授乳中でも辛いものが食べたいけど…母乳に影響はあるの?

妊娠初期

授乳中、無性にカレーなどの辛い物が食べたくなることってありませんか?

ふだんは食生活に気を付けていても、正直、たまには好きなものを食べたくなることってありますよね。

 

でも、からいものを食べて母乳が辛くなったらどうしよう

 

そんな風に心配するママさんも多いのではないでしょうか?

 

自分自身は辛い物が平気でも、赤ちゃんに辛い物を与える気にはならないですよね。

 

・母乳育児中、辛い物は食べて大丈夫?

・食べてしまった場合、赤ちゃんに何か影響があるの?

 

そんな風に悩んでいるママさんのために、今回は辛い物は母乳に影響を及ぼすのか、について調べてみました。

 

是非、参考にしてみてください。

 

 

 

1.カレーが食べたい!でも、母乳は食べたもので変わるの?

b

 

母乳はお母さんの血液からできているのは皆さんご存知ですよね。

病院などから母乳育児中は、和食中心の生活をすすめられると思います。

 

それはなぜなのでしょうか?

 

 

栄養バランスが良い

 

 

和食はジャンクフードや洋食などと違い、カロリーも高くなく栄養バランスが良いです。

 

煮物などは、油をほとんど使わないだけでなく野菜もたくさん入っているものが多いですよね。

 

 

ダイエット中の食事でも野菜をたくさんとるように言われています。

 

野菜は色々な栄養素が豊富に入っています。

特に食物繊維が多く入っている食材は、母乳育児中は母乳で体の水分をとられてしまうので便秘になりやすかったりするのでオススメですね。

 

あとは、妊娠中から言われている鉄分もほうれん草などの野菜から摂取することが可能です。

 

だからこそ、カロリーも低く、色々な栄養素を摂取できる和食がオススメされています。

 

 

 

油ものは乳腺炎になりやすい

 

https://twitter.com/ge_so_ko/status/392659107213082624

 

依存性のあるジャンクフードなどの油もの、バターをふんだんに使う洋菓子などはおっぱいを詰まらせる原因にもなります。

 

赤ちゃんにとっておいしい母乳は、サラッとした母乳です。

 

しかし、油ものを多く食べているとサラッとせずにドロッとした母乳になってしまうのです。

 

ドロッとしてしまうから詰まってしまうわけですね。

 

搾乳したときなどに、チェックしてみると分かりますよ。

 

ドロッとしたものは、見るからに色も濃く、おっぱいから出るときもネバっとしているような出方をします。

 

そんな母乳じゃ、赤ちゃんが飲みやすいわけがないですよね。

 

だからこそ、気をつけなければいけないのです。

 

Tweet / Twitter

 

 

大まかにはこの2つの理由があげられます。

 

赤ちゃんと自分の体のためにも、和食中心の生活が勧められているわけですね。

 

 

 

 

 

2.辛い物を食べるとどうなるの?母乳も辛くなるの?

c

 

母乳は血液からできていて、そして食べたものに影響されやすい。

では、辛い物を食べるとどうなるのでしょうか?

 

 

カレーの場合

 

 

まず、カレーなどの辛い物を食べたからといって母乳が辛くなることはありません

 

でも、カレーを食べたあと赤ちゃんが母乳を嫌がるようになってしまったなんて聞きますよね。

 

それは辛くなってしまったわけではなく、カレーの成分によるものです。

 

カレーを作ったあとのお鍋って、水にうるかしておくと大量の油が浮いてませんか?

 

鍋の中に手を入れて洗うのも嫌になるくらい、油が浮いてますよね。

 

カレーに含まれる油分などが、赤ちゃんが母乳を嫌がってしまう原因となります。

 

先にも書いたとおり、ドロッとしてたら美味しくないだけでなく飲み辛いですもんね。

 

 

 

キムチなどの場合

 

では、キムチなどの場合はカレーと違い「油分」は含まれていませんよね。

 

しかし、唐辛子の辛味成分の「カプサイシン」は血中に移行してしまいます。

 

それが母乳にまで入ってしまうかはまだ明確にされていないそうですが、血液から作られているのですから成分がそのまま母乳に入ってしまっていてもおかしくはない気がしますよね。

 

赤ちゃんのためにも、避けるにこしたことはありません。

 

 

3.ママが辛いものを食べると、下痢になるって本当?

d

 

中には、ママが辛い物を食べたあとは下痢になる子がいます。

 

大人でも辛い物を食べたあとに下痢になったりしますよね。

 

元々、母乳育児の場合はミルク育児の子よりも便が緩いのが特徴です。

 

カレーなどの辛い物を食べたあとに、いつもよりあきらかに赤ちゃんの便が緩い場合は、 「辛い物」が原因かもしれませんので、その場合は控えるようにしましょう。

 

 

 

4.母乳に良い食事は?おやつはだめ?

e

 

先にも書いたとおり、母乳に良い食事は和食中心のメニューとなります。

 

しかし、和食といってもトンカツばかり食べていたら意味がないですよね。

 

では、どんな料理がオススメなのでしょうか?

 

 

蒸す料理

 

お肉を食べるのは良いことですが、調理方法を「蒸す」に変えると油を使わないだけでなく余分な脂もおとせるのでオススメです。

 

一緒に野菜も蒸せば温野菜の出来上がり。

 

野菜も、サラダばかりだと体が冷えてしまい良くないですが、温野菜にすることで女性の天敵「冷え」にも効果がありますよ。

 

 

 

 

やっぱり魚!

 

 

お魚はヘルシーで体にも良いのでオススメです。

 

焼き魚は脂が出ますが、魚の脂は体脂肪減少を促してくれたり、高血圧の人にとって有効な成分が含まれていたりと良いことがたくさん。

 

女性にはオススメの食材となっています。

 

 

 

手作りおやつ

 

母乳育児中は普段よりお腹がすきやすいもの。

 

お菓子など間食したくなるときもありますよね。

 

さつまいもをふかしてみたり、果物を食べたりするママさんも多いのではないでしょうか?

 

でも、辛い物と同じでクッキーなどを食べたくなることもあります。

 

そんな時は、手作りしてしまいましょう!

 

市販のものは自分達が思っている以上に油分が含まれています。

 

しかし、自分で作れば油分などを調整できますよね。

探してみると、バターを使わないクッキーのレシピなども色々出てきます。

 

育児中で忙しいとは思いますが、気分転換もかねて、自分でおやつを作ってみるのもオススメです!

 

 

 

 

5.我慢も大事!でもストレスをためない程度に

 

f

 

いかがでしたか?

 

こう見ると、やっぱり辛い物はダメなんだなと思いますよね。

 

でも、それでストレスがたまってしまってはよくありません。

 

私は母乳育児中は、あまり気にせず食べていたジャンルの人間でした。。

(おっぱいが詰まったりすることが無かった。こればかりは体質もあります。)

 

我慢をしてストレスがたまるなら、少しだけ食べてストレスをためないようにした方が良いと思います。

 

育児中にストレスをためることは、赤ちゃんのためにも自分のためにも本当によくありません

 

 

 

 

どうしても食べたいときは量を調節したり、カレーの場合はあまり辛くないものを選ぶようにしたりすれば良いと思います。

あとは毎日食べたりしないことですね。

 

 

ストレスフリーな育児生活のためにも、我慢はしすぎないようにしましょう。

 

ただし、食べたあと赤ちゃんに下痢などの変化があらわれた場合は控えましょうね。