妊娠超初期に熱!風邪と妊娠の見分け方と発熱対策とは?

妊娠初期

「体調がいつもと違うし、熱があるみたい・・・。」

妊活中の場合には、妊娠のサインなのか、風邪なのか心配になります。

妊娠超初期症状の発熱なのか、感染症の発熱なのか見分けるポイントや、対処の仕方についてまとめていきましょう。

 

 

妊娠超初期のサインの場合

赤ちゃん

基礎体温は「生理日」と「排卵日」を境に、低温期と高温期の二相になります。

生理日から排卵日にかけての発熱は妊娠と無関係の可能性がたかく、排卵日以降に体温が高くなるのは、妊娠超初期のサインが関係しているかもしれません。

 

着床のタイミングで微熱が出る

生理日から3週間ほどの時期は、受精に成功した場合の着床時期に重なります。

着床のタイミングで、劇的にホルモンの分泌が盛んになりますから、ほてり寒気が出ることがあります。

また、体調がデリケートで、風邪のような症状を感じる人も多く、37.0℃前後~38.0℃を越えない程度の発熱を経験したママもいます。

排卵日から1週間程度のタイミングで、ほてりや寒気、だるさ、風邪に似た感覚を感じた場合は、着床の発熱かもしれません。

前後に着床出血はありませんでしたか?

”生理日から3週目に37.8℃の発熱があって、後で考えたら、妊娠のサインだったかも”という声も聞きますね。

 

生理予定日を越えても高温期

生理予定日を過ぎても高温期が続き、しかも37.0℃を越える微熱を経験したというママさんもいますね。

生理予定日を越えて、妊娠5週にさしかかると、臭いに敏感になり、つわりの症状が出る人も多いですから、こうした体調の変化にも気をつけてみましょう。

生理予定日から1週間を迎えると、検査薬での判定がしやすくなってきます。

生理が遅れている、発熱や微熱が、重なった時には、妊娠超初期のサインかもしれません。

 

妊娠超初期のサイン

妊娠超初期には、着床をきっかけにhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌が盛んになります。

体調がいつもと違う違和感を感じやすいですが、風邪や生理前の不調に似た感覚だと思う人もいます。

妊活中はもちろん、”妊娠かも”と思うなら、簡単に風邪薬を飲まない方が良いでしょう。

  • 眠気を感じる
  • 胸に張りを感じる
  • 出血
  • 腹痛
  • 熱っぽい
  • 喉の痛み・違和感
  • 食べものの好みの変化

 

 

感染症の発熱の場合

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生理日から2週間以内

生理日から2週間以内は、妊娠の可能性が低く、風邪などの感染症の発熱が疑われます。

生理が不順な場合など、妊娠の可能性がゼロではありませんが、確率がとても低いです。

 

喉の赤味など特有の症状

扁桃腺が腫れている、首やアゴのリンパ腺が張っているなど、感染症特有の症状がある場合の発熱は、風邪が原因かもしれません。

周りに、風邪をひいている人はいませんか?

風邪の場合、5日前後の潜伏期間、インフルエンザでは2日前後といわれています。

思いあたるようなら、感染症による発熱の可能性が高いです。

 

 

妊婦さんの風邪対策

診察を受け処方薬をもらう

妊活中の場合、風邪なのか紛らわしい場合には、自己判断で薬を飲まずに、病院にかかるのが安心です。

出来るだけ薬を飲みたくないですが、感染症にかかって熱が高い、炎症が激しい場合には、妊娠に影響の少ない処方薬を使った方が良いケースが出てきます。

ガマンせず、病院で相談しましょう。

 

民間療法で乗り切る

妊活中や、妊娠超初期なら、民間療法で、感染症対策をしましょう。

  • 栄養のある食事
  • 睡眠
  • 体を冷やさない
  • 早めに対処

基本の風邪予防にあわせて、こんな方法を取り入れてみましょう。

<大根はちみつ>

喉の痛みを感じたら、大根はちみつ。

妊娠超初期のサインが、風邪の様な症状や、喉の痛みというケースもあります。

刻んだ大根にはちみつをかけて、しみだした水分とはちみつをお湯で割って、おろし生姜を加えたものをのむと、カラダを温めて、風邪のひきはじめや喉痛みの改善に効果的です。

<焼き味噌スープ>

アルミホイルに味噌をのせ、トースターで焦げをつけます。

お椀に焼き味噌、ネギ、おろししょうが、おろしにんにくをいれ、熱湯を注ぎます。

<ヨーグルト>

”乳酸菌が免疫力を高める”として注目です。

なかでもR-1など、免疫力への関係が強調されている銘柄もあります。

予防として、取り入れたいですね。

<緑茶うがい>

緑茶には殺菌効果があり、粘膜を強くするビタミンCも含まれています。

うがいに緑茶を使うことで、風邪予防の効果が高まるといわれています。

<手洗い・タオル交換>

風邪の感染経路は、『手⇒目・くち・はな等の粘膜』が多いといわれています。

手洗いの徹底と、家族共有で使う洗面所や台所においているタオルのマメな交換が、感染症を予防します。

<ハーブ>

ティーツリーや、ユーカリは、殺菌・消炎に効果ありといわれています。

マグカップに湯気の立つようなお湯を入れ、精油を1滴垂らして湯気を吸い込むと、粘膜に潤いを与えて、殺菌消炎を助けるので、風邪予防になります。

<加湿>

マスクをしたり、部屋全体を加湿する事で、風邪予防になります。

 

おわりに

○ 熱っぽさを感じたら、妊娠の可能性はないかチェック。

○ 妊娠の可能性ありで発熱したら、病院にかかりましょう。

○ 民間療法の風邪予防、風邪対策で感染症にかからない様に。

妊娠超初期には、風邪の様な症状が出やすいので、判断が難しいですね。

出来るだけ薬に頼らない対処法が良いですが、熱が高くなって不安な場合には、ガマンせずに病院にかかってくださいネ。

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