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1歳児の口内炎の原因と対処は?食べやすい食事や生活での注意点も!

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まだ娘がうまれていないころ、母から「孫(私にとっての甥)が手足口病になって、口内炎が痛いからご飯を食べない。何食べさせたらいいと思う?」と聞かれたことがあります。

口内炎ができたとき、どんなものを食べさせたらいいか迷いますよね。

しかもできるとなかなか治らないし、クセになって何度もできたりと厄介なものです。

実は1歳くらいの子どもたちも、口内炎ってよくできやすいんです。

このくらい小さな子どもはどこが辛いのか、なかなかはっきりと言葉にすることができません。

  • あまりごはんを食べないなぁ
  • 口の中をよく気にしているみたい
  • なんだか最近、機嫌がわるい
  • よだれが多い

など子どもの反応で気づくことがあります。

今回は1歳くらいのお子さんに口内炎ができやすい理由や、その対処法についてご紹介します。

口内炎になったときに迷いやすい食事についても、説明していますのでぜひ参考にしてみてください。

 

1歳児。。。口内炎ができやすい理由

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子どもは1歳児に限らず、意外と口内炎ができやすいんです。

まず理由のひとつとして、抵抗力が弱いため口内炎を伴う病気になりやすいという点。

つぎに口の中に傷をつくりやすいという点があげられます。

1歳児の特徴をふまえ、1歳児が口内炎になりやすい理由をまとめます。

1歳児の特徴

  • 離乳食は完了期に入る
  • 2歳になるまでにおおむね一番奥の歯以外の乳歯が生えそろう
  • おもちゃなどを、口に入れて遊ぶ
  • 不安定ながらも歩き始める子が出てくる
  • イヤイヤ期に突入する子もいる

1歳児。。。口内炎ができやすい理由

そんな1歳児ですが、口内炎ができる理由はなんでしょうか。

うえに示した特徴から考えるといくつか原因がみえてきます。

 口の中に傷ができやすい 

1歳になるとようやく自分の足でよちよちと歩きはじめます。

ただ、まだまだ歩き方は不安定なので、しょっちゅうこけてしまいます。

子どもは体にくらべ頭が重いので、顔からこけることも多く口の中をよくケガします。

さらには、子どもは口にものをくわえて、走り回るのが好きですよね。

うちの娘もすぐに歯ブラシを口にくわえて歩き回ろうとします。

ものをくわえたままこけるとそのようなことになるか。。。

想像するだけでも怖いことになることが、おわかりになると思います。

そのほかに口の中を噛んでしまったり、固いものを食べて口の中を切るなどして傷をつくることもあります。

口の中の傷は口内炎の原因のひとつとなります。

 

 イヤイヤ期で歯みがきを嫌がる 

ただでさえ「自分でやりたい!」という自立心が芽生えてくる時期です。

それに加え「イヤイヤ期」が重なると当然のことながら、歯みがきなんてさせてくれないですよね。

お口の中を清潔にすることは虫歯予防だけでなく、口内炎の予防になりますから大切です。

 

 自分の食べたいものしか食べない 

これもイヤイヤ期や自立心につながるのですが、自分の食べたいもの・気に入ったものしか食べない時期があります。

これにより栄養が偏り、病気に対する抵抗力が落ちてしまい、口内炎ができることがあります。

同じものを食べ続ける行動は、ずっと続くものではありません。

何でも食べられるように調理方法や形など、いろいろな工夫をしてみましょう。

こちらも参考にどうぞ→1歳児が離乳食を食べない。困っているあなたの15の疑問に答えます!

 

 三大夏風邪にかかりやすい時期 

のちほど詳しく説明しますが、三大夏風邪というものがあります。

これは手足口病・咽頭結膜熱・ヘルパンギーナの3つでいずれも口内炎を伴う病気です。

この3つは1歳児をふくむ、乳幼児期によくかかる病気です。

 

幼児期の子どもに共通する口内炎ができる理由

1歳児だけでなく子ども全般に通じる、口内炎ができる原因についても触れておきます。

 ストレス 

意外な原因に思われるかもしれませんが、子どももストレスを感じており、これが口内炎の原因でもあります。

とくに保育園や幼稚園など、新たな生活に入った子どもで慣れない日々が続くと、ストレスにつながることがあります。

ストレスは病気に対する抵抗力や免疫力をさげ、口内炎を発症させます。

 

 熱い食べものや飲みものによるやけど 

やけどは口内炎の原因になります。

幼児期の子どもは

「これは熱いだろうから、今食べたらやけどするぞ」

「フーフーしよう」

「もう少し置いておこう」

などの予測と予防の力が、まだまだ不十分です。

目の前に美味しそうなものがあると、熱いものでもすぐに口をつけてしまい、口の中をやけどしてしまいます。

 

 集団生活などで病気をもらってきやすい 

保育園や幼稚園の集団生活では、病気をもらってきやすいですね。

さきほども出た咽頭結膜熱やヘルパンギーナなどは感染力が強いので、集団感染をおこします。

 

口内炎ってなに?

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口の中は粘膜で覆われています。

この粘膜部分に傷や炎症がおき、潰瘍(かいよう:粘膜や皮膚にできた傷が深めにえぐれたもの)ができた状態のことです。

口にものを入れると痛みがでたり、しみるので食欲がなくなったり、機嫌が悪くなったりします。

 

口内炎には以下のような種類があります。

ウイルス性口内炎

手足口病・ヘルパンギーナなどウイルス感染症の症状のひとつです。

カタル性口内炎

熱いものでのやけどや顔をぶつけて口の中をケガしたあとなど、物理的刺激があったあとの傷の部分から、ばい菌が入って炎症を起こします。

ヘルペスウイルス性歯肉口内炎

くちびるの周りや舌・のど・歯茎などにできます。強い痛みと口臭・微熱などを伴います。

アフタ性口内炎

一般的な口内炎のことです。症状は基本的に口内炎だけです。ストレスやビタミン不足などが原因となります。

 

口内炎の正しい対処方法とは?

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口内炎ができているときはどのように対処すればいいでしょうか。

一緒に確認していきましょう。

水分補給をしっかりと!

口の中にものを入れることで痛みを感じると、食べることや飲むことを嫌がるようになります。

だからといって何も口にしないと、脱水になってしまいます。

もし固形のものが辛そうでも、水分だけはしっかりとっておくようにしましょう。

酸味のある柑橘系の果汁や飲みものは、刺激が強く傷にしみるので止めておきます。

お白湯・麦茶・赤ちゃん用イオン飲料(糖分が多いので、のみすぎ注意)などを、こまめに飲ませてあげましょう。

 

刺激の強い食べものは避けて

食欲がある場合は、食べさせてあげてください。

あまりたくさん口の中にいれると痛いので、小さめのスプーンで少しずつ食べさせましょう。

  • 刺激の強いもの(辛い・塩辛い・酸っぱい・冷たすぎる・熱すぎるなど)
  • 固いもの
  • 飲み込みにくいもの
  • 水分が少ないもの

以上にあげたようなものは、口の中が痛くなりやすいので避けましょう。

お菓子や甘いものもしばらく避けた方がいいでしょう。

 

口の中を清潔に

口内炎ができていても。。。というかできているからこそ、お口の中はきれいにしたいところです。

ただ歯ブラシが当たると痛いし、そもそも口になにかを入れることを拒否するかもしれません。

この年齢はまだうがいができないので、うがい薬タイプの洗浄液を使うのも難しいです。

ではどうすればいいか。。。まずなにより口内炎を早く治すこと。

あとは麦茶をのませてあげましょう。

緑茶には「カテキンによる抗菌作用がある」といわれていますが、1歳くらいの子どもで緑茶はカフェインが気になるというママもおられるかもしれません。

ですから私は麦茶をオススメします。

じつは麦茶にも虫歯の原因菌を歯につきにくくする作用があると言われています。

麦茶ならノンカフェインで子どもにも安心して飲めますから、食後に飲むようにしてみてはどうでしょうか。

ちなみにこれはあくまでも一時的な対策で、歯みがきの代わりになるものではありません。

ですから痛みがなくなれば、今後の口内炎を予防する意味でも歯みがきをしっかりしましょうね。

あとは口内炎ができているところに歯ブラシが当たらないようにする、やわらかい歯ブラシを使う、ガーゼなどで優しく口の中をぬぐうなどの方法もあります。

 

病院で診てもらいましょう

小さいのがひとつできた程度なら、2~3日様子を見ても大丈夫でしょう。

口内炎が口の中だけの問題なら、1週間程度あれば治ってきます。

口内炎だけの場合で薬が欲しいなどは、歯科口腔外科(できれば小児歯科)で診てもらってもいいと思います。

ただ長引いている場合や別の症状が出ている場合は、全身性の病気にかかっている可能性があります。

下のような状態のときは、かかりつけの小児科でみてもらいましょう。

  • 痛みがなかなか治まらず、食事や水分がまったくとれない
  • 潰瘍の数がだんだん増えている
  • 発熱や高熱をともなう
  • 口以外にもブツブツが出ている
  • いつもと様子が違う、いつまでも機嫌が悪い

 

口内炎の原因になる病気

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口内炎が病気の症状として出る場合もあります。

代表的な病気を表にまとめます。

病名原因ウイルス症状口の中の状態
手足口病コクサッキーウイルス・エンテロウイルスなど

手のひら・足の甲と裏・口の中に赤い水ぶくれ(水疱)ができる

ひじ・お尻・性器のまわりにでることもある

微熱か、熱がでないこともある

舌や歯肉・くちびるに小さな水ぶくれができる

水ぶくれはつぶれやすく、破れるとしみて痛む

咽頭結膜熱(プール熱)アデノウイルス

高熱が4~6日続く

白目やまぶたの裏側が赤くなり、結膜炎になる

感染力が強い

鼻水や下痢などもあり

のどが赤く腫れ、痛む
ヘルパンギーナコクサッキーウイルスなど

急に高熱が出る

一気に上がるので熱性けいれんに注意

感染力が強い

発熱とともに、のどの奥のほうに水ぶくれが複数個できる

水ぶくれがやぶれるとただれて痛い

つばを飲み込むのも痛く、よだれが増える

ヘルペスウイルス性歯肉口内炎ヘルペスウイルス

発熱をともなうこともある

痛みの強い口のまわりのトラブルである

唾液や患部にさわるとうつるので注意!

くちびるのまわりや舌・のど、歯茎などに水ぶくれができる

強い痛みがある

歯肉が腫れたり、くちびるが痛くなる

手足口病・咽頭結膜熱・ヘルパンギーナは乳幼児の「三大夏風邪」とよばれています。

口内炎のときの食事

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口内炎のときはとにかく、しみたり固いものが当たると痛いので、口に入れても痛くなりにくいものをあげるようにしましょう。

離乳食については、一旦初期のような形態に戻してください。

また一度に食べさせようとしないで、何回かに分けて機嫌がよさそうな時にあげるようにしましょう。

  • やわらかくクタクタになるまで煮たもの
  • ピューレ
  • ポタージュ
  • お粥
  • やわらかめのうどん
  • そうめん
  • 白身魚のすりながし
  • あんかけ(ただし温度がさめにくいのでやけどに注意)

サラリとした口当たりのいいものもいいですね。

  • リンゴのすりおろし
  • プリン
  • ゼリー
  • アイスクリーム(乳を主原料とするもの)
  • 豆腐
  • ヨーグルト

あとは水分補給をしっかり!

  • 白湯
  • 麦茶
  • イオン飲料(飲みすぎに注意)

口内炎を繰り返さないための生活

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口内炎を何度も繰り返さないためには、どんなことに注意すればいいでしょうか。

確認してみましょう。

口の中をキレイにする

とにもかくにも、口の中をキレイに保つことがまず第一です。

最低でも1日1回はしっかりと、大人が歯みがきをしてあげることが必要です。

そうすることで口の中が観察でき、トラブルに早く気付くことができます。

初期の段階なら家庭でのケアで治すこともできます。

栄養バランスのとれた食事

バランスのいい食事を心がけることで、病気やウイルスに対する抵抗力をつけることができます。

とくに口内炎に対しては

ビタミンB2…レバー(豚・牛・鶏)・うなぎ・牛乳など

ビタミンB6…まぐろ・かつお・さんま・牛レバー・バナナなど

ビタミンB12…レバー(牛・鶏)・さんま・あさりなど

亜鉛…代表的なのは牡蠣(牡蠣は1歳なら食べられないことはないですが、アレルギーや食中毒が怖いので、現実的ではないかもしれません)ほかには鶏肉・豚肉・赤身肉・レバー・卵・チーズなど

鉄分…レバー(豚・牛・鶏)・パセリ・卵黄・納豆・あおのり・ひじきなど

を意識してとります。

そのほかにも、つぎのような食材もバランスよくとれるように工夫してみましょう。

体を温める栄養素としてタンパク質…大豆・大豆製品・魚・さつまいも・肉・ねぎなど

粘膜をつよくするビタミンA…緑黄色野菜に多く含まれます。にんじんや大根など

ストレスに対する抵抗力を高めるビタミンC…柑橘類・ブロッコリーなど

免疫力アップには抗酸化物質…大豆・大豆製品・玉ねぎ・きのこ・山芋など

しっかり睡眠をとる

しっかりと睡眠をとることは、体を休めるだけでなく、さまざまな病気に対する抵抗力・免疫力がつきます。

眠ることは成長に必要な成長ホルモンの分泌を促し、病気に負けない強い体を作ります。

口内炎の原因になるものを取り除く

熱い飲みもの・食べものや刺激の強いものは、避けるようにしましょう。

また乳歯の生え方が正常ではなく粘膜に接触していたり、とがった歯がある場合は治療が必要です。

おしゃぶりや哺乳瓶でいつも同じところが刺激されて、できることもあります。

まとめ

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お子さんのの口内炎、心配ですよね。

痛がっているのに治るのにしばらくかかる、しかも繰り返すとなると本当に困ってしまいます。

口は食べることに直結しますし、治るまで食べないという選択はなかなかできないですよね。

大人も同じですが、口内炎ができるということは「いま弱っていますよ」と体がお知らせしているサイン。

お子さんの生活全般を見直してみるチャンスにしましょう。

そういえば小さいころ病気になったときは、いつもは食べられないような、お高いアイスクリームを食べられたのが嬉しかったのを思い出しました。

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