妊娠初期 してはいけないことワースト10!知っておきたい過ごし方

妊娠初期

妊娠中にはしてはいけない事が一杯…。

そんな風に感じるかもしれませんが、なにかあったときを考えると、出来るだけ気をつけた方がいいというのも事実です。

スタンダードな『してはいけないこと』をまとめてみたいと思います。

してはいけない事ワースト10

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① タバコ

副流煙でも妊婦さん、赤ちゃんに影響が出るといわれています。

血流が低下し、赤ちゃんの発育が悪くなる、流産の確立が高まるなど悪影響が指摘されています。

 

② アルコール

アルコール依存の母親からは、細胞や神経の発育不良の特徴をもつ、ケースが多くなります。

胎児性アルコール症候群とよばれています。

 

③ 自己判断で市販薬服用

大人向きの薬が胎盤を通して、分解能力のない赤ちゃんに吸収されてしまうのは怖い事です。

また、便秘薬のように、子宮の収縮を誘発する恐れのある薬もありますから、服用の必要があるときには、医師に判断・処方してもらいましょう。

経皮鎮痛成分の入った湿布でも気をつけた方がいいようです。

 

④ ペットとの接触

トキソプラズマなど、感染を避けたい寄生虫を持っている場合があります。

 

⑤ 自転車にのる

サドルからの振動が子宮に刺激を与えてしまう事や、もし、転倒した場合には、流産や出血の危険があることを考えると、やめておいた方が良いでしょう。

 

⑥ 疲労を蓄積させる

生活リズムが乱れている、仕事で徹夜続きなど、体に疲労が蓄積していると、赤ちゃんの発育に影響が出ます。

ホルモンバランスが崩れて、妊娠の維持が難しくなれば流産しかねません。

 

⑦ 重いものを持つ

妊娠初期は胎盤がまだ充分に安定していませんし、腹圧によって影響が出ることがあります。

上の子を抱いても大丈夫だったというママもいますが、切迫流産などの不安もありますから、大事にするに越したことはありません。

 

⑧ カフェイン

興奮作用があること、利尿効果があることから、妊娠中は避けた方が良いとされています。

医学的な根拠が十分ではないので、飲み過ぎなければ大丈夫という見解もあります。

 

⑨ カラダを冷やす

カラダを冷やすことは、子宮や、赤ちゃんの成長に悪影響を与えます。

クーラーや冷たいものの食べ過ぎの見過ぎはもちろん、カラダから熱を逃がす働きのあるナスや柿の食べ過ぎも良くないと言われます。

 

⑩ カラダを締め付ける服装

お腹が目立たない妊娠初期は、いままで着ていた洋服が着られたりするので、ムリしてしまう事も…。

ガードルや、ぴったりしたジーンズなどウエスト周りの締め付けは避けて、リラックス出来る服装を心がけましょう。

 

注意すべき食べ物

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① マグロなどの大型魚

生態系の上位にいる魚は、水銀濃度が濃縮している可能性があります。

厚生労働省からも、妊婦さんは気をつけた方がいいとしています。

お腹の中の赤ちゃんが高濃度の水銀を取り込んでしまうと、神経障害や発達障害が起こる恐れがあります。

 

② レバ刺し・ユッケ

トキソプラズマの感染が心配。

レアステーキが感染源になることもあります。

胎盤を通して、赤ちゃんが感染することがあり、脳や目に障害が生じる水頭症のリスクが上がります。

 

③ ナチュラルチーズ

リステリア菌の感染が心配。

日本ではまだ感染者の報告はありませんが、海外では集団感染で影響が出た事例があります。

インフルエンザのような38~39度の発熱、頭痛、嘔吐が見られ、赤ちゃんの感染も心配されます。

スモークサーモン、生ハムなどの加工食品での感染も心配されます。

 

④ 生卵

サルモネラ菌による食中毒が心配。

赤ちゃんに直接の影響はありませんが、激しい下痢が、子宮の収縮を誘発させる事があります。

 

⑤ はと麦茶

子宮収縮作用があるので、妊娠中は避けた方が良いです。

ハーブティーでも、セントジョーンズワート、セージ、ハイビスカス、フェンネル、サフラン、アロエ、ラベンダー、カモミールは妊婦さんにはオススメできません。

 

⑥ サプリメント

ビタミンAなど過剰摂取が赤ちゃんに影響する場合があります。

葉酸サプリなど妊婦さん向けのものもありますが、適当な組み合わせで飲んでしまうと、危険なことも…。

 

⑦ スプラウトなどの生野菜

サルモネラ菌が心配です。

妊娠中は、生ものを避けて、食中時にならないように、一層の注意が必要です。

 

⑧ 生の牡蛎

ノロウィルスや貝毒といわれる天然の毒を持っている事があります。

食中毒になる心配のある食材は、避けておきましょう。

 

辛いものや冷たいものは?

妊娠中はカラダがデリケートになっていますし、胎盤を通じて赤ちゃんに伝わったときに、リスクのあるものは絶対ダメですが、それ以外のものは、妊婦さん本人の体調に合わせてという事になります。

食べ過ぎなければ、辛いものや、アイスクリームなども食べて大丈夫です。

味付けが極端なものは、塩分過多になりやすいですし、むくみや高血圧などを起こしやすくなります。

つわりで同じものばかり食べてしまう事もあるかと思いますが、調子の良いときには、バランス良く食べられるように気をつけていきましょう。

 

おわりに

○ タバコや激しい運動は、妊娠がわかったらやめましょう。

○ 運動は、妊婦さんの状況によってOKな程度は全く違います。心配な場合はお医者さんに相談!

○ 規制が多いとガッカリせず、体調に合わせて適度にストレス解消しましょう。

 

妊娠初期はカラダの状態が安定しないので大事にするに越したことはありません。

でも、しちゃダメなことばかりだなあなんて、ストレスがかかるなら、たまにちょとスイーツやアイスなど、上手に過ごしていきましょう。

 

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