子供の服装選びって迷いますよね!特に小さいうち1歳前後あたり。。
特に室内外で気温差の激しい冬はお困りのママさんも多いはず!
私にも身に覚えがあります。
寒いかと思ってモコモコのアウターで包んでいると、気付けば背中がしっとり、、、。
そう、子供は汗っかきなんですよね。だからといって薄着で風邪をひかせることは避けたいものです。
また、冬場は化繊のものが多いため肌の弱いお子さんは心配でもあります。
今回は私の実体験も込みで、1歳児の冬の場合別おすすめの服装を紹介していきます。
1歳児の服選びで気を付けること
1歳児はまだ何が危険なのか理解していない年頃です。そのため、服を選ぶ際は保護者が危険を避けてあげる必要があります。
紐やフードに注意
冬場は特に紐やフードのついた服が多いですよね。しかし、紐やフードは時と場合によっては危険なものとなります。
パーカーなどを思い出してみてください。紐、フードともに首元についていますよね。
実は、近年、紐やフードが遊具等にひっかかって窒息してしまうという事故が起きています。
ちょうど歩き出して活発になってくる1歳頃。
紐やフードは凶器になりかねないので、特に公園や遊具があるところに行く際は避けた方が無難でしょう。
同様の理由で保育園などでは紐やフード付きの服を禁止している園がほとんどです。
肌が敏感?素材にも気を配ろう
子供の柔肌はとてもデリケートです。
ですから、刺激がある素材はかゆみや湿疹の素になりかねません。
特に冬場は綿などの天然繊維よりもアクリル、ポリエステル、ナイロンなどの化繊が多くなります。
その子その子によって肌に合う合わないがありますので、こまめにかゆがっていないか、赤くなっていないかなど確認してあげると良いでしょう。
化繊のものを着せる時は下に綿の肌着を着せるなど工夫をすることがおすすめです。
また、天然素材でもウールなど毛を使っているものはチクチクとするため肌に合わない場合があります。
稀にアレルギーの心配もあるため注意が必要でしょう。
重ね着が基本。薄手と厚手を組み合わせて
子供は平熱が高く、暑がりです。また、新陳代謝も活発なため、汗っかきでもあります。
ですから、寒いからといって一枚厚手のものを着せるのではなく、気温に合わせ着脱できるよう薄手を重ね着させると良いでしょう。
1歳児の冬の服装(屋内・外出)
〈1歳児の冬の服装 室内編〉
■家の中
冬場でも家の中は暖房で温まっている家庭がほとんどだと思います。
特に最近の住宅は気密性が高く冬は暖かく過ごせるようになっています。そのため、家の中ではあまり厚着は必要ありません。
【半袖肌着+トレーナー+薄手の長ズボン+素足】
- エアコンが効いているとこれでも頬を真っ赤にしていることがあります。薄手を心がけましょう。
- また、靴下は滑ると危険なため家の中では履かせていません。床を捉える感覚をつけるためにも素足での生活をおすすめします。
■保育園
保育園によって決まりがあるかもしれませんが、基本的には小さな子の場合、紐やボタン、フードは禁止とされる場合が多いようです。
うちの子の行っている園では、乳児クラスではスカートの着用も禁止。また、デニムなど硬い生地のボトムも着脱しにくいため禁止されています。
【半袖肌着+トレーナー+伸縮性のある長ズボン】
- 基本的に保育園内は暖房が効いているでしょうし、何かと身体を動かす場面も多いため、薄着を勧められることが多いです。
- 肌着については指定のない園もありますが、ロンパース型は子供自身での着脱がしにくいため禁止されている園もあります。その場合はセパレート型のものに変えましょう。
■ショッピングセンター
最近は休日をショッピングセンターで過ごす家庭が増えています。特に冬場は寒さもしのげて便利ですよね。
ショッピングセンターは階により若干の気温差があるため、着脱しやすい服装が良いでしょう。
【半袖肌着+トレーナーやニットなど+長ズボン+軽めのアウター】などがおすすめです。
- ニットは厚すぎるものだと子供には暑いかもしれません。
- 長ズボンも裏起毛のものでなくても良いでしょう。
- 軽めのアウターは、キルティングジャケットや裏起毛のパーカーなど、外へ着ていくには寒いけれど軽い寒さはしのげるようなものが便利です。
- 女の子はワンピースや短めのボトムを着る際レギンスを履かせておいてあげましょう。ニット地のものはかゆくなってしまうことが多いため、綿のものがおすすめです。
- ニット帽は小さな子が被っているとかわいいですよね。ショッピングセンター内で着用させるなら汗をかいていないか時々みてあげましょう。
〈1歳児の冬の服装 外出編〉
■ベビーカーでお散歩
ベビーカーでのお出かけの場合、直で風を受けることになるためしっかりとした防寒対策が必要です。
【長袖または半袖肌着+裏起毛トレーナー+厚手の長ズボン+風を通さない布地のジャンプスーツまたはダウンコートなど】
- 肌着やトレーナーの厚さは気温によって選びましょう。
- 私の経験上最高気温が10度を下回る日は上下ともに裏起毛のものをふんだんに使用しても良いと思います。
- 特に最高気温が5~6度を下回る日はフリース素材を着せたり、肌着もキルティング素材のものを着せるなどして積極的に防寒対策をしましょう。
- ユニクロなどで商品化されているヒートテックなども活躍してくれます。
- また、状況に応じて手袋やネックウォーマー、帽子を使い分けましょう。
- マフラーは引っ掛けると窒息の危険性があるため注意しましょう。
- 足元は厚手の靴下を履かせ、靴も中がモコモコになっているものなど暖かいものを選びましょう。
- べビーカー自体に風よけのブランケットやカバーをかけてあげるとより保温効果があるためおすすめです。
■抱っこ紐でお出かけ
抱っこ紐を使う場合、かさばる格好では母子ともに苦しいですよね。そのため、程よい厚さのものを着せ、外側から防風、防寒対策をすることになります。
【長袖肌着+裏起毛トレーナー+厚手の長ズボン+フリースなど抱っこ紐でもかさばりにくい厚さのアウター+風を通さない布地の抱っこ紐カバー】
- 抱っこ紐カバーはポリエステルやナイロンのツルツルとした布地が表面に使われているものを選びましょう。
- 最近ではダウンが使われているものもあり、柄やデザインも充実しています。
- ママが赤ちゃんごと包めるママコートを着用するという手段もあります。
- その他の小物は気温や状況に合わせて選択しましょう。
■車移動
車移動の場合、厚着しすぎてしまうと暖房が効いてきた頃に汗だくになってしまいます。そのため、外に出る際の厚手のコート以外に薄手のはおりものを用意しておくと良いでしょう。
【半袖または長袖肌着+トレーナー+伸縮性のある長ズボン+寒ければカーディガンなどの薄手の上着】
- 長時間の移動になる場は硬い素材のボトムだとおしりや太ももが痛くなってしまうかもしれません。柔らかめのものにしましょう。
- 足先は冷えやすいためブランケットを完備しておくことをおすすめします。
まとめ
風邪が流行りやすい冬場。大人たちは心配してつい子供に厚着させてしまいがちですが、汗をかいては後々身体が冷えやすくなってしまいます。
ですから、気温や行く場所に応じて適切な服装を選ぶことが大切です。
私が提案した服装はあくまで一例で、お住いの地域によっても変わってくるかと思います。
他の季節に比べバリエーションが多く、また、モコモコのかわいい小物なんかも多くなります。
ぜひ、様子を見ながら、冬のおしゃれを楽しみたいですね。