1歳10ヶ月の赤ちゃんの言葉が遅い・増えない!そんな悩みに

マタママ

ハイハイができた!あんよができた!と同じように、ママって言えた!など、言葉の成長も子育ての楽しみの一つかもしれません。

しかし、どのような成長段階でも、周囲との差を感じてしまったときに現れてしまうのが不安。

  • なかなか発話をしない
  • 単語が増えない
  • 宇宙語ばかり話す

など、お子さんの言葉の発達に悩むケースも少なくないようです。

 

なかなか話すようにならない場合、何か原因があるのでしょうか。

1歳10ヶ月頃のお子さんの言葉がどのくらい発達するものなのか、また、遅れに関して考えられる原因は何があるのかについてまとめました。

 

1歳10ヶ月 どのくらいの言葉を話す?

夜泣き対策_R

1歳半の検診の目安として言われているのが

1歳10ヵ月くらいなら言える言葉が3語(以上)あるか

ということです。
1歳10ヶ月ではどのくらいかという目安はありませんが、上記の事から3語以上の語彙力が一般的のようです。(あくまでも一般論なので、こうでなければいけないということはないですよ!)

そうなんです!うちの息子も、突然「ちゅうちゅうた(救急車)から始まりました!

 

この時期ならではの言い間違いや発音、本当にかわいいですよね。

 

話せるだけでなく、聞いて理解をすることもできるようになってくるので、絵本の内容も変わってくるかもしれません。

 

こちらは話すことが大好きなタイプのお子さんですね。単語ではなく、文章になっているのには驚きです!

 

1歳10ヶ月 なかなか言葉が増えません・出ません

そうは言っても、1歳10ヵ月くらいでなかなか言葉が増えずに悩んでいるママもいるでしょう。私も以前そうでした。

  • 今はため込む時期だから
  • 男の子は発話が遅いのよ
  • 一気に話すようになるよ

などの言葉をかけられることが多かったですが、本当にそうなのかと疑う自分がいました…

こちらは単語5、6語とのことで、心配する必要はないのかな、とも思いますが、やはり親だからこそ感じる不安もありますよね。

1歳10ヶ月の娘の言葉が遅いです。
犬を見てワウワウくらい。
こちらの言葉は理解しているようです。
週に1回、保健センターで開かれている、発達の遅い子のあそびの教室のようなものに
通っています。
女の子は言葉が早いのに、○○ちゃんは…と近所のおばぁさんに言われショックを受けました。(kaoricoco1103さん)

一般論や基準を意識すると、どうしてもいろいろなことが気になってしまいます。ましてや周囲の人から言われてしまうとなおさらですよね。

1歳10か月の息子がいます。
男の子は遅いとは聞いてましたが、ほんとにしゃべりませんね。
聞き取れる単語は「あんぱん(アンパンマン)」「ちごー(いちご)」「あぽー(アップル)」の3つ。
1歳半検診の時には一言もしゃべれなかったですね。それでも特に何も言われず、2歳検診でも変化がなければ考えましょうという感じ。
こちらの言ってることはほとんど全て理解できてるようなので問題ないかと思ってます。(ミルフィーユさん)

こちらのママが言うように、言われたことを理解しているようであれば焦る必要はないと思います。

 

成長のスピードはそれぞれ違う

子ども_男女_R

当たり前ですが、人間はロボットではありません

私たち大人だって、得意・不得意は人それぞれ違います。子どもも同じなんですよね。

おしゃべりが得意な子もいれば、そうでない子もいます。失敗を恐れずに何でも発生したがる子もいれば、うまくできないことが嫌でなかなか声に出せない子もいます。

2歳2ヶ月になったとたん、
溢れだした二語文。
ヽ(*´∀`)ノ
突然来たよね。
一時はどうなることかと思いましたが、無事に成長してくれて良かったです!
子どもの発達には個人差があると言うけれど、本当にそうですね。
特に息子は、3月末生まれ(早生まれ)なので、まわりの同世代と比べるとなおさら遅い(笑)
それどころか、身長も体重も、言葉の発達も年下に抜かれている感スゴイっていう。。。
でも、大丈夫だわさっ!!!
息子は息子のペースで確実に成長してくれているから!!!(こたつむり主婦さん)

周囲と比べるのではなく、お子さんなりの成長をきちんと見てあげることで、不安な気持ちも和らいでくるかもしれません。

 

もしかして発達障がいでは・・・との不安

メリットデメリット_R

言葉の遅れから多くのママが心配するのは、お子さんが発達障がいなのではないか、ということ。発達障がいについて少し詳しく見てみましょう。

 

発達障がいのタイプ

発達障がいと一言で表しても、さまざまなタイプがあります。

  • 広汎性発達障害(自閉症やアスペルガー症候群など)
  • 注意欠陥多動性障害(ADHD)
  • 学習障害(LD)

大きく分けるとこのようになりますが、同じ人がいくつかのタイプの発達障がいをもつことも珍しくはありません

どんな人も性格が違うように、発達障がいにも個人差があります

発達障がいだという言葉だけに惑わされず、その子の個性だという認識が大切かもしれません。

 

発達障がいの代表的な特徴(0~2歳)

発達障がいの子どもの特徴として、言葉の遅れ以外にも以下のようなものがあります。
  1. 指差しをしない
  2. 視線が合わない
  3. 触られるのを嫌がり抱っこしにくい
  4. 一人遊びが多い
  5. 偏食をする
  6. 歩き始めるのが遅い
  7. 人見知りをしない
先ほども述べたように、こういった事例は個人差が大きいです。一例として参考にされ、あまり不安になりすぎずにお子さんの成長を見守ってあげましょう。
発達障害の息子がいます。
息子は2歳まで言葉が出ませんでした。
意思の疎通が出来ていればしばらくは様子見でしょうね。
(中略)
発達障害の子によい子育ては、定型発達の子にもよい子育てなので、心配なら本などで勉強してみては如何でしょうか?
日々の生活の中で出来る事は沢山ありますから。(ナスカさん)
発達障がいについては、こちらの記事にも詳しく書かれています。
”https://fun-mom.com/childcare/8696/″

言葉の遅れには他にも原因が隠れているかも

言葉が遅いのがどうしても気になる、そんなママは原因をきちんと知るためにも検査をしてみるのがいいでしょう。

  • 耳鼻咽頭下での聴覚検査
  • 小児神経科などでの発達検査
  • 脳のMRI撮影

まずは、耳鼻咽頭下で聞こえに異常がないかを確認してみましょう。

幼児は痛がらなくても中耳炎を患っていることがあります。聞こえが悪いと発話に影響を与えてしまいます。

知的な遅れがある場合は、聞こえてくる言葉の意味を理解しきれていない可能性があります。

多動傾向の子どもも、意識がいろいろな方面に向いてしまうため、聞こえてくる言葉に注意を向けられていない可能性があります。

 

1歳10ヶ月の語彙力では判断しきれない

私の息子は現在、2歳1ヶ月です。本当に語彙の少ない子で、1歳10ヶ月頃に話せた言葉は

  • あった(何か見つけた時)
  • ノー!(嫌な時)

程度でした。

しかし実家に帰省した時に私の家族や友達と接する機会がぐっと増え、突然「ちゅうちゅうた(救急車)」と言えるようになったのです。

息子は車が大好きなので、これが自信となり、飛躍的に車の名前を言うようになりました。今では車だけでなく、数字や虫の名前、簡単な2語も言えるようになっています。

 

発達障がいは、2歳前の子どもの状態では判断しきれないとよく言われます。また、言葉が達者でも実は発達障がいだったというケースもあります。

不安になる気持ちもわかりますが、ママが不安な思いでいるとお子さんにも伝わってしまうもの。

「間違ってはいけない」という意識が生まれ、更に発話が遅れてしまうことも考えられます。

 

ゆっくりゆっくり、お子さんは何ができて何が得意なのか、周りのお子さんではなく、昨日のお子さんよりできるようになったことは何かを見てあげることが、幼児期の育児には特に大切な気がします。