・・

思い当たることといえば、長女の時はわりと神経質だったため、1日1回は体重を計り、授乳時間もしっかり守っていたこと。

それに比べ、次女の育児はとてもアバウトでした(^^;)

これらのことを踏まえ、母乳を飲み過ぎを防ぐ対策を提案してみたいと思います!

 

1.授乳間隔を守る

赤ちゃんが泣きだして時計を確認してみたけれど、まだ次の授乳まで時間がある・・・前の授乳でも充分飲んでいた・・・

そんな時ありますよね?

他に泣く理由が見当たらない時はおっぱいをあげてしまいがちですが、そこで一旦ストップ!です。

まずは抱っこをしてみたり、向かい合って遊んであげてください。

それから、ベランダに出て外の景色を見せてあげましょう。

ママは疲れるかもしれませんが、気分を切り替えてあげると機嫌がよくなることもありますよ。

ママが疲れ切っている時は、おしゃぶりも有効な手段ですので、用意しておくと気持ちが楽かもしれませんね。

 

2.ダラダラと飲ませずある程度の時間で切り上げる

長時間の授乳は飲み過ぎの原因、それから乳頭のトラブルの原因にもなります。

右、左、を短時間ずつ吸わせるタンデム授乳をし、時間や回数を決めておいても良いでしょう。

時間と回数は日々調整が必要なため、毎日体重の変化を記録しておくと役立ちます。

また、赤ちゃんの様子によっては計画通りにはいかないこともあるため、臨機応変にやっていきましょう。

 

3.うとうとして吸う力が弱くなったら離す

赤ちゃんはおっぱいを飲みながらうとうとしてくること、よくあると思います。

授乳開始から時間が経っていて、うとうとしている、吸う力が弱くなってきた・・・こんな時はもう離してしまいましょう。

乳首を離して泣いてしまった場合は抱っこで対応です。

授乳と寝かしつけを分けるということです。

 

まとめ

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母乳が足りているはずなのに泣いている・・・

特に体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいのときはとてもつらくなってしまいますよね。

この記事を読んで飲みすぎかな?と感じた場合は小児科医や助産師、保健士に相談してみましょう。

また、今日から体重を計ってみるのも良いでしょう。

授乳は、月齢や体調によって変化していくものです。

固定概念にとらわれず、赤ちゃんに合わせて行っていきましょう。

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