ディズニーランドやUSJなどのアミューズメントパークや遊園地、大好きな人は多いですよね。特にジェットコースターのような刺激のあるアトラクションが好きという方も多いと思います。
妊娠初期はお腹もそれほど出ず、つわりを感じる人も少ないので、妊婦さん自身も妊娠に気づいていないということが多いです。そのため、気が付かないうちにこんなことをしてしまった!という事例は少なくありません。その中の一つに「妊娠に気が付かず、ジェットコースターに乗ってしまいました」という声があります。
妊娠に気が付かずジェットコースターに乗ってしまった方も、これから遊園地に行くにあたって、ジェットコースターのようなアトラクションに乗ってもいいのか悩む…という方も、ぜひこの先を読んで、参考にしてほしいと思います。
妊娠初期、ジェットコースターに乗っちゃった!
妊娠に気が付かない、もしくは、これくらいは大丈夫…そう思ってジェットコースターに実際に乗ってしまったという妊婦さんは意外といるようです。
@fam10140518 あ!ほんとですか?笑 妊娠初期の頃妊娠に気がつかないでジェットコースター乗りまくってました!今考えたら恐怖です。笑
— まどにゃん (@0516Mado) 2014年4月29日
こちらの妊婦さんは何も影響がなかったからよかったものの、やはり後から考えてみて「乗ってしまった!」という思いが強くなったようですね。
遊園地で働いててびっくりした事が
妊娠中の若母さんが普通にジェットコースターに「乗れますか?」って聞いてくる乗りたいのはわかるけど、もう少し考えてほしい( ´•ω•` )
— ゆりこな (@yuricona81) 2017年4月5日
こちらの方はご自身が遊園地で働いていて、ジェットコースターに乗りたがる妊婦さんの多さに驚いている様子。
では、具体的にどのような影響があるのか、見ていきましょう。
妊娠初期のジェットコースターで考えられるリスクとは
早流産
妊娠期間の中でも特に早流産の可能性が高いのが妊娠初期だといわれています。その時期に腹圧をかける、踏ん張る、興奮するなどの刺激を与えることは、早流産のリスクを高めてしまう危険性があります。
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”https://fun-mom.com/kenko/8128/″ ”https://fun-mom.com/kenko/7675/″貧血
妊娠中は特に貧血になりやすいのですが、普段から低血圧や貧血気味の人がジェットコースターに乗ると、血流が重力に負けて一時的に貧血状態になることがあります。この貧血状態がひどい場合は、一瞬気を失ってしまうブラックアウト現象を引き起こすことも。
これがきっかけとなって転倒してしまうなど、お腹への負担はもちろん、ママ自身もケガなどが心配されますね。
転倒
上にも関わりますが、めまいや貧血で足元が不安定になり、転倒してしまうことが考えられます。実はジェットコースターの振動よりも、転倒の衝撃の方が赤ちゃんへの影響が心配されます。特にジェットコースター降車後は、妊娠の有無にかかわらず、足元が不安定になりがちです。
乗り物酔い
上下左右に高速で走り抜けるジェットコースターに乗り物酔いの反応を起こす人も少なくありません。特に妊娠中は普段平気だったことにも敏感になっているので、いつもはジェットコースターで酔わない人も、吐き気や頭痛を感じてしまうこともあるんです。
妊娠初期のジェットコースター意見はいろいろ
OK派
胎児はお母さんのお腹の中でしっかりと守られているから、ジェットコースターなどの刺激では影響を受けない、との意見もあります。もちろん安全性には十分注意した上で、かつ、万が一の時にも自分自身の行動に責任をとれることが条件となります。
@bingotti おめでとうございます?仕事しながらで心配も多いとは思いますが、あまり心配しすぎず旦那さんに甘えて過ごしてくださいね?強い子であればちゃんと育ってくれますし赤ちゃんの生命力を信じましょ♬私なんて妊娠初期でジェットコースター乗りまくったり登山しちゃってました(笑)
— 지은이***지방이??? (@cn6luegt) 2015年12月13日
NG派
アトラクションに乗ったこと自体が流産につながるようなことはなくても、ママの体調には影響を与える場合があるので、乗らない方がよいとする意見もあります。乗車が直接の原因にはならなくても、気づかぬうちに身体的な疲労が溜まり、結果的に流産のリスクを高めてしまう可能性も考えられますね。
妊娠初期の友達がお台場の屋内遊園地、ジョイポリスでジェットコースターに乗り、高いピンヒールを履いていたのはさすがにビビったw
もう1人の体じゃないのよ…— アヤカチャン (@ohagimatsuri) 2011年9月13日
医学的には
ジェットコースターのように刺激がある乗り物が直接、流産や早産を引き起こすという医学的根拠はないようです。妊娠初期の流産について、母体側の影響というのは少なく、ほとんどが受精卵の異常といわれています。しかしその場合でも、乗車したことを後悔されてしまうことが多いので、念のため乗車は控えるというのも考え方の一つです。
ジェットコースターに乗るか乗らないかよりも大切なこと
妊娠に気が付かずジェットコースターに乗ってしまったと悩んでいるあなたへ、または、これから遊園地などに行こうと計画を立てているあなたへ。ジェットコースターがOKかNGかということよりも、妊婦さんにとって大切なことがありますよ。それは、出かけた先で具合が悪くなってしまった場合の対応方法について考えておくことです。
妊娠をしているということは、普段の自分の状態とは異なっているということを忘れてはいけません。いつ、何がきっかけで体調に変化が起きるかわからないので、突然の事態に備えて次の■のものを持ち歩き、□の対応をしておきましょう。まだ母子手帳をもらっていないというあなたも、□について対応しておくと安心です。
- 母子手帳
- 携帯電話
- マタニティーマーク
- かかりつけ医の情報をメモしておく
- 出先の地域の産婦人科をチェックしておく
妊娠初期に出かける場合、一番気にしておかなければならないのが、出先での体調の変化です。出先で突然病院にかかることがあっても、スムーズな受診が受けられるようにしておきましょう!
妊娠初期には自分の体調第一に、安心・安全な選択を
体調の良し悪しは自分にしかわからないもの。妊娠中は特に、体調がいいと思っていても、気づかぬうちに疲れが溜まっていたり、普段は平気なことでも身体に負担をかけていたりするものです。
妊娠初期に遊園地などに行こうと思っている方は、まずは本当に行っても大丈夫かどうか、安心・安全を考えて行かないという選択肢があることも頭に入れておいてほしいと思います。それでも行くという選択をされた場合には、自分の体調を第一優先に考えて。体調の変化を感じたらアトラクションなどには乗らずに休憩をして様子を見ましょう。
それでも良くならない、さらに悪化しているなどの場合は、かかりつけ医に連絡をして下さい。
遊園地に行く機会、ジェットコースターに乗る機会というのは、この先何度も訪れますが、妊娠というのは一時、しかも望んで簡単にできるものではありません。「あの時の遊園地が原因かな…」と後悔することのないように、安心・安全な選択をしていくことが大切です。
この先も続くマタニティライフを大切に過ごしましょう
妊娠に気が付かずにジェットコースターに乗ってしまったあなた、過ぎたことを悔やむのはやめましょう!それよりも、外出するときに気をつけなければならないことを確認して、この先のマタニティーライフを安全に過ごしていくような意識改善が大切ですよ。
これから遊園地に行く予定があるあなたも、何かがあってからでは遅いです。まずはご自身が妊婦である、自分一人だけの身体ではない、ということを頭に入れて準備をしていきましょう。
いずれの場合も、この先も続くマタニティライフを安全に過ごしていけるよう、外出の際は持ち物やかかりつけ医の情報を確認しておくことをおすすめします。また、外出先でもゆとりをもったプランで心身への負担を減らすような工夫をしましょう!
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