外食に行きたい!臨月だから大丈夫!?注意点と携帯アイテムも!

マタママ

臨月に入って、いよいよ出産が目前になってくると、あれもしたい、これもしたいと、出産前にしておきたいことが頭に浮かびますよね。外食もその中の一つではないでしょうか。

妊娠期間中はいろいろと制限が多く、特に食事に関しては、カロリーや塩分が妊婦さんに立ちはだかる大きな壁であることが多いと思います。そのため、妊娠初期から後期にかけて外食を控えてきたママたちもいるでしょう。

しかし、臨月になるとつわりもなく、育児休暇を取る方は自由な時間も増えますね。出産したらできなくなるかもという思いから、この時期に外食をしたいと思う妊婦さんは少なくないようです。

臨月になれば外食は問題ないのでしょうか。

 

臨月の外食で心配になること

脂っぽいものはNG?

臨月の妊婦さんにとって一番気にかかるのが、焼肉やとんかつ、天ぷらなどの脂っぽい食事は控えるべきなのか…という点。これまで体重管理が順調だった人も、病院で体重増加を注意された経験がある人も、臨月に急激に体重が増加してしまうということは十分に考えられます。

妊娠高血圧症を考えると、脂っぽさに加え、カロリーや塩分についても気になるところです。外食はどうしても味が濃い目に作られています。そのため、カロリーや塩分も過剰摂取してしまう可能性がありますね。

 

破水や陣痛が心配?

臨月に外食をすることでもう一つ心配なのが、破水陣痛が始まってしまうかもしれない、ということです。友達と一緒の時であればまだ心強いですが、移動中など一人のときに破水や陣痛が始まってしまったらと想像すると、なかなか出歩けない人もいるでしょう。

 

 

臨月だからこそできる外食とその魅力

これまでの長い妊婦生活を振り返ると、本当にいろんなことがありました。つわりに苦しんだ人もいるでしょう。臨月まで働いていて、ようやく産休に入るという方もいるかもしれません。

どのような妊婦生活だったにせよ、一か月後には我が子との対面を果たしているのかと思うと、臨月の短い時間は貴重な時間であることがわかります。

 

家族との時間

新しい家族を迎えるということは嬉しいことですが、旦那さんやご両親とゆっくり過ごすことができるのも臨月だからこそ。子どもが生まれてからは、当然ですが子どもが中心となった生活が待っています。多くの妊婦さんにとってつわりもおさまり、お仕事などにも区切りがつく臨月は、夫婦でゆっくりと、家族と楽しく外食ができる貴重な時間なのですね。

 

なかなか会えなかった友人との時間

妊娠期間中にあまり自由な時間を使えなかった妊婦さんも、臨月にはようやくゆっくり過ごすとこができるようになっているはず。これまでなかなかタイミングを合わせられなかった友人や、久々の里帰り先での友人とも、臨月の自由な時間を利用して会っておきたいもの。

お友達との付き合いは一生です。時間が合う時に友達とランチやお茶などをすることは、いい気分転換にもなるので必要ですよね。

 

産後の外食は難しい

多くのママたちが口をそろえて言うのは、産後の外食の難しさ。赤ちゃんがまだ自由に動き回らない13ヶ月の頃でも、長時間の外出は気が引けるし、授乳や鳴き声など周囲に気を使わなければならないので、外食をする気になれない人が多いと思います。寝返りや伝い歩きの時期はもってのほか。ママはゆっくり食事なんてできません。

もちろん2人目、3人目のママはまた少し違うかもしれませんが、周囲に気を使うことなく外食を楽しめるのも、臨月である今のうちです。

 

授乳期の方が食べ物の制限がある

脂っぽいものや高塩分、高カロリーが気になって外食に行けないという人もいるでしょう。しかし、産後になれば食べたいものを食べられるかと言えば、そうとも限りません。母乳で育てる場合母乳はママが食べたものが素となって作られるので、やはり高カロリー、高塩分のものは避けたいところ。

生クリームや大福などの甘いデザートも、人によってはおっぱいを詰まらせてしまう危険があるので、食べ方に気を付けなければなりません。こうして見ると、臨月よりも産後の方が食べ物に気を使う場面が多いかもしれませんね。

 

 

臨月に外食を経験したママたちの声

 

こんな感じで産後の外食が難しくなることからも、臨月に外食を!という人が多いですね!

 

臨月の外食で気を付けたいこと

 では、臨月に外食をする際、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

移動に時間がかかる場所は避けましょう

外食の際、車や交通機関を使うことがほとんどだと思います。普段なら何も不自由なく往来できる距離でも、臨月の妊婦さんにとっては何が起こるかわかりません。車や交通機関に30分以上乗るような場所は避けた方がいいでしょう。万が一緊急に病院に駆けつけなければならない事態に陥っても、30分以内なら見通しをもった対応ができますよね。

 

外食に限らず、普段から栄養管理はしっかりとしましょう

自由な時間が増えることで、外食のお誘いも増えるかもしれません。外食が続くと栄養面で心配になりますよね。そこで、普段から栄養管理を行うようにしておくと、外食が続いたときでも栄養面を考慮した食事選びができます。

普段の食事にはもちろん、外食時でも好きなものばかり食べるのではなく、野菜が不足しがちならサラダを、ビタミン類が不足しがちなら果物を、というように大まかでもいいので、一日の栄養管理を行うクセをつけてみてください。

 

楽な姿勢がとれる場所を選びましょう

外食をする際、その食事内容も気になるところですが、お店の作りや座席にも目を向けてみましょう。臨月の妊婦さんにとって、食事の際の体勢や店内の広さ(通路や障害物の有無など)は意外と重要。

座席では楽な姿勢をとることができますか?通路は十分に広いですか?行き慣れた場所以外で食事をする際は特に、確認をしてから利用するようにしましょう。

 

検診でカロリーや塩分を注意されたら、外食は控えましょう

臨月だからこそ外食を楽しむチャンスでもありますが、やはり一番は健康で安全に出産ができること。外食は一般的に、カロリーや塩分は高めで、野菜が不足しがちです。もしも検診でお医者さんから摂取カロリーや塩分についての指導が入った場合は、外食はできるだけ控えましょう。

 

臨月の外出で破水したら

臨月に外食を楽しんでいたら、突然破水が!そんな突然のことも考えられますよね。そこで、万が一を想定して、外出先で破水をしてしまった場合に、絶対に忘れてはいけない3つのことをお伝えします。

 

①落ち着いてトイレに行き、破水の状態を確認する 羊水の量はどうですか?できれば色にも注意を向けておきましょう。無色透明であれば焦る必要はそれほどありませんが、少し出血が混じったピンクがかった色の場合、は陣痛が始まり子宮口が開いている状態ですので、できるだけ迅速な対応が必要です。
②かかりつけの病院に連絡する 妊婦さんの身体の状態を把握しているかかりつけ医は、的確な指示・対処をしてくれます。破水を確認したら、まずはすみやかに病院へ連絡しましょう。病院の連絡先はメモをして、常に持ち歩くようにしておきます。
③安静にして病院へ向かう 家族と一緒に車で外出していた場合は、そのまま車で病院へ向かいます。できるだけ車内では横になるようにしましょう。 家族がおらず交通機関などを使った外出だった場合は、まずは友人や周囲の人にタクシーの手配をお願いしましょう。ご自身は病院への連絡を忘れずに。タクシーの車内でもやはり、できるだけ横になる体勢を保ちます。

 

日常的に持ち歩きたいアイテム

外出の際は、万が一の場合に備え、最低限以下のアイテムを持ち歩くようにしましょう。

  • 母子手帳(緊急連絡先や病院の連絡先も控えておく)
  • タオル(できれば少し大きいもの)
  • 生理用ナプキン(こちらも夜用など多めに対応したもの)
  • 替えの下着
  • ビニール袋

 

入院、出産に向けた準備を

予定日とはあくまでも予定であり、出産が早まる場合もあれば、予定日を越えてしまうことも珍しくありません。緊急に入院が必要になってもいいように、臨月に入ったら入院の準備をしておきましょうね。こちらの動画を参考に、基本的なものを用意しておきます。他にも病院から必要だと言われているものがあれば追加しておきましょう。さらに、破水の体験談についても、併せてご紹介します。

≪入院に向けた準備≫

≪破水の体験談≫

 

 

臨月の外食は、注意点を意識して楽しもう

間もなく長かった妊婦生活も終わります。多くの先輩ママさんが言うように、やはり出産してしまったら、やりたいことはある程度制限されてしまいます。お友達と会ってリフレッシュしたり、美味しいものを食べて活力をつけたりすることもママにとって大切なこと

ここで挙げたいくつかの注意点を意識し、身体のことを考えたうえで、外食を楽しんでほしいと思います。

 

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