妊娠6か月で赤ちゃんの性別はエコーでわかる?わからない?

妊娠初期

妊娠期間も安定期と呼ばれる時期に入ると、出産後のことを考えられる余裕が出てきたり、胎動もより激しくなってママになる実感も高まりますよね!

妊娠6か月頃に赤ちゃんの性別がエコーで判明したという先輩ママも多くいます。産後の準備を始めようとしているママにとっては、お洋服などの準備などもあるので、気になるところですよね。

この頃の赤ちゃんは

  • 身長約30cm
  • 体重約450~700g

と妊娠5ヶ月に比べて約1.5倍もの大きさに成長します。妊娠6か月になると性別は確実にわかるのでしょうか。また性別は一体いつ頃決まり、どのように発達をしていくのでしょうか。

妊娠6か月、エコーで性別は確実にわかる?

おおむね妊娠6~7ヶ月頃にはエコー検査で赤ちゃんの性別が確認できるようになります。早い人であれば5か月で性別が判明することもありますが、こればかりは赤ちゃんの体勢によるので8~9か月頃になってようやく確実な結果が得られるというケースもあります。

産後の準備で一番大きなものはやはり、名づけ。妊娠中にある程度候補を考えておきたいものですよね。

しかし、やはり6か月検診ではまだ性別が判明しなかった、というママたちも。

妊娠6か月頃になると、男の子は精巣が、女の子は卵巣が発達してきます。外性器の形も男女で違いが出てくるのがこの頃なので、超音波検査ではほぼ確実に性別の判定が可能だといわれていますが、もちろん100%はありません。

特に男の子の場合、性器が隠れてしまっているとなかなか判断しにくいです。女の子と判断されていても、直前になって、又は出産してみて初めて、実は男の子だったという話は珍しくありません。

念のため、名前の候補は男の子、女の子の両パターンを考えておくと安心ですね。

赤ちゃん用品はいつ用意すべき?

妊娠5~6か月には性別は判断しやすいとはいえ、お洋服などの赤ちゃん用品を用意してから性別が反転してしまうこともまだまだあり得る時期です。赤ちゃん用品を用意するのに適する時期というのは人それぞれですが、この時期にそろえるなら、産後すぐに必要になるものからそろえていくのがいいかもしれません。

産後すぐに必要になるものとは、

  • オムツ
  • 肌着
  • ベビーバス
  • 爪切り
  • ベビーベッド

など。ベビーベッドは人によって必要ではない場合もあると思いますが、赤ちゃんが生まれてからはなかなか思うように外出もできません。今のうちに必要な物をリストアップしておくといいですね。

また、買いそろえるものではありませんが、身重になってからでは大変なので、模様替えなどのお部屋の準備もこの頃から始めるのがいいと思います。

 

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妊娠6か月頃の赤ちゃんの様子

性別がわかるこの頃には、赤ちゃんはほとんど生まれてくる時と変わらない姿にまで成長しています。

男の子かな?女の子かな?ということも気になりますが、あの豆粒のように小さかった命がここまで成長していることに感動してしまいますね…

赤ちゃんの性別が決まるのは妊娠6か月よりも前

赤ちゃんの性別は受精した時からすでに決まっています。受精前の精子と卵子はもともと染色体を一つずつ持っていて、それらが受精した際、男の子か女の子かが決まります。

染色体とは、親から作られた遺伝子のかたまりのことで、生物の設計図ともいわれています。その染色体には性別を分けるX染色体とY染色体があり、どちらが受精するかは、受精の際にお父さんからの精子がどちらをもっているかで決まります。

見た目の性別の変化

性別は受精の瞬間に決まっていますが、男の子も女の子も、初めに女性型の性器から作られていきます。その後、X染色体をもっているのかY染色体をもっているのかで、内性器(女の子は子宮や膣、男の子は精巣や陰嚢)や外性器が作られていきます。

外性器の発達によって、性別が判断しやすくなっていきます。だいたい妊娠9週頃から男女の差が表れてきます。(この段階ではエコーには写りません。)

お腹の形や表情の違いで性別がわかる?

妊婦さんの顔つきが険しくなったら男の子、優しくなったら女の子、などの話を聞いたことはありますか?他にもお腹が前に突き出せば男の子、丸くなれば女の子など、体の外面的な変化に現れるという噂もあります。医学的根拠はありませんが、性別判定を待ちわびる親の気持ちは昔から変わらないのですね。

妊娠6か月、性別よりも大切なのは赤ちゃんの状態

妊娠が発覚したころは、その喜びで満ちていたことと思います。そして、安定期に入り、妊娠していることに慣れてきたころに、性別が気になり始めますよね。しかし、そもそもエコー(超音波検査)というのは、

  • 赤ちゃんの発育状態
  • 赤ちゃんの顔や身体の状態
  • 胎盤の状態
  • 羊水の量

など赤ちゃんや体内の環境に異常はないかなどを診るのが目的です。

お医者さんの中には、性別の判断に時間をかけるより、妊娠が正常に進んでいるかどうかという本来の目的に沿って検診をしたいと考える方もいます。産婦人科学会でも、性別は原則として教えないというのがきまりとしてあるそうです。性別についてあまり神経質になりすぎず、どちらが生まれてくるかを想像しながら過ごす期間も楽しんでみましょう。

性別が分からない場合でも妊娠期間を楽しむ気持ちが大切

妊娠中期には、やはり性別は気になるところですよね。医学の進歩によりエコー(超音波検査)が行われるようになり、早い段階で性別が判断できるようになりました。(最新機器がある病院では4Dで、顔だちなどのより鮮明な情報を得ることもできてしまいます。)そのため、どうしても性別が分かるという期待をもって検診を受けてしまいがちです。

エコー検査をしても性別がはっきりしない場合、気持ちも何だかもやもやしてしまいますよね。また、期待とは違う性別だと知って、準備するものに困ってしまったり、がっくりしてしまうこともあるかもしれません。しかし、その本来の目的は、赤ちゃんが安全に成長できているかを診るため。妊娠とは全てが奇跡の連続で、性別に関係なく健康に生まれてきてくれることが何よりです。

性別を知りたい気持ちももちろんありますが、妊娠中はおなかの中の赤ちゃんが元気に成長していることを喜び、限られた一心同体の時間を楽しく過ごしていけたらいいですね。

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