「つわりでだるい…」
吐くつわりは危機を感じてもらえるけれど、だるくて動けないつわりは怠けているのかと風当たりが強くなり、旦那さんと喧嘩になることもしばしばです。
だるくてたまらないつわりのメカニズム、だるい!なにもしたくないつわりの過ごし方、そして、夫への対応などまとめていきましょう。
だるくてたまらないつわりのメカニズム
ホルモンのバランスがカラダを変える
黄体ホルモンプロゲステロンがたくさん出ることと、子宮からは催眠物質が出ていることで、カラダを休めるように指令が出ているといわれています。
”妊娠は病気じゃない””なんて言う人もいますが、この、眠気やだるくてたまらない症状も、つわりの一種なのです。
ストレスとの関係
精神的にイライラしたり、うつ傾向になって何もする気が起きなくなる場合もあります。
こうした精神的な症状は、ストレスで強くなるケースが多いので、休めるときにはしっかり休んだほうが良いでしょう。
ストレスがつわりを重くする傾向がありますから、休息や気分転換を取り入れて乗り切りたいものです。
個人差があるものだから休めるときは休む
ほとんどの人は、妊娠初期のつわり時期に『だるい』『眠い』『何もしたくない』といった経験をしています。
からだが動かない時には、したい事が出来ないつらさがあります。
初めての妊娠では不安も多く、後から考えれば小さなことでも、クヨクヨしたりイライラすることも多い。
赤ちゃんを迎えて、元気に過ごしていくためにも、カラダを休めることに罪悪感を感じることはありません。
つわり乗り切る方法はこちらで紹介しています
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”だるい・何もしたくない”夫との関わり方
気持ちがイラだってくると、旦那さんにも優しく出来なくなってトラブルの原因に…。
お互いの言い分をまとめてみましょう。
妻の言い分
<抹茶大好きさん(26)第1子ママ>
妊娠して、うれしさ一杯だったけれど、つわりと何もしたくない、眠い、だるいで体が思うようにならなくて苦労しました。
入院まではいかなかったけれど、いつも、旦那にはぶち切れそうでした。
仕事がんばってくれてるのはわかるけれど、こっちだって、吐き気と戦い、ふらつきながら家事を必死にこなし、”もう動けない””って時もあるのをわかって欲しい。
自分の事くらい、自分でやって欲しいって思うから、”家でゴロゴロ出来ていいよな””みたいな態度にムカつく!
<パンナコッタさん(32)第2子ママ>
何もしたくない、気分が落ち込みがちになるのもつわりのせいだと知って救われる感じがしました。
第1子の妊娠の時は、自分のカラダの中でベビーを育てて、良いママになることにプレッシャーを感じていたんだと思います。
ママ失格って言われないようにしたい気持ちとは逆に、いままで経験した事のない具合の悪さですっかりやられて、自信をなくした時もありました。
旦那は、少しは気を使ってくれるけど、ツボがちょっとズレていたり、やり方が違っていてイライラしたりバトルになりました。
でも、二人目の妊娠では、「妊娠経過が予想できる」&「上の子の笑顔」のお陰で気持ちがラクになっていたかも。
夫の言い分
<がんちゃん(28)第1子パパ>
外で家族のためにがんばって帰ってきたら、ホッとさせて欲しいし、こっちもゆっくりしたい。
雑然とした部屋の中で、朝と同じルームウェアのまま、頭ぼさぼさノーメイクが3日連続したときには、「自由になりたい!」って思ったけれど、たまひよとか見せられて、ホントに具合悪くて大変ってことはわかったし、二人のベビーのためだからがんばりました。
でも、オレのことが後回しになることが増えて、ムッとすることもあった。
奥さんはお腹にベビーがいるし、怒鳴るわけにもいかないし、ストレスかけたくないから、ホントガマンの連続…。
悪いと思いながら、パチンコに行ったり、付き合いといって飲んで帰ることもありました。
<森のクマさん(34)第2子パパ>
1人目が順調だったし、つわりも軽かったから、のんきにしていたら妊娠初期で切迫流産になって、3歳の娘を抱えて1週間一人暮らしするハメになりました。
保育園の送り迎えにあわせて仕事をこなし、超ハードだったので、奥さんに任せきりにしないでちゃんと協力するべきものだと痛感しました。
退院後は、買い物はネットスーパーとか使い、家の中のことは出来るだけ奥さんがやり、保育園の送迎はわたしが続けました。
毎日を夢中で過ごしたので、衝突しても子どものために放り出すわけにもいかないし、自然と元に戻る感じでした。
山あり谷ありだけど、子どもがいると、ガマンすることも納得出来て、頑張れる様になったと思います。
二人の赤ちゃんという思い
出産という大イベントを境に、いままでと関係が変わったというご夫婦は多いですね。
奥さん:つわりで動けない⇒旦那:わがままを言えなストレス⇒折り合いをつける思いやりや会話が必要
風邪などの具合の悪さと違って、週単位のながさで乗り越えなければいけないので、お互いに持久戦だという事を理解して、『赤ちゃんを無事に迎えて家族になる』同じ目標達成にむかっていきたいですね。
おわりに
男性は妙にプライドがあるので…
- 「あなたのためで助かっている」といってからお願いする
- 検診に付き添ってもらい、休養が必要なことをいってもらう
- 二人で子育てする意識を大事にする
具合が悪いと言われても、正直どうしたら良いのかわからないという旦那さんも。
つわりのダラダラ時期は、気持ちの行き違いでつまらない喧嘩になることも多いです。
でも、これがパパとママになる試練だと思って、家族としてのチーム力を養っていきましょう!
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