長くつらいつわりの時期…楽になる過ごし方とは?

マタママ

妊娠してほとんどの人が体験するつわり。

特にひどいと長く感じますよね。

あまりにもひどいと、妊娠も苦痛でしかなくなってしまいます。

妊娠から出産まで一番つわりが辛かったと言う方は多いと思います。

そんなつわりの期間を少しでもラクに過ごすための方法を紹介したいと思います。

以下の方法で、つわりを乗り越えることができますように。

 

食べれるときに食べれる物を食べる。無理して食べない

少しでも、食べれそうかもと感じるときに、食べれる物を食べます

赤ちゃんの成長に神経を使い、「食べなきゃ」と思ってしまいますが、栄養に気づかい、つわりの症状が悪化するほど食べる必要はありません。

初期の赤ちゃんはほんの少しの栄養で成長しています。

 

吐く場合は、吐いた後に後味すっきりのものを食べる

吐きづわりの場合、吐いてしまうことが明らかなので、吐いてスッキリするものや、おいしいと感じるものを食べるのがおすすめです。

消化されかかったご飯や、味がしっかりついているものだと苦かったりします。

例えば、りんご(大きいと吐いたときにゴロゴロしてのどが多少痛いので、よく噛んで食べるといいですね。)、みかんグレープフルーツなどの柑橘系や、イチゴスイカなどの果物フルーツゼリーなど。

水分に関してはポカリスエットがスッキリします。

空腹になると気持ち悪い時は、少量のものを小分けにして食べる

空腹になると気持ち悪くなる時は、1日5、6回ほどに分けて食べれるように少量ずつ食事を心がけてみましょう。

 

食べれそうなものをすぐ届く場所に置いておく

気持ち悪くて横になっているときわざわざ台所まで行って食べ物を探しに行くのは大変ですよね。

横になっていても少し食べれそうというときに、つまむものが手元にあれば摂取しやすくなります。

ラクに生活できるようにするのも工夫の一つです。

 

食べれるならビタミンB6が含まれるものを摂取する

ビタミンB6胸やけ、嘔吐を軽減してくれる作用があります。

妊娠悪阻の妊婦にも点滴投与するときもあるのがビタミンB6です。

ビタミンB6を多く含むものとして、バナナやきな粉鶏肉、ピスタチオやピーナッツなどがあります。

 

水分は摂取するよう心がける

ひどいつわりで一番心配になるのが脱水です。

赤ちゃんにサラサラした血液を送ってあげるためにも、水分摂取は必要になります。

吸収をよくするために、水分は一気に飲まず、こまめに最低1日500mlを目標に摂取していきましょう。

糖分が含まれてるものよりも、麦茶や炭酸水や水などのカロリーが低いものがおすすめです。糖分が含まれてるものしか飲めないというときには、過剰摂取に注意しましょう。

rawpixel / Pixabay

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とにかく寝る

寝ることで、胃の不快感や胸やけなどの症状を忘れることができます。

つわり中は時間が経つのが遅く感じ、それがまた苦痛になりますね。でも、寝てしまえば、時間がいつの間にか経っているので気持ちがラクになります。

 

無理をしないで、家事や仕事を休む

つわりの症状が辛いと家事や仕事などできなくなります。

「できない。無理!」と感じたときは、家族に家事を行ってもらったり、宅配サービスやお惣菜など買ってきてもらうなどをして、家事を休みましょう。

またつわりがひどく仕事ができない時には、無理をせず、上司に相談してみましょう。

残念ながらつわりで仕事を休む基準はないのですが、あまりにもつわりがひどい時には、病院で相談して診断書の対応をしてくれることもあります。(これは医者によります。)

 

毎日お風呂に入らない

ちょっと不潔と思うかもしれませんが、毎日シャワーすることさえもつらい時もあります。

熱気で気持ち悪くなったり、動悸がして具合わるくなったりしてしまいます。

ひどい時は、1週間に1.2回はいれたらOKと思いましょう。

ただ、下半身を清潔に保つことは大事なので、下半身だけでもシャワーしたり、短時間で済ますことをお勧めします。

 

テレビや動画を見る

何も考えず集中できるものがおすすめです。

バラエティー番組や、昔見ていたアニメなど懐かしく、気分転換できます。

 

外に出て散歩をする

家の中にいるより外の空気を吸うとさっぱりするし、気分転換になります。

体を動かすことでリフレッシュになります。

 

友人と電話をする

友人に話を聞いてもらったり、まったく関係のない話をすると気がまぎれ、楽しい時間を過ごすことができます。

つわりの症状を忘れることができます。

 

実家に帰る

自分が住み慣れた実家に帰ると落ち着きますよね。

実母って頼れる存在ですし、不思議と頼れる存在がいると安心し症状が軽くなります。

実家に帰って思いっきり甘えるのもいいでしょう。

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ゆとりのある服を着て厚着をしない

体にぴったりな服を着ると圧迫感で気持ち悪くムカムカしてきます。

また、必要以上に厚着をすることで熱気がこもり気持ち悪くなる原因になります。

なのでゆとりのある服がおすすめです。

 

冷え対策をする

冷えることで血液の循環が悪くなり、つわりの症状が悪化してしまうことがあります。

首や足首、手首など冷やさないようにウォーマーをしたり、氷やアイスなどの食べすぎに気をつけましょう。

 

赤ちゃんのことを考える

心拍が確認できた時のエコー写真などをみながら赤ちゃんのことを考えてみます。

どのように成長していくのだろう?など想像を膨らましてみるのもいいです。

赤ちゃんから元気をもらえます。

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癒しの時間を過ごす

癒しは、自律神経を安定させてくれます。

つわりの症状は自律神経と深い関係があるといわれており、自律神経を安定させることで、つわり症状が軽減することができます

自分の癒しの方法を見つけ、実践してみましょう。

 

音楽を聴く

クラシック音楽や、オーケストラ、オルゴールなどのヒーリング音楽や、好きな歌手の曲など、自分がリラックスできる音楽がいいでしょう。

また胎教にも良く、おすすめです。

 

アロマを焚く

スッキリする柑橘系のアロマを焚くことでスッキリするかもしれません。

ストレス解消の効果もあるため、においつわりがない方は試してみるのも良いです。

ただ妊娠中使用してはいけないアロマもあるので、注意しましょう。

香料のあるシャンプー、リンス、洗剤などは使用しない

お風呂や、洗濯時キツイ匂いで具合わるくなりますよね。

香料のあるものは使用せず、無香料、無添加の石鹸を使用すると良いです。

 

歯磨きを適宜する

唾液が少なくなると、口の中が常に苦くとても不快です。

歯磨きをすることでリフレッシュして、口の中もさっぱりするので良いです。

 

旦那に辛いことをアピールする

一緒に暮らす旦那さんにつわりの辛さを話しましょう。

話すことで気が楽になるし、一人でもわかってくれてる人が思うと力になります。

また、家事ができない理由をきちんと理解することになるので、旦那さんにはつわりの大変さをしっかり伝えましょう。

 

時には病院へ行きましょう

重度の悪阻の場合、点滴治療や入院が必要になることがあります。

  • まったく食べれない、飲めない
  • トイレの回数が減った
  • ふらつきがある
  • 食べても飲んでもすべて吐く

などの症状がある時には必ず病院受診しましょう。

 

同じ体験をしている人のブログや記事を読む

同じようなつわりを経験している人、自分よりももっとひどいつわりを経験している人の記事を読むと、自分だけじゃないと力になります。

精神的な安定につながります。

 

まとめ

さまざまな過ごし方を書き綴りましたが、とにかく無理はせず、ストレスをためずに気楽に過ごすことが一番だと思います。

つわりが終わる頃には胎動を感じ赤ちゃんへの愛情が徐々に芽生えていくはずです。

つわりが終わるまで、自分に合う方法を見つけ、つわりを乗り越えていきましょう。

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