つわりで吐けず 辛い!
1日何十回もえずくのに吐けない!
昔から怖くてうまく吐きだすことができない!
そのように悩んでいるあなた。
吐けばきっと楽になるんだろうなと想像していませんか?
上手な吐き方はないのか四苦八苦している人もいるかもしれませんね。
しかし吐きたいからといって無理に吐くことは禁物です!
吐くことで必ずしも楽になるとは限りません。
吐いたことがきっかけとなり、新たな苦しみに悩まされるという人もいます。
一体どういうことなのか、これからご紹介したいと思います。
吐けないつわりで辛い!うまく吐きだすコツはある?
多くはありませんが、比較的吐きやすくなる方法はあります。
以下二つはその代表的なものです。
水分を多めにとる
多めにとると吐しゃ物も液体状に近いものになり、より吐きやすいそうです。
気分が悪いかもしれませんが、試しに一度にコップ2杯分ほどの水を飲んでみましょう。
飲みすぎくらいに飲んでおくと吐くまでがスムーズになると言われています。
もし吐いたとしても水分を多くとっているため、胃液が薄まり喉や食道へのダメージも比較的少ないでしょう。
またこの時、スポーツ飲料を利用するとより効果的です。
スポーツ飲料は栄養の吸収率が高いので、もしえずいて体力不足になっていても回復が早いとされています。
糖分が高いものなので2~3倍薄めて飲むことをおすすめします。
つわりの時のポカリの効果については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
”https://fun-mom.com/tsuwari/5836/″
胃が頭より上の位置にくる体勢をとる
この体勢で前かがみになると吐きやすいと言われています。
吐き気が頂点に達したタイミングを見計らって、トイレ等吐けそうな場所でしばらくやってみましょう。
吐くことが新たな苦しみのきっかけに!?その理由とは
吐いたことで楽になった人もいます。
しかしこれで必ず楽になるという保証はありません。
実際吐きづわりを経験している方の意見では
「無理に吐かない方がいい、別の悩みが出てきてしまった。」
というものが多数あります。
吐き癖がついてしまう
せっかくつわりが終わっても、吐き続けてしまうことがあります。
それも歯磨きや気になる臭い等ちょっとした刺激で、すぐにえずいて吐いてしまうのです。
このように吐くほどでもないのに無理に吐き続ける状態が続くと、腹圧等身体への負担もかかってきます。
ひどい場合は息ができないくらい嗚咽がとまらなくなってしまったという人もいます。
胃や喉へのダメージ
吐いた時の胃液や胆汁で胃や喉が荒れてしまうことがあります。
頻繁に吐くと粘膜を弱め、炎症、最悪の場合には喉が切れて出血するということもあります。
血を吐きすぎて入院したという人も中にはいるので、注意が必要です。
脱水症状の恐れ
吐きすぎると脱水症状になる恐れがあります。
脱水症状はひどくなると手足のしびれやふらつきを伴い、最悪の場合あなたの命を脅かす危険もあります。
吐けないつわりも終わりがないようでとても辛いです。
しかし吐いたことがきっかけで、このように新たな苦しみに悩まされる恐れもあります。
必ずしも吐くことがいいことになるとは限らないので、無理に吐こうと頑張る必要はありません。
吐けなくてもこれは要注意!
指を突っ込んで吐く
拒食症で連想されるあの喉に指を入れて吐く方法はおすすめできません。
無理に出そうとすると喉を傷めてしまう可能性があります。
また一度癖になるとちょっと食べすぎただけで吐くようになってしまいます。
そのまま拒食症になってしまう恐れもあるので、やめましょう。
何も食べれない・飲めない
吐けないことが吐くつわりより症状が軽いものだと思っていませんか?
吐けなくても立派なつわりです!
何も食べられない・飲めないと言う状態は危険です。
妊娠悪阻というつわりの中でもひどい症状の可能性があります。
適切な処置が必要です。我慢せずできるだけ早く病院を受診しましょう。
もしも入院することになった場合のことを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
”https://fun-mom.com/kenko/5844/″
また飲めない場合は脱水症状の危険があるため、水分補給を心がけましょう。
水を一気に飲めない人は氷を口に含んで舐め続ける、コップ1杯の水も30分~1時間かけてゆっくり飲むなどの工夫をしてみましょう。
どうしても吐けない時の対処法は?
吐けない場合は吐くことは一旦諦め、症状緩和に切り替えることをおすすめします。
我慢せずに何度もえずく
我慢すると気持ち悪さもストレスも倍増します。
例え1日何十回と嗚咽があっても、「えずくものだ」と開き直り自然にまかせてみましょう。
何度もしているうちに少し楽になったという人もいます。
ただ念のため常にビニール袋を携帯する等、吐いてもいいような覚悟と準備だけはしておきましょう。
ゲップを出すように意識する
吐くことができないなら、変わりにゲップを出すように意識しましょう。
少し楽になるかもしれません。
その時効果的と言われるものが炭酸水です。
ゲップはある一定量以上のガスが胃に充満すると排出されます。
炭酸水で空気を入れてゲップをわざと起こし、一時的に不快感を和らげることが狙いです。
私も吐けなくて苦しい時はこの方法が一番自分に合っていた気がします。
気持ち悪くて水分は極力とりたくない状態でしたが、試しに我慢して炭酸水を飲みました。
すると気持ちよくゲップが出て意外にすっきり!
一時的でしたが気分も楽になりました。
胃が空っぽにならないようにする
吐けない人の中には食べ物を口にしているとまだマシという意見が多くみられました。
吐くことばかり意識して、ろくに食べ物を口にしていない!
そのようなあなたは空腹で気分が悪くなる食べづわりかもしれません。
飴やガムなど頻繁に口に含んでおくようにして、胃の中を空っぽにしないように心がけましょう。
食べ物を受けつけないという人は、酸味のあるレモン水などさっぱりしたものを飲むといいでしょう。
服装をゆったりしたものにチェンジ
下着や服の締め付けで、気持ち悪さを倍増させている可能性もあります。
動きを妨げるようなデザインのものは控え、ゆったりした着心地のものを選ぶようにしましょう。
下着ならワイヤレスブラの利用を検討してみるのもいいかもしれません。
”https://fun-mom.com/fashion/5590/″
ツボ押しで症状緩和を試みる
吐けないつわりで悩んでいる方の中には、ツボ押しで少し楽になったという人もいます。
動画サイトで効果的なツボ押しが多数紹介されています。
これを機会に色々試してみるのもいいかもしれませんね。
辛いつわりの症状緩和についてもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
”https://fun-mom.com/tsuwari/5149/″
最後に
吐けないつわりは区切りがない、まさに地獄のつわりです。
ですので、どうにかして吐きたい!という気持ちはわかります。
しかし吐くことは必ず楽になる・区切りになるとは限りません。
別の不快感を生みだし、最悪の場合入院しなければいけないということも出てきます。
辛いとは思いますが無理をして吐くよりも、今の状態を緩和するためにできる対処法を色々試してみることをおすすめします。
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