つわりに「果物」がいいって?驚きの効果とおすすめフルーツとは?

マタママ
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つわりを経験する妊婦さんで果物を食べてつわりを乗り切った方は多いのではないでしょうか?

私の周辺の妊婦も果物を食べれなかった人はいませんでした。

 

妊婦さんが食べやすい果物ですが、

  • 実際、どんな効果があるの?
  • どんな果物を食べるといいの?
  • 食べすぎて体重が増えて問題にならない?

などの疑問をここで解決していきます。

 

妊婦さんの強い味方である果物!

果物のメリットを知り、おススメの果物でつわりを乗り切っていきましょう!

さっそく”果物の効果”から見ていきましょう!

 

「果物」の驚きの効果とは

1.必要な栄養がたっぷり

妊娠中にはさまざまな栄養が必要になりますが、果物には以下のような栄養素がたっぷり含まれています。

葉酸・ビタミン類・食物繊維・ミネラル(カリウム、マグネシウムなど)

 

葉酸

葉酸は、赤ちゃんの二分脊椎症の発症リスクを下げると共に、胎児の成長や貧血予防に必要な栄養素です。

ビタミン類

ビタミン類の中でも<ビタミンC・ビタミンB6>が代表されます。

<ビタミンC>免疫力を高めたり、鉄分の吸収を手伝う役割があります。

<ビタミンB6>はつわりの吐き気ムカムカを抑えてくれる働きがあります。

 

食物繊維

食物繊維には2種類ありますが、果物には”水溶性食物繊維”を含むものが多いです。

”水溶性食物繊維”は便を柔らかくし排出しやすくすると共に、善玉菌を増やすので腸内環境を整える役割があります。

 

ミネラル(カリウムなど)

ミネラル胎児の骨格大脳の発育に必要な栄養素です。

その中でも<カリウム>体内の老廃物や、水分の排出を促すミネラルであり、不足するとむくみや高血圧、腎臓機能の低下を引き起こします。

 

2.さっぱりしていて食べやすい

果物には酸味があるため、後味がさっぱりします。

水分も多く含まれている果物が多いため、爽快感もあり食べやすいでしょう。

 

 

3.簡単に食べられる

水でササッと洗って食べれたり、皮を剥いて食べれる果物がほとんどです。

包丁で向かなければならないのもありますが、調理して食べる必要がないので、お手軽ですよね。

手間がかからずに食べれるのは、つわりで辛い時に魅力的ではないでしょうか。

 

4.胎児の知能の発達を促す

カナダの大学の研究により、果物摂取量が多く摂ることにより、生後1年後の知能知数が高くなることが明らかにされました。

この結果がわかるまでは、魚を食べると知能があがるとだけ知らせていましたが、果物にも効果があったようです。

果物が胎児の知能を高める効果があると知れば上手に果物を摂取していきたいですね!

では次はおススメの果物を紹介していきます!

 

 

つわりに!10個のおススメ果物

【りんご】

りんごは水溶性食物繊維が多く含まれているため、消化を促進させてくれます。

さらに胃酸分泌のバランスを調整してくれるので、胸やけなどの症状に効果が期待できます。

つわりで吐いてしまった場合、りんごを食べた後に吐くと胃酸などの苦味がなくおいしさを感じれて、不快感がなかったです。

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【キウイ】

キウイは酸味があるためさっぱりと食べることができます。

ビタミンC、ビタミンEや食物繊維、カリウムも豊富に含まれており、栄養価が高いです。

葉酸が、グリーンキウイは30μg/1個、ゴールデンキウイは50μg/1個に含まれているので、葉酸の摂取にも最適です。

キウイにこんな栄養がたくさん↓

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【イチゴ】

さっと洗って手軽に食べれるのがいいところ。

みずみずしく、酸味と甘みの絶妙なバランスがいいですよね。

食べやすさに加え、ビタミンC、葉酸、食物繊維が豊富に含まれています。

葉酸は100g中90㎍と果物の中では二番目にたくさん含まれています。

 

【グレープフルーツ】

酸味がありすっきりと食べれるだけではなく、ビタミンC、クエン酸が豊富に含まれています。

免疫アップはもちろん、疲労回復にも効果的です。

グレープフルーツの香りはリラックス効果もあるので、気分も落ち着くでしょう。

私は力が入らず皮をむくのが大変だったので、だんなに皮をむいてもらった状態で、密閉容器に入れ冷蔵庫で保存していました。

冷蔵庫で冷やすことでもっとすっきりと食べることができます。

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グレープフルーツジュースを好む方もいるみたいです!

 

【みかん】

みかんは皮をむくだけで簡単に食べられ携帯もできるため、大変便利な果物です。

枕元に置いて小腹がすいたときに食べるのもおすすめです。

ビタミンCが豊富なため、鉄分の吸収を促してくれます。

 

【ライチ】

ライチは一口サイズなので食べやすく葉酸が100g中100μg含まれており果物の中では一番多いです。

ビタミンCや、カリウムも含まれており栄養価は高めです。

冷凍ライチで売っていることが多いですが、若干凍った状態で召し上がるとさっぱりします。

ライチの簡単な剥き方

 

【バナナ】

他の果物に比べて、ビタミンB6が豊富に含まれているので、吐き気や嘔吐を抑えてくれる働きがあります。

カリウム、マグネシウムのミネラルも多く含まれます。

皮をむいてすぐに食べれるし、腹持ちもいいので他の果物に比べ空腹感を感じづらいでしょう。

比較的どこにでも売っており購入もしやすいのでお勧めです。

 

【スイカ】

つわり中なかなか水分を摂取できないこともありますよね。

スイカは90%が水分なので、水分を補給するとともに、リウムが含まれているのでむくみ防止にもなるでしょう。

ムカムカしている時に食べると、みずみずしさが口の中をさっぱりさせてくれました。

 

【梨】

水分が含まれ、シャキシャキしている食感が良いです。

つわりで、時々食べると気分転換になり、体が潤うような感覚がありました。

食物繊維が豊富に含まれています。

りんごと一緒に皮をむいて容器に保存して食べていました。

https://twitter.com/NecoStar83/status/790512441608196097

甘味があるのでおいしくいただけます。

 

【スモモ】

スモモは酸味があるため、爽快感を与えてくれます。

葉酸を100g中37㎍と比較的多く含んでいるので、葉酸摂取にも効果的です。

これも洗って手軽で食べることができますね。

スモモは時期により出回ってないときもありますが、旬の時期に食べると体が元気になるのがわかります。

 

10個のおススメ果物を紹介してきましたが、食べやすいということだけでなく、栄養もしっかり含まれていることがわかったと思います。

では、どのくらい食べたらいいのか気になりませんか? さぁ、見ていきましょう!

 

果物を摂取するとき気を付けること

1.摂取量

果物は一般的に1日に200g摂取することが推奨されています。

  1. リンゴ 1個
  2. キウイ 2個
  3. イチゴ 15粒
  4. グレープフルーツ 半分
  5. みかん 2個
  6. ライチ 10粒
  7. バナナ 2本
  8. スイカ 2切れ
  9. 梨   1個
  10. スモモ 3つ~4つ(大きさによる)

 

体重制限のある妊婦さんはこの量を守っていく必要があります。

果物の過剰摂取で、血糖値が上昇し妊娠糖尿病を合併しやすくなるので、摂取量のコントロールは必要そうです。

つわりの時期はコントロールが難しい場合もあると思いますが、妊婦検診での検査結果を確認しながら、約3か月間のつわり時期を乗り越えれるといいですね!

 

2.体を冷やす果物の食べすぎに注意する

冷たいものはさっぱりしていて、つわり中でも食べやすいですが、常に冷え切ったものを食べるのは控えましょう。

スイカやメロン、パイナップルなど体を冷やしやすい果物の過剰摂取に気を付けましょう!

体が冷えることでつわり症状がひどくなることもあります。

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まとめ

果物には食べやすいことの他に、いいことがたくさんあることを知れたでしょうか?

つわり中、体が果物を欲求するということは、体も果物がいいことっていうのをわかっているんですね。

果物を上手に摂取していきながら、健康な赤ちゃんを育てていきましょう!