妊婦にむくみはつきもの…といっても、だるいし、指輪も靴もキツキツになって困りものですね。
足のむくみがあると、立ち仕事はツライし、足を折って座るとジンジンしてくることもあります。
- だるさやむくみのいや~な感じを取るには?
- 出産後はすぐに元に戻る?
- むくみのあるときは水分は控えた方がいいの?
そんな、足の甲のむくみが気になるあなたのお悩みを解消していきましょう!
足のむくみと妊娠後期
靴がワンサイズ大きくなっちゃった…
妊娠10ヶ月、臨月の妊婦です。足のむくみがとてつもないのですが、これは産後、おさまるのでしょうか。
出産経験のあるかた、是非、教えてほしいです。引用:ヤフー知恵袋 ladurreさん
こうした足がむくむ悩みは、妊娠後期にとっても多くなります。
妊娠後期には体重が5~6㎏以上増えている場合が多いですし、ladurreさんも靴のサイズが24.5から25.0~25.5くらいになってしまったそうです。
わたくしkenkon_yuyuも、一人目のときに35週からむくみが出てワンサイズ大きい靴を履いていました。
体重は最終的に8㎏増でしたが、出産してまもなく母乳でどんどん水分が出て行き体のめぐりが良くなったようで、すんなりむくみは取れ、1ヶ月もするとむくみの時に履いていた靴がゆるく感じました。
周りのママ達をみても、母乳派はすんなり体重が落ちる人が多く、むくみや靴のサイズも自然に戻る人が多かったです。
急な体重増加や尿の減少などが伴うときは要注意
ただ、急激に体重が増えたり、おしっこの出が悪くなる場合には
腎臓の働きが悪くなっている
妊娠高血圧症が起きている
そんな場合があるので注意が必要です。
- 体重コントロール
- 塩分・水分の調整
- マッサージ、軽い運動などでリンパの流れを良くする
- さくらんぼやスイカ、きゅうりなど、利尿効果のある食品を食べる
こうした生活改善をしても進んでしまうときには、薬が処方されます。
腎臓に負担がかかり、胎盤剥離、早産などのリスクが高くなりますから、急な体重増加やむくみ、おしっこが出にくい、尿たんぱくや尿糖などに注意する必要があります。
むくみの原因をおさらい
むくみ(浮腫)とは、血管の中の水分が、血管の外の組織にしみ出して、たまってしまった状態をいいます。妊婦さんのむくみは特別なことでなく、約3割の妊婦さんに見られると言われています。
もともと、妊娠したお母さんの体では、赤ちゃんの成長・発育やお産の時の出血にそなえるために、体の水分量が増加します。この体の中の水分増加には、女性ホルモンなど、いくつかのホルモンが影響しています。これらのホルモンのひとつにエストロゲンというホルモンがありますが、エストロゲンには、血液中の水分を血管の外へしみ出しやすくさせる性質があります。このようなホルモンのはたらきによって、妊娠した女性ではむくみがおきやすくなるのです。さらに、妊娠後期の大きくなった子宮は下半身から心臓に帰っていく静脈の血液の巡りをさまたげるので、特に足にむくみがおこりやすくなります。
引用:日本妊娠高血圧学会(https://jsshp.umin.jp/i_9-qa_use.html#Q1)
むくみについてはこちらの記事でも詳しく説明しています。
”https://fun-mom.com/beauty/6969/″
立ってじっとしていると、下半身にたまった血液が戻りにくくなるんですね。
『ふくらはぎの筋肉をしっかり動かす⇒歩いたりスクワットのような足を使う動作』をすると、血液の循環がよくなり、むくみの予防・改善に役立ちます。
次に、具体的なむくみとりの方法をまとめておきます。
むくみを解消する方法
足を高くして足先を動かす
① 横になり片足を上げます。(苦しい場合は足が高くなるようにクッションにあげても良いでしょう)
② かかとを突き出し、足の指先を自分に引き寄せる様にします。ふくらはぎがキューッと伸びる感じです。
③ 足の甲をまっすぐに、足先を向こうへ向けます。今度はふくらはぎが縮む感じ。
④ 5回ほど繰り返したら、ゆっくり起き上がる。
⑤ 片膝を立て、足の内側のくるぶしから指4本分くらいのところをゆっくり指圧します。
ひざの後ろを伸ばしてめぐりをよくする
① イスの背を目の前に、40㎝くらい離れて肩幅に両足を開いて立ちます。
② ひざをゆるめずに、股関節から体を二つに折るように、上半身を前に倒します。
③ 不安定にならない様にイスの背につかまりながら、ヒップを突き出すようにポーズし、ひざの後ろを伸ばします。
体操は、お腹が張るなどの異常に気をつけ、様子を見ながら行ってくださいネ。
着圧ソックス・ストッキング
参考価格2足入り1200円+税
着圧ストッキングは、エコノミー症候群にも良いと言われていて、手術の時に弾性のあるストッキングを身につけます。
適度な圧力でむくみ防止、血流を滞らせないといった効果が期待できます。
妊婦さん用は、お腹周りの調節が出来る様になっているものもあります。
利尿効果の高い食品を摂る
【スイカ】
妊娠中のスイカについて。先日中国系シンガポール人女性から「スイカはお腹の張りに良い。私は毎日たくさん食べて一度もお腹が張らなかった。息子もスイカが大好き。中国人の間ではスイカは脚の吊り防止、
水分補給などにも良い食べ物だよ。」と教えてもらいました。引用:ヤフー知恵袋 muppypowerさん
体を冷やす、果糖が肥満につながる…など否定的な意見もあるのですが、利尿効果があるのは確かですから、夏場のむくみとりに試して見る価値がありそうです。
塩を振らずに、ほどほどの量でというところがポイントです。
他にさくらんぼ、きゅうり、バナナもカリウムが豊富ですが、体を冷やす性質がありますから、お腹を壊すほど食べちゃダメですね。
【小豆茶】
小豆には排泄をうながす効果があり、あずき茶むくみとりに効果的です。
洗ったあずきを煎って、携帯タンブラーやスープジャーに入れ、熱湯を注いで1時間以上放置して色が出たところを、お茶として飲みます。
市販のティーバッグやペットボトルもあります。
引用:Amazon あずき美人茶
水分は控える控えない?
『水分の控えすぎはむくみを招く』
むくみや頻尿を気にして飲み物を飲まなくなるのは、むしろ排泄が悪くなり、むくみが解消されなくなります。
排泄をスムーズにするには水分量1.5ℓ程度の水分を補給しましょう。
果物や汁物からも摂取出来ますから、白湯やお茶で1ℓ以上を目安にしてはどうでしょう。
あわせて塩分を控える、立ちっぱなしを避けて適度に横になって休息するという事をこころがけてみましょう。
ワンサイズ上を買うか悩む時には…
足の楽な靴の条件とは?
- 幅がゆったりして柔らかい素材(3E以上)
- かかとが低い
- 紐やベルト、ゴムで調節が出来る
出産後、むくみが取れてもしばらくは、抱っこすることも多く、足元はぺたんこなものかスニーカーが活躍します。
サイズ調節しやすい紐つきスニーカーや、かかとが踏める2WAYシューズならしばらく使えそうですね。
25.5㎝以上を見付けるコツ
通販サイトを利用する
引用:ニッセン MADISON DANCE サイズ 22.0~25.5㎝
引用:楽天市場 レディース靴の店 shop kilakila
画像のシューズは4L(26.0㎝)まで対応
”しまむら”には3L~がある
全国チェーンの”ファッションセンターしまむら”では、リーズナブルな3L、4Lのシューズを置いています。
むくみがつらい時にラクに履ける靴がみつかります。
おわりに
- 足のむくみは妊娠後期に出やすいので水を減らすよりも減塩に気をつけましょう
- 適度に横になる、むくみとり体操で水分が下半身に集まりすぎない努力をしましょう
- 足がパンパンではくものに困ったら大きめぺたんこシューズを使って見よう
足がむくんで甲が痛くなったり、靴が履けないなんて参ってしまいますね。
病院で利尿剤が処方された場合には、特に、白湯を中心にたっぷり飲んで、デトックス効果を引き出した方がむくみが良くなると言われています。
あともう少し!むくみ解消に解消にお役に立てたら嬉しいです♪
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