夕方からつわりが酷くなる原因と6つの対策!頭痛があると要注意?

妊娠初期

昼間はそうでもないのに、夕方からのつわりがひどい!

夜になるにつれて吐き気が強くなり辛い!

このようにお悩みの妊婦さんは結構いらっしゃいます。

夕方は晩御飯やお風呂の準備で忙しくなる時です。

あなたは早く済ませてしまいたい気持ちがある一方、思うように体が動かず煩わしさを感じていませんか?

 

しかしこのような時は無理をしないことが一番です。

無理をして吐き気の他に頭痛まで出てきてしまった!という場合は要注意です。

 

一体どういうことなのか、改善する対策はどのようなものがあるのか、これからご紹介したいと思います。

 

どうして夕方からつわりがひどくなる?

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最も影響が高い原因は妊娠したことによる体の変化

続いて人間が本来もつ生理現象から体調が悪くなっている可能性があります。

妊娠する前から夕方以降体調が悪くなることが多いという人はこちらも関係しているかもしれません。

 

具体的には以下のようなことが考えられます。

自律神経の乱れが生じるため

人間は夕方から夜にかけて交感神経から副交感神経へと切り替わるようになっています。

この切り替えがうまく行えないと自律神経が乱れが生じ、つわりがひどくなるケースがあります。

ちなみに交感神経は活動しているとき、緊張している時に働くもの。

副交感神経はリラックスしているとき、眠っている時に働いているものになります。

 

妊娠中はただでさえホルモンの作用で自律神経が乱れやすくなっています。

ストレス・生活リズムの変化・睡眠不足などあらゆる要因により生じる可能性があります。

 

体温が高くなるため

人の体温リズムは基本的に朝が最も低く、上昇して夕方にピークに達する傾向にあります。

とくにつわりで悩まされる妊娠初期の場合、ホルモンの作用でいつもより体温は高めです。

体温が高くなると体の中の水分が足りなくなってきます。

水分が足らなくなると胃の消化機能がスムーズに行われなくなり、吐き気や胸やけが起こりやすくなるそうです。

東洋医学的にも夕方から熱がこもりやすく、その熱に体が過剰反応して気持ち悪くなると言われています。

 

空腹になる時間帯のため

食べづわりの人はこの可能性が高いでしょう。

晩御飯前の夕方は忙しく、お腹を満たす暇もないという人もいるかもしれませんね。

また吐き気やめまいをともなっている場合は低血糖も関係して気分を悪くしている可能性があります。

吐き気やめまいがつらいという人はこの記事で詳しく説明しています!

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精神的なことが影響しているため

夕方になると家事で色々やることがある、しなければならないというプレッシャーから気持ち悪くなるという人もいます。

一方で夫や家族が帰宅する安心感が影響している人もいます。

今まで張りつめていたものが解放されることが体調に支障をきたす場合があります。

 

疲労感がピークに達するため

夕方は一日の疲労感がピークに達するタイミングとも言えます。

午前中に頑張りすぎると負担は夕方や夜にかかってきます。

あなたは現在仕事をしている、もしくは育児中ではないですか?

その場合はどうしても無理をしてしまいますよね。

妊娠中はただでさえ日頃より体に負担がかかりやすくなるので、それも影響しているかもしれません。

 

つわりと疲れの関係性について、詳しくはこちらの記事で紹介されています。

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吐き気だけでなく頭痛も出てきたら要注意?その理由とは

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頭痛もつわり症状の一種ということをあなたはご存知ですか?

実は妊娠期間の頭痛は心配のない片頭痛である場合が多いです。

 

なぜ起こるかは人によって様々です。

最も考えられる理由は吐き気同様、妊娠したことによる体の変化だそうです。

その他、寝すぎや寝不足、ストレスや血流悪化による体のコリ等などでも生じやすくなります。

 

ただし注意する必要がある頭痛もあります!

  • (つわりによる食欲不振から)脱水症状が影響している頭痛
  • 妊娠高血圧症候群が影響している頭痛

です。

 

脱水症状による頭痛

脱水症状になると、倦怠感や体重低下、ひどくなると手足のしびれ母子ともに危険な状態に陥る可能性があります。

あなたは水分がとれていない、もしくは水分をとっているわりに尿が出ていない、尿の色が濃いなどの症状がありませんか?

その場合は脱水症状の危険があります。

こまめに水分を取るなど工夫をすることはもちろんですが、一度受診されることをおすすめします。

 

水分補給にはポカリが効果的です!

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妊娠高血圧症候群による頭痛

自律神経の乱れで夕方から血圧が上がる場合もあります。

高血圧が続き、血管が拡張するとズキズキした頭痛が生じます。

この他目がチカチカする、浮腫み、胃痛が生じたら要注意です。

妊娠高血圧症候群の疑いがあります。

 

妊娠高血圧症候群はひどくなると母子ともに危険です。

けいれん発作を起こしたり、常位胎盤早期剥離という赤ちゃんが生まれる前に胎盤がはがれてしまう可能性があります。

初産婦・年齢35歳以上・前回の妊娠時に妊娠高血圧症候群だったいずれかが該当する妊婦さんは妊娠高血圧症候群になる可能性が高いです。

 

病院で定期的に血圧測定はしていると思いますが、その他で測定する機会はありますか?

家に計測機がなければ、公共の施設(役所や保険センター等)や家電量販店等でも無料で測ることができるのでチェックされてみてもいいかもしれません。

収縮期血圧が140以上、あるいは拡張期血圧が90以上、もしくはその両方が続く場合は一度受診することをおすすめします。

妊婦さんで頭痛にお悩みの方はこちらの記事が詳しいです。

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風邪による頭痛でお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。

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夕方からのひどいつわり!その対策とは?

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無理をしない!ということが症状緩和の一番近道です。

このような時、最も助かるのは家族の協力・助けです。

自分で頑張りすぎず「この時だけ」と家族に頼ってみてはいかがでしょうか?

 

①家族のごはんはおまかせする

惣菜や弁当を買って済ませるだけでも夕方の負担が随分減りますよね。

動くこともままならない場合は宅配サービスを利用する、家族本人に買ってきてもらうようお願いしてみましょう。

少々高くつくかもしれませんが、たまには外食してきてもらうのもいいかもしれません。

匂いで吐き気を誘発されることもありませんし、後片付けの必要がないので楽ちんです。

 

またあなたはお子さんの食事だけは!と頑張りすぎていませんか?

症状がひどい時は少々手抜きをすることも一つの手です。

私もつわり時、はじめは頑張っていましたが

「1日のうち1回の食事ぐらいバランスが偏っていても死にはしない!」

と妥協してレトルトを利用したり、パンと果物だけという時をつくるようにしました。

それでも子どもは元気に育っていますし、心の負担が減ってこれだけでも随分楽になりました。

 

②比較的動ける時間に家事は済ませる

外食してきてもらうことが難しい場合はこの方法がいいでしょう。

夕方から寝たきり状態になっても安心です。

 

 

③午前中にも休める時間を確保する

夕方からつわりが悪化しても問題ないように、早いうちに家事をする方がいいと言いましたがそこで無理をしすぎるのは禁物です。

頑張りすぎて疲労が蓄積されてしまっては、状況が変わらないかもしれません。

頑張るからには午前中にも30分~1時間まとまった時間休むように心がけましょう。

 

④自立神経を整える

ストレスを溜めないことがポイントとなりますが、仕事や育児で思うように行かない場合もありますよね。

その場合はリラックスできる好きなことを1日のうちに取り入れるようにしてみましょう。

例えば、足湯好きなアロマをたく好きな音楽を聴くのもいいでしょう。

 

妊娠中の足湯について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。

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自律神経を整えるために効果的な音楽もあります。

これを機会に色々試してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

⑤空腹にならないようにしておく

空腹感を感じていなくても、食べる回数を増やして少しずつ何かを食べるようにしてみましょう。

家事や仕事をしているときも飴やガムなど口に含んで行うと夕方を乗り越えられたという人もいます。

果物を小さく切って冷凍しておくと冷たくさっぱりして食べやすくなるので、特におすすめです。

 

妊娠初期におすすめの簡単な食事メニューについては、こちらの記事で紹介されています。

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⑥血行をよくする

血流悪化は吐き気・頭痛に繋がると言われています。

ストレッチやマッサージで血行をよくするよう心がけてみましょう。

 

足の冷えでお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。

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ゆっくり首や肩を回す運動は短時間で家事や仕事の合間にできるので特におすすめです。

同じ姿勢で長時間いる場合は30分~1時間ごとに動くように意識しておきましょう。

 

頭痛に効果的なこのようなストレッチもあります。

 

朝や昼のつわりでもお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。

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最後に

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夕方からのひどいつわりは無理をしないことが一番です。

なんとか頑張らなければ!という気持ちもわかりますが、ひどい期間だけでも家族に頼る等して休むよう心がけましょう。

吐き気の他に頭痛も生じている。

とくに水分があまりとれていない、高血圧の人は要注意です!

適切な処置を受ける必要があるかもしれないので、気になる症状があるならできるだけ早く受診するようにしてください。

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