授乳 育児

母乳が出なくなった10の原因と復活するための秘訣とは?

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これまで順調だった母乳が、ある時期に突然出が悪くなってしまっら…

母乳で育てていこうと思っていたのに、思いとは裏腹に母乳が出にくくなってしまったら…

私自身の体験もふまえながら、同じ悩みを抱えているママさんたちの力にすこしでもなれたらと思い、

  • 経験で得たこと
  • 友人の助産師さんに相談したこと

をまとめてシェアしたいと思います。

 

母乳が突然出なくなった!その原因とは?

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私は現在1児の母で、年明けには家族がもう一人増える予定です。

1人目は母乳で何とか育てましたが、断乳を迎えるまでさまざまなトラブルがありました。

 

そのうちの一つが、4カ月頃に突然母乳が出なくなったことです。

当時はとても不安になりましたし、ショックでした。完全母乳を目指していたので、叶わないかもしれないという悔しさも。

自分で調べたり友人の助産師さんに相談したりと、何とか母乳を復活させ、1歳半まで授乳を続けることができたのです。

 

母乳が出なくなる原因は1つではありません。

身体的な原因から精神的な原因、あるいは両者の原因をいくつか重ね持つ場合もあります。

いくつか具体例を挙げてみます。何か心当たりがあるかもしれません。

 

母乳が出なくなった、身体的な問題

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①栄養バランスの偏りや食事量の不足

母乳のもととなるのはママの血液です。

全てが血液と同じ成分なわけではありませんが、やはり血液の状態は母乳に少なからず影響します。

★母乳の成分についてはこちらもご覧ください。

母乳がママの血液から作られるということは聞いたことがあるかもしれません。でも、血液から作られているのに白いのはなぜ?味は血の香りはしないけど…一体どうやって作られるの!?と、疑問がたくさん浮かびませんか?そこで今回は、母乳の作られ方から食べ物、薬剤...

子育てをしていると、どうしても自分のことは後回しになりがち。

  • 片手間に食べられるもので済ませる
  • 食事を摂りそこねる

という場面が多くなっているかもしれません。

 

また、産後の体型を気にするあまり

  • 極端な食事制限

をしてしまう方もいるかもしれません。

このような状況が続くことで、母乳生成の体力がなくなってしまうこともあります。

 

②冷えや肩こり、貧血、血行不良

これらは母乳育児中のママであるないにかかわらず、健康を損ねてしまう原因ですよね。

冷え性は外側からの冷えだけでなく、内側からの冷えも大きいです。

夏野菜や南国のフルーツは身体を冷やす働きがあります。

 

育児をしていると肩こりも切り離せない問題ですよね。

授乳や抱っこの姿勢が肩回りの筋肉を緊張させてしまいます

産後に貧血になってしまうママも少なくありません。母乳分の血液も必要なので、とうぜん妊娠前よりも貧血になりやすい状態にあるんですね。

肩こりや貧血から発生する血行不良も、母乳生成に影響があります。

 

③ホルモンバランスの乱れ

母乳を作るためにはプロラクチンの分泌が増加する必要があります。

このプロラクチンは就寝時に分泌が促され、授乳回数を増やすことによって血中濃度が高くなる仕組みとなっています。

睡眠不足やストレスなどの精神的な問題と大きく関わりますが、このホルモンが適切に分泌されなくなると、母乳の出も悪くなってしまうのです。

 

④水分不足

水分不足はなかなか気が付きにくいもの。通常、

成人が生きていくのに必要な一日当たりの水分量
体重1Kgあたり50ml

とされています。

 

つまり55Kgの方ですと、55Kg×50ml=2750ml(約2.8L)となります。

 

なお、基本的に約1.5Lは食事からの補給と言われているので、意識して摂取すべき水分量は1Lちょっと

母乳育児を希望するママはここに母乳分も加える必要があります。赤ちゃんが必要とする母乳量は個人差があり、たくさん飲む子もいれば少量の子もいます。

 

母乳育児をするママは、

基本の水分量に+1L程度は必要

だと考えるといいでしょう。

 

⑤乳管のつまり

乳腺炎になってしまうと痛みや発熱もあるので乳管が詰まったことがわかります。

しかしその手前の状態の場合、おっぱいは張っているのに出が悪いという状態になり、授乳後もすっきりしません。

この場合、母乳の生成はきちんとされているということ。

  • 張りが治まらない
  • 乳房の一部が硬い
  • 授乳時に痛みがある

などの症状がある場合は乳腺炎の一歩手前です。早めのケアが必要です。

 

⑥乳首の形

乳首の形は人それぞれ違うもの。

中にはどうしても赤ちゃんが吸いつきにくい形状のものもあるんです。

  • 陥没乳頭
  • 扁平乳頭
  • 短乳頭
  • 小乳頭

などの場合、赤ちゃんの吸いつきが悪く、結果として十分に母乳が出ないことになっている可能性があります。

 

⑦薬を飲んでいる

授乳中の投薬が母乳に大きく影響することはほとんどないのですが、まれに花粉症などで薬を飲んでいる場合、母乳の分泌を抑制してしまう場合があります。

 

⑧授乳間隔を空けすぎていて、おっぱいの生成がゆっくりに

ホルモンのところでも少し触れましたが、母乳を生成するプロラクチンは、授乳回数が増えるほど分泌もよくなります。

ねんねが長い子、夜間よく寝る子などは、ついつい授乳間隔を空けてしまいがちですが、そのことでプロラクチンの分泌が増えず、母乳生成もゆっくりになってしまう可能性があります。

 

母乳が出なくなった、精神的な問題

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⑨ストレス

精神的な問題といえばストレス。気が付かないうちに溜まってしまうのが怖いところですよね。

何か不安に感じていること、心労を感じることはありませんか?私の場合、

母乳育児にこだわりすぎたこと

がそもそものストレスの原因だったと、後になってから気が付きました。

 

⑩睡眠不足や疲労

夜間にプロラクチンが分泌されると言っても、夜間の頻回授乳は睡眠不足を招きますよね。

睡眠不足はストレスになるし、血行不良の原因にもなり、積み重なることで疲労感もとれなくなってしまいます。

 

生理が再開したことは関係するの?

生理はママの体調が回復したという証拠。

生理によって母乳分泌が抑制されるということはありません

もちろん生理は血液なので、貧血になりやすくなることが結果として母乳分泌に影響してしまうことがあるかもしれません。

この場合は、貧血対策をきちんとする必要があります。

 

 

出なくなった母乳は復活できる?

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もちろん出なくなった母乳は復活することがあります。私がそうでした。けれど、100%ではありません。

母乳が出にくくなった時期や、ママを取り巻く環境なども関わってくるからです。

しかし、原因をクリアにすることは母乳を出すだけでなくママの健康にも良いことなので、諦めずに解決策を試してみましょう。

 

身体的な問題をクリアにする

食事内容に偏りがあったり十分に食事を摂れていない方は、まずは食生活を見直してみましょう。身体を温める食べ物を意識的に摂取することで、血行不良の改善にもつながります。

★母乳にいい食べ物などをまとめています。

一生懸命おっぱいを吸う子どもの姿を見るのは幸せです。授乳期間にしか味わえない幸福感がありますよね。しかし、母乳育児をしているママにとって、授乳期間中は幸福感だけではないことも確かです…。ママになった喜びと授乳をする幸福感とは裏腹に、避けられない空腹...

★これは食べても大丈夫?と思ったら。

授乳中、無性にカレーなどの辛い物が食べたくなることってありませんか?ふだんは食生活に気を付けていても、正直、たまには好きなものを食べたくなることってありますよね。 でも、からいものを食べて母乳が辛くなったらどうしよう。 そんな風に心配する...

また、水分摂取も意識をしておくことが大切です。飲んでいると思っても、意外と必要量に達していないことがあるからです。

授乳時間が空きすぎていると感じたら、赤ちゃんが欲しがらなくても授乳回数を増やしてみましょう。吸われることで母乳の生成が促されます。

★乳首の形が原因だと感じる方は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

母乳育児をしているママにとって、切り離せない問題なのがおっぱいトラブルです。中でも、おっぱいに傷ができたり水疱ができたりした場合、授乳タイムは一気に苦痛な時間になってしまいますよね。炎症が起こるのには、もちろん原因があります。原因を知れば対策がで...

 

精神的な問題をクリアにする

寝不足と夜間の頻回授乳は切り離せない問題なのですが、夜に十分に眠れない方は、

  • 赤ちゃんのお昼寝時に合わせて一緒に寝る
  • 夜間はミルクで代用し、家族に協力してもらう

などの工夫をするといいかと思います。

ストレスの原因が分かれば、日常生活でそれらを解決する方法を家族と一緒に考えましょう。決して一人で抱え込まないようにして下さい

なかなか家族に相談ができないという場合は、子育て支援センターや保健所など地域のサポートを頼るのも一つです。

 

母乳の出を良くするマッサージ

上記の問題をクリアにすることに加え、母乳マッサージをしていくと効果があるかもしれません。

知人に勧められたのはこちらのマッサージです。

インターネットでもたくさん情報がありますし、周囲のママに聞いてみてもいいと思います。

無理せず続けられるものを見つけて下さい。

 

完母にこだわらずミルクとの混合も考えてみよう

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母乳育児の利点を述べた本やネット上の情報はたくさんあります。

私も1人目の時はそれを100%真に受け、良質の母乳をたくさん与えたいというプレッシャーを自分自身に与えていたと思います。

 

今は1人目を経験して、ミルクとの混合もありだな、と思うようになりました。

混合(もしくは完全ミルク)でもメリットはたくさんありますし、大切なのは親子の触れ合いだと気が付いたからです。

スキンシップを増やしたり、笑顔で接する時間を多くすることで、母乳だミルクだという概念から解放されたのだと思います。

★母乳をやめたいをと思ったら

赤ちゃんが生まれると、いろいろな生活リズムがこれまでとは変わりますよね。かわいいかわいい我が子ですが、やはり一人の人間。こちらが思うようにはなかなか捗らないこともあります。授乳もその中の一つ。理想は母乳で育てたい。でもうまくいかない…母乳育児の壁を...
授乳タイムは幸せタイム…そんなイメージがあったのに、実際に授乳が始まってみると毎日へとへとになってしまい、授乳による疲れを感じてはいませんか。それもそのはず、授乳をするということは、毎日2時間以上のウォーキングをしてるのと同じカロリーを消費している...

 

まとめ

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母乳が出なくて悩んでいる方は、まず、少しでも肩の力を抜いてほしいです。

  • 母乳が復活しなくてもなんとかなるさ!
  • 子どもはきちんと成長していくものさ!

と思える心の余裕が大切だと、私自身の経験から感じました。

もちろん母乳を復活させて、最後まで母乳を与えることもいいことです。頭の隅に置いておいてほしいのは、手段は1つじゃない、ということ。

ゆとりをもって育児を楽しめることが何より。これから始まる2人目育児も、そういう視点で楽しんでいくつもりです!

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