妊娠初期に胃が痛い対処法!すごく辛いけど薬は飲んでいいの?

妊娠初期

胃がムカムカして吐き気がする、胃が痛くてつらい…やっぱり妊娠?なんて気になりますね。

胃が痛くて助けて欲しいほどの時は、ただの胃炎か妊娠のサインなのか、薬も飲めずにただただ辛い…という事があります。

『妊娠かも…』、『妊娠してつわり症状で胃が痛い』そんなあなたの助けになる情報を集めてみました!

 

やっぱり妊娠かも知れない

赤ちゃん

 

妊娠初期症状が胃痛の人は多い

結婚している人、恋人がいる人…性生活があるなら、胃痛がつわりの症状だったというのは、良くある話。

”つわり”と聞いて、突然の吐き気にウッときてトイレに駆け込む…というシーンをイメージしますが、ムカムカや胃痛が強く出る人もいる様ですね。

もしかしてと思うなら、やっぱりカラダをいたわって様子をみてあげましょう。

 

妊娠の可能性が高いかチェック!

  • 排卵日前後に”仲良し”しているか
  • 排卵日から1週間後くらいに腹痛や出血は?
  • 排卵日から1週間後くらいに体調がなんとなくいつもと違った

排卵日は、前回生理日から2週間後くらいに起こる事が多く、受精すると1週間ほどで着床が起こります。

着床をきっかけに、ホルモンのバランスが劇的に変化しますから、『生理前の不調がいつもより早くにちょっと感じたけれど、生理がこない』という場合には、可能性を考えて行動した方が良さそうです。

 

胃薬は自己判断で飲んでいい?

胃薬はちょっともたれているなあ程度でも、気軽に飲む人もいますが、添付説明書きには、妊婦・授乳中の人はのまないでという『禁忌』になっている場合があります。

キリキリとした痛みが強く、ガマンできないほどになっている場合には、病院で妊娠している場合でも使える薬を処方してもらうなどしましょう。

漢方薬でも、妊婦さんにNGの薬もありますし、薬を使うなら、専門家の指示に従いましょう

 

つわり中の胃痛対処法は?

やっぱり薬を飲まずにガマンしている妊婦さんは多いですね。

  • リラックスする
  • よこになるときは左側を下に
  • 消化の良いものを少量ずつ摂る
  • 食べてすぐ横にならない
  • 胃のあたりを湯たんぽで温める
  • ぬいぐるみや手触りの良いものでいやし効果を狙う

つわりは、自律神経が乱れると辛くなりますから、『お風呂にゆったり浸かる』『好きな音楽を聴く』『散歩など適度にカラダを動かす』など試して見ましょう。

また、吐きすぎて胃の中が空っぽになっていることで、胃痛がひどくなることがあります。

消化の良いもの(くず湯、バナナ、ヨーグルト、ココアなど)を少量ずつお腹に入れるようにしてラクになることもあります。

妊娠初期の胃痛と胃薬

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多くの胃薬は安全で、妊娠に気付かずに市販薬を飲んでしまってもナーバスになる必要はありません。

ただ、妊娠のケースごとに100%影響しないとも言い切れないので、妊娠の可能性があるときや、妊娠がわかったら、自己判断で薬を飲むのはやめましょう。

胃薬・胃腸薬のキケン度は?

<プロスタグランジン系はNG>

『ミソプロストール(サイトテック)』は、子宮収縮作用があり、妊娠の可能性がある人・妊婦さんには禁忌(きんき:絶対飲んではダメ)なお薬です。

一般的に若い女性への処方が避けられるお薬です。

<H2ブロッカーは△>

『ガスター10』などでおなじみのH2ブロッカータイプの胃薬は、胃酸が出過ぎて胃痛を起こしやすい人に良く効く胃薬です。

妊娠に気付いた時に飲んでしまっていても、ほぼ影響はなさそうです。

ただ、胃酸の出過ぎを抑えて胃痛の症状を軽くするお薬なので、妊娠によるムカつき、胃痛には効果が無い事も…。

妊娠に気付いたらいったん服用をやめてお医者さんに相談しましょう。

<健胃薬はナトリウム血症に注意>

『太田胃散』のような健胃薬的なものでも、ナトリウム血症などが心配。

問題無い場合が多いですが、成分にナトリウム水和物などが含まれているので、ナトリウム濃度が高くなる、高血圧などの症状が出る可能性があります。

また、大黄甘草湯は漢方ですが、子宮収縮作用が出ることがあり、避けた方が良いです。

やはり、妊娠に気付いたら飲むのをやめて医師の指示を受けましょう。

<吐き気で処方されることが多い薬>

  • メトクロプラミド(プリンペラン)
  • 小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)
  • 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)

ムカムカがひどい場合、病院で相談するとこうしたお薬が処方される事が多いようです。

妊娠によるつわりがひどく、体重が何㎏も減ってしまう場合、水分が摂れない時は、『重症悪阻』として、点滴治療や入院加療をうけることになります。

ガマンせず、産婦人科で相談しましょう。

<必要性は医師に相談>

潰瘍性大腸炎やクローン病など、薬を使った治療が必要な場合には、治療効果とリスクが天秤にかけられます。

比較的安全性の高い『サラゾスルファピリジン(サラゾピリン)』が使用されることもあります。

妊婦に対する危険度の基準は?

「オーストラリア医薬品評価委員会・先天性異常部会」

「アメリカFDA薬剤胎児危険度分類基準」

妊娠への影響が否定出来ないレベルを判断する材料になっています。

添付説明書に、『妊娠・妊娠の疑いがある場合には医師に相談』などかいてある場合が多いですから、胃薬を簡単に飲まない方が良いですね。

おわりに

  • 気を紛らわす、リラックス出来る方法を試す
  • 少量ずつ消化の良いものを口にする
  • ガマンできない時は医師に薬を処方してもらう

わたしが妊娠したときは、『なにかほかの事をして紛らわす』、『お気に入りのぬいぐるみを抱いて安静』で乗り切りました。

薬が必要な場合にはやっぱりお医者さんに処方してもらいましょう。

 

 

 

 

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