「つわり」のときに無性に「焼肉」が食べたくなってしまったことはありませんか。
でも、実際に食べた後に後悔してしまうこともよくあること。
なぜ、つわりのときに、焼肉が食べたくなるのでしょうか。
つわりの時期に焼肉が食べたくなるのは、お腹の子が男の子だから?!という噂も気になります。
これは事実なのか、都市伝説なのか…
先輩ママたちの体験談も参考にしながら、つわりと焼肉についての疑問を一気に解決してしまいましょう。
つわりと焼肉のフクザツな関係
焼肉が食べたい!これってつわり?
妊娠すると焼肉が無性に食べたくなるのは、不思議なことではありません。人によっては、それが甘いものだったり、揚げ物だったり、ラーメンだったりするのです。
つわりの原因は、実ははっきりとは解明されていません。しかし、以下のようなものがあるといわれています。
- ホルモンバランスの変化
- ストレス
- ビタミンB群の不足 など
妊娠による体内の変化に身体がついていけず、体にさまざまな症状がでてしまうのです。
程度の差も大きく、つわりが全くない場合もあります。また、つわりの種類もひとつではありません。
- 吐き気
- 食べつわり
- 眠気
- けだるさ
- 匂いに敏感になる など
なかには、特定のものだけ食べたくなる人もいます。焼肉もそのひとつ。
しかし、つわり期間中は、匂いに敏感になり、消化機能が低下します。そのため、胃のムカつきや消化不良がおこりやすい状態。
ほとんどのママは、強い匂い、肉汁、脂が特徴の焼肉は、敬遠しがちかもしれません。
体調によっては、匂いだけで具合が悪くなることもあります。スーパーの総菜コーナーや焼肉屋さんの前を通るだけでつらかったり、匂いがなくても、食べ物のCMを見ただけで吐き気がしたりということも。
一方で、反対に焼肉にハマってしまったという人も少なくないのです。
意外とハマる人も!?つわり中の焼肉
先輩ママにも妊娠初期に焼肉にハマったという人が多くみられました。
・丼類や焼肉は好んで食べていた。(その後胸焼けに悩まされたことも。)
・ジャンクフードや味の濃いもの、焼肉が食べたくてしょうがなかった。
・調子がいい日は焼肉を食べることが多かった。
つわりに悩む日々でありながら、身体がなぜか焼肉を受け付けたり、ガッツリした食事やジャンクフードを欲したりすることも珍しくありません。
でも、先ほど説明したように、つわりの時期は、消化が悪く胃もたれなどにつながりやすいもの。焼肉を食べられたとしても、結果として体調不良になり、後で後悔しているケースもあるようです。
つわり中でも上手に焼肉を楽しもう!
お肉は大事なエネルギー源。妊娠中でも食べられるのであれば、焼肉を食べましょう。
スタミナの付く食事でもある焼肉は、臨月に食べれば陣痛がきて出産につながると言われています。
とはいっても、妊娠中は特に体重管理や栄養バランスに注意したい時期。ポイントを抑えて食べることが重要です。
気をつけなければならないこと
いくらエネルギーが必要だとは言っても、焼肉ばかり食べていては高カロリー、高塩分な食事になりがち。
生肉を食べることで食中毒になってしまう危険性がある事も頭に入れておかなければなりません。
お肉を食べる時は良く焼いて、必ず野菜もたっぷり摂取しましょう。野菜を先にたべることで血糖値の上昇も抑えられます。満腹感もでるので、お肉の食べ過ぎを防ぐこともできます。
詳しくはこちら「妊娠初期の焼肉が危険と言われる3つの理由とは?」も参考にしてみてください。
「なるほど!」こんな意見も
つわり中に焼肉を楽しんだという人たちの声から、「なるほど!」という意見をまとめてみました。
・焼肉が食べたくて仕方がなかったが、週一で焼肉屋さんへ行ったら食費が大変なことに!
・母乳をあげるようになったら乳腺炎が心配なので、とにかく今行くしかないと思った。
・つわりも落ち着いてきたので、まだ不安はあったが待ち切れず行った。
食べたいという思いを抑えすぎては逆に不健康になってしまいます。自分の身体としっかり向き合って、食べたいものを摂取していけたらいいですね。
ただし、この中にもあるように身体だけでなく家計ともしっかり相談をしましょう。外食ばかりでは、食費もかさみます。
産後は何かと出費も増えるもの。できるだけお店で食べる回数を減らして、家で焼肉をするなど、家族にも協力してもらって上手に楽しみましょう。
焼き肉ばかり食べてしまうのは赤ちゃんが男の子だから?!
「焼き肉に限らず、つわりの時期に揚げ物やスナック菓子、味の濃いものばかり食べてしまうのは、赤ちゃんが男の子だから」
こんなうわさを聞いたことはありませんか?
はたして、それは本当なのでしょうか。
野菜派?肉派?で赤ちゃんの性別が・・・
- 野菜を好んだら「女の子」、肉類を好んだら「男の子」
- さっぱり系を好めば「女の子」、こってり系は「男の子」
というジンクスがあるようです。
妊娠をすると食べ物の好みが変わると言われています。その理由の一つが、赤ちゃんの性別によって引き起こされるというもの。
妊娠中に食べたくなったものが、生まれてきた子どもの好物だった、という話もあります。
もちろん医学的な根拠はありません。迷信であるわかっていても、そう言われるとなんとなく気になってしまいますよね。
先輩ママの声にはこんなものがありました。
- 塩辛いものが食べたくなり、お肉はNGだったけれど、生まれてきたのは男の子だった
- 妊娠中、無性に甘いものが食べたかった。子どもは今、甘いものが大好物。
- つわりの時期にトマトばかり食べていたけれど、子供はトマト嫌い!
当たっていたり、外れていたり、さまざまのようですね。
しかし、赤ちゃんの性別や嗜好に関するジンクスをみて、男の子かな、女の子かな、と考えてみるのも楽しいものです。
つわりの辛い時期も、気が紛れて乗り切れるかもしれません。
つわり中の焼肉は体調に合わせて
つわりの時期に、無性に焼肉が食べたくなるのは、不思議なことではありません。食べたいものを食べて、ストレスをためないことが妊娠中にはとても大切。
もちろん焼肉は、脂肪分が多く高カロリー。食べすぎは決して良くありません。
しかし、たんぱく質や鉄分などを多く含んでいます。体調に合わせ、適量を食べれば、必要な栄養素をしっかり摂取することができます。
まずは自分の身体としっかり向き合い、体調の変化に気をつけながら、焼肉を上手に食事に取り入れてみましょう。
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