妊娠している時は、出来るだけ薬を飲みたくないですし、どんな食事が風邪に効くのか知っておきたいですね。
風邪に効果的な対策レシピをご紹介しましょう。
風邪に効果的な食材
『みかん、レモン、グレープフルーツ、きんかんなどのかんきつ類』
ビタミンC、βカロテンが粘膜の補修に役立ちます。みかんの皮は血行促進、冷えとりの漢方薬『陳皮』の材料となります。
そのまま食べる、果汁を飲む、はちみつ漬けにしてシロップを飲む。
*キウイのビタミンC、パイナップルのビタミンCと酵素(咳に効果アリ)、りんごのビタミンCとポリフェノールも注目です。
『ブロッコリー、ニンジン、ピーマン、カボチャなどの緑黄色野菜』
ビタミンC、βカロテンが豊富な、緑黄色野菜は、皮膚や粘膜の再生力を高めます。
喉や鼻の粘膜が栄養不足や乾燥で弱ると、風邪をひきやすく、治りにくくなります。
こうした野菜を積極的に取り入れると、粘膜が刺激を受けにくくなり風邪対策に有効です。
『しょうが』
新陳代謝を上げてくれて発汗作用があり、疲労回復にも役立ちます。
お茶や飲み物、料理に加えて体調を整えるのに効果的。
『ネギ、ニラ、ニンニク』
殺菌効果が高く、結構増進、スタミナ増強などの効果があります。
アリシン(硫化アリル)が疲労回復、ビタミンB群が、エネルギーを創り出すアシストをしますから、スタミナアップが期待出来ます。
喉が痛い時、咳がでるときに、切った玉ねぎを枕元におくと、アリシンの殺菌・精神安定の効果から、よく眠れる様になります。
『ジャガイモ』
加熱に強いビタミンCの働きで、ウイルスの活動を抑えてくれる。エネルギーとして働きやすい炭水化物が体の活力を支える。
『たまご』
良質のたんぱく質が豊富で、粘膜の再生不良や乾燥を防ぎ、ビタミン、ミネラル、殺菌作用のあるリゾチウムなど、栄養価が高い。
半熟だと消化吸収が良い。
『はちみつ』
ビタミン、ミネラルが豊富なので、滋養に役立つ。殺菌効果、粘膜の乾燥を防ぐ効果が、風邪予防、対策に効果的。
風邪に効く食べ物は、水分補給にもなり、ビタミン豊富な。風邪の回復を早めてくれる働きのある。粘膜を保護し、傷んだ粘膜の再生に必要なBカロテンを多く含むレバー。。。。。これらがお勧めの食材ですのでとるようにしましょう。
風邪にオススメレシピ
①焼きりんご
芯をくりぬいてオーブンで焼くのが成功法ですが、時短で作るなら薄切りをフライパンで調理!
焼きリンゴの材料
りんご 1個
バター 大さじ1
はちみつ大さじ1~2
水大さじ3程度
焼きリンゴの作り方
1.りんごを良く洗い芯をのぞいて薄切りにする。
2.フライパンにバターをとかし、5㎜くらいの厚さにスライスしたりんごを並べる。
3.1~2分焼いてバターが馴染んできたら、はちみつと水を足してフタをし、蒸し焼きにする。
*焦げやすいので、ふつふつしたらごく弱火にして10分~15分加熱し、しんなりさせる。仕上げにしょうが汁やジンジャーパウダーを振っても良い。
あたたかい内に食べると体がぽかぽかになる。
おなかの風邪にも、消化がよくオススメ。
②オニオンスープ
オニオンスープの材料
玉ねぎ 大1個
にんにく1かけ
しょうが1かけ
オリーブオイル大さじ1
コンソメキューブ1個
水 300CC
温泉たまご
好みでクルトン
オニオンスープの作り方
1.玉ねぎをスライスし電子レンジにかけしんなりさせる。
2.鍋にオリーブオイルにんにく、しょうがのみじん切りを入れ火にかける。
3.香りが立ったら、1の玉ねぎを加えて、カサが減るほどよく炒める。
4.水、コンソメキューブを入れ煮立てる。
5.市販の温泉たまごに、できあがったスープをかけて”おんたまスープ”にする。
③簡単ポトフ
簡単ポトフの材料
とりの手羽元4本
玉ねぎ 1/2
にんじん 1/4
じゃがいも 2個
大根2㎝
ブロッコリー 適量
コンソメキューブ2個
にんにく・しょうが一かけ
オリーブオイル
塩こしょう
簡単ポトフの作り方
1.鶏肉に塩こしょうを揉み込んでおく。野菜は皮をむいて大きめに切りそろえる。
2.鍋にオリーブオイル、にんにく、しょうがを入れて火にかけ、香りが立ったら鶏肉を加えて表面を焼き付ける。
3.鶏肉をとりだして、ブロッコリ以外の野菜を入れ、軽く炒め全体にオイルが回ったらコンソメキューブ、ひたひたの水を加える。
4.鶏肉も加え、沸騰したら火を弱め、コトコト20分煮て、仕上げの3分で小房にわけたブロッコリを加えて火を通す。
④グリーンスムージー
グリーンスムージーの材料
キウイ 1/2
カットパイナップル 2切れ
ほうれん草 2枚
ヨーグルト 大さじ2
はちみつ 大さじ1
水100CC
氷 1個
しょうが お好み
グリーンスムージーの作り方
1.材料をブレンダーにいれ攪拌するだけ。
風邪に良い果物に、葉もの野菜少量を加えて混ぜるだけで、一気に栄養が補給出来ます。
妊娠中は、むっと湯気の立つものが苦手な時もありますから、スムージーは強い味方です。
野菜とあわせるときには、パイナップルやりんごが入ると風味が良く飲みやすいです。
<作り置きで野菜補給~ジャーサラダ>
おわりに
- 妊婦の風邪は食事の充実でスタミナアップ
- ビタミンC、βカロテン、良質なたんぱく質を取り入れる
- ネギ、しょうが、にんにくを活用する
食欲がわかないときは、何でも食べられるものを口にして栄養を補給しましょう。
みかんや、はちみつヨーグルトなどでも大丈夫!
定番のおかゆと梅干し、うどん、しょうが入り甘酒もいいですね。
口に合うモノを見付けて、早く回復するといいですね。
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