ディズニーランドはお好きですか?
パーク内に一歩足を踏み入れれば、現実世界とは違う、まさに夢の国のような華やかな装飾と音楽、キャラクターやキャストが笑顔で迎えてくれる、そんな世界は、例えディズニーファンではなくても引き込まれてしまう不思議な場所ですよね。でも…
- 前もって計画していたが後から妊娠が発覚した…
- 妊娠を知らせていない友人から誘われてしまった…
こんな時には、行くべきかどうか悩んでしまいますよね。夢の国に行きたい気持ちと安定期前の妊娠初期という現実…
実は、ディズニーリゾートに行くにあたり、妊婦さんが知っておくと役に立つ3つのことがあるんです。どうすべきか悩んでいる妊娠初期の方々に、少しでも参考になりますように。
妊婦さんが知っておくべきディズニーリゾートの3つの取り組み
ディズニーリゾートでは、もしも…の場合に備えた取り組みを実施しています。妊婦さんももちろん対象となり、これを知っておくだけでも随分と気持ちが楽になりますよ。妊娠初期はもちろん、これから妊娠を望んでいる方もぜひ、次の3つの事を知っておいてください。
①「妊娠中の方はご遠慮ください」とされているアトラクションがある
(ディズニーリゾート側が「妊娠中の方はご遠慮ください」と明示しているもの)
ディズニーランド
ビッグサンダー・マウンテン
スプラッシュ・マウンテン
ガジェットのゴーコースター
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
スペース・マウンテン
グランドサーキット・レースウェイ
ディズニーシー
タワー・オブ・テラー
インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
レイジングスピリッツ
センター・オブ・ジ・アース
フランダーのフライングフィッシュコースター
ニモ&フレンズ・シーライダー
②【ゲストアシスタントカード】というサポートシステムがある
ディズニーリゾートには、疾病や負傷、妊娠などで身体の機能が低下しているゲストへのサポートシステムが導入されています。
具体的には
- 希望の席に案内
- 待ち時間経過後に案内
- ベビーカーのまま案内
など、妊婦さんや子連れのママさんたちにとっても嬉しいサポートです。
発行方法
各アトラクションやメインストリート・ハウス、ゲストリレーションなどにいるキャストにサポート必要の申し出をします。
その際、ママ本人と同伴者(ご家族やお友達)全員のチケット提示が必要となります。
事前予約でもサポートカードの発行が可能となっています。以下の電話番号よりご予約下さい。
事前予約受付:
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
0570-00-8632
営業時間:9:00~19:00(年中無休)
※一部のPHS・IP電話・国際電話の方は 045-330-5211
※詳しくはディズニーリゾートHPをご確認ください。
利用方法
利用したいアトラクションや施設のキャストにゲストアシスタンスカードを提示します。特に妊婦さんは長時間並ぶことが困難な場合が多いので、待ち時間の間は別の場所で待機させてくれます。
ただし、
- 列の途中にあるショーや演出は見られない可能性がある
- 並んでいる時間帯に他の施設の利用は不可能
という点をしっかり把握しておきましょう。
③前売りチケットの場合、有効期間が延長できる
前売りチケットやギフトでいただいたチケットの有効期限が、安定期前に切れてしまう…そんな場合もありますよね。
でも、安心してください!!チケットの有効期限を変更することができるんです。
手数料について
基本的に、チケット1枚につき変更1回ごとに手数料200円が必要となります。
取扱窓口
東京ディズニーランド
東京ディズニーシー
東京ディズニーリゾート・チケットセンター
東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター
ディズニーホテル内チケットカウンター(宿泊者のみ)
ディスニーストア(パークチケット取扱店舗のみ)
変更可能な券種
有効期限をしっかり確認してください。有効期限切れのものは日付の変更はできないので注意しましょう!
妊娠初期のディズニーを安心して楽しむための3つの準備
妊婦さんがディズニーリゾートを含め、旅行自体を安心して楽しむためには3つの準備が欠かせません。行くと決めたら自己責任。しっかりと事前に準備をすることが、自分に対してはもちろん、一緒に行く家族や友人、そしてお腹の中の赤ちゃんにとっての”思いやり”です。
①移動時間や距離が長い場合はゆとりのある計画を
ディズニーリゾートの近くに住んでいる場合はさほど負担にならないかもしれませんが、多くの方は遠方から時間をかけて来園するケースがほとんどではないでしょうか。
その場合、電車やバス、飛行機など移動だけでも疲れてしまいます。
- ディズニーリゾートの近くで宿をとる
- 日帰りなど無理のかかる移動は避ける
- ゆとりのある日程で計画する
などの工夫が必要になるでしょう。
”https://fun-mom.com/travel/5027/″
②マスクやこまめな手洗いうがいで風邪予防!
時期によっては流行性の風邪などにも気をつけなければなりません。妊婦さんは薬を飲むこともあまり推奨されていないので、体調管理にもいつも以上に気を配る必要があります。
- パーク内でもマスクを着用する
- こまめに手洗いうがいをする
- ウエットティッシュや消毒液を携帯する
など、風邪予防も意識しておきましょう。
③母子手帳、保険証、緊急時の産院リストを準備しておく
何事も備えが大切。問題なく無事に帰宅できることが一番ですが、万が一のことを考えて、
- 母子手帳
- 保険証
- 近隣の産院リスト
の3つを準備しておきましょう。特に3つ目は知らない土地なので、インターネットなどで情報収集しておくなどして、事前にしっかりと調べておくことが大切です。安心を一緒に持ち歩くつもりでしっかり準備をしておきましょう!
妊娠初期でもディズニーに行きました!参考になる体験談
実際に妊娠がわかっている状態でディズニーリゾートへ行ってきました!という先輩のママ達は、このような対策をしていたそう。参考にしてみて下さいね。
二人目を妊娠中に3歳の娘の誕生日祝いに東京ディズニーランドに行ったときの話です。初めてスプラッシュ・マウンテンにパパとチャレンジ!普段なかなか遊ぶ時間がとれませんが、ママ抜きでパパと大興奮の時間を過ごし、絆が深まったようです!娘とパパの楽しそうな様子が写ったフォトは一生の思い出です。
(きこりんさん)
私は年間パスポートを持っていたこともあり、妊娠中もお散歩の為に来園していました。
聞き慣れたパークミュージックは胎教!(ゆ。さん)
ちょくちょく 休んでお茶を飲んだりしながらも
●プーさんのハニーハント
●魅惑のチキルーム
●ミッキーのフィルハーマジック
●ジャングルクルーズ
●ウェスタンリバー鉄道
と、座ってゆったり系をセレクト(konさん)
実際に行ってきたというママさんたちは、それぞれが工夫をしながら楽しんでいたようです。
ここで共通しているのは
- 激しいアトラクションには乗らない
- 雰囲気を楽しむ
- しっかりと休憩をとる
ということ。自分が妊婦だという認識は常に忘れないようにすることが大切です。
妊婦さんでも楽しめるアトラクションはあります。激しいアトラクションは、元気な赤ちゃんを産んでから思いっきり楽しむとして、今は今の楽しみ方でディズニーを満喫できるといいですね。
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
”https://fun-mom.com/ninshin-shoki/4659/″
まとめ
実は、ディズニーランド近辺の病院や休日の深夜救急には、ディズニーランドやディズニーシーからの搬送が多いと言われています。
さらには救急車だけでなく、ディズニーリゾートの車で搬送されてくるというケースもあるそう。
行くならしっかりと準備をして、決して無理をしないこと。もちろん行くと決めたらそこからは自己責任です。一緒に行く家族や友人とよく相談をして、最善の形で楽しめるよう協力し合ってくださいね。